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オタサーの姫だった妻と、ファンだった僕の友人の秘密4(オリジナル転載禁止)9/28


前回の話

「あぁっ、かずくん、熱いの出てる、好き、大好きっ」
 あやみは、幸せそうな顔で言うと、再びキスをしてきた。感情を込めて、濃厚なキスをしてくれる。僕の舌に絡みついてくる彼女の舌……本当に無我夢中でキスをしてくれているような感じだ。
 あやみとキスをしながらも、どうしても吾郎とあやみがキスをする姿を想像してしまう。真央ちゃんとは何度もキスをしていたが、吾郎とは一度もしていなかった。本当に、吾郎とはキスをしなかったのだろうか? 動画で見る限り、あやみは吾郎のことが好きだったと思う。
 それがセックスの快感で結びついた関係だとしても、あやみの吾郎に対する態度は、愛情を感じさせるものだった。こんな乱れた性活を送りながらも、僕のことが好きだったと言う。僕は全くそんな気持ちに気がついていなかったし、他の女性と交際していた。

「二人目、欲しいな……そろそろ、赤ちゃん作らない?」
 あやみは、はにかむように言う。この態度や仕草を見ていると、本当に愛されていると感じる。でも、セックス中のあやみは、どこか醒めている。物足りないと思っているのだと思う。もう、吾郎とセックスをしたいと思っていないのだろうか? 吾郎の巨根が、懐かしいと思っていないのだろうか? 色々な不安が交錯する。
 翌日、吾郎と会った。会話の内容が内容なだけに、吾郎の部屋に行った。まだ結婚していない彼は、学生の頃と同じアパートに住んでいる。昔はよく遊びに来た部屋だ。久しぶりに入った彼の部屋は、昔と変わっていないように感じた。でも、飾ってあるフィギュアなんかは、今どきのものが多い。
「どうだった? 見ない方が良かったんじゃないの?」
 吾郎は、心配そうな顔だ。僕は、あやみとは本当にキスをしなかったのかと聞いた。まさかの質問だったのか、吾郎は唖然としている。
「う、うん。してないよ。俺は凄くしたかったけど、あやみちゃん許してくれなかった。どうした? そんなこと聞いて」
 吾郎は、僕の質問の真意がわからず不思議そうな顔をしている。いまでも、あやみとエッチしたいって思っているのかと聞くと、
「そ、それは……うん。ゴメン。したいって思う。いまでも、あやみちゃんの動画見てオナニーしてる」
 吾郎は、申し訳なさそうだ。普通なら、動画や画像を消せと言うはずだ。僕には、その資格があると思う。でも、僕はまったく違うことを考えてしまっている。吾郎に、今度ウチで飯を食べようと誘った。
「え? 一樹の家? あやみちゃん、いるでしょ?」
 吾郎は、意味がわからないという顔だ。僕は、正直に伝えた。動画や画像を見て、異常なくらいに興奮してしまったことと、いまのあやみが吾郎とセックスをする姿を見たいと言うことを……。

「本気で言ってる? そんなの、ダメでしょ。あやみちゃんが、乗ってくるとは思えないし……」
 吾郎は、そんな風に言いながらも、迷っているような表情だ。したくないの? と聞くと、即座に、
「したいよ、メチャクチャしたい」
 と、素直に答える。成り行きで、もしもそんな感じになったら、してくれてかまわないと伝えた。
「う、うん。でも、そんな風にはならないと思う。あやみちゃん、真面目な子だから」
 吾郎は、戸惑いながらもそんなことを言う。実際、あやみは真面目なタイプだと思う。でも、あんなセックスを繰り返していた彼女が、いまの僕とのセックスで満足出来ているとは思えない……。

 そして、週末に家で食事をする約束をして彼と別れた。帰宅すると、あやみに伝えた。
「え? 吾郎くん? どうしたの、珍しい」
 あやみは、キョトンとした顔だ。別に、楽しみにしている感じも気まずい感じもない。久しぶりに3人で集まりたかったと伝えると、
「懐かしいね。本当に久しぶり。楽しみだね」
 あやみは、何の屈託もない笑みを見せた。女性の怖さを知った気がした……。
 そして、息子と楽しく遊びながら時間が経過していき、夕食を食べ始めた。無邪気に楽しそうな息子を見ていると、心の底から幸せを感じる。ただ、あやみの過去を知ってしまった今、胸に棘が刺さったような気持ちもある。
 就寝時間になると、あやみが抱きついてきた。そして、そのまま激しく舌を絡めるキスをしてくる。こんな風に、あやみから積極的に誘ってくることは珍しい。僕も、夢中で舌を絡めながら彼女を抱きしめる。女性の身体は、どうしてこんなに柔らかくて気持ちいいんだろう? そんなことを思いながらキスを続け、彼女のパジャマを脱がせていく。
「かずくん、大好き」
 あやみは、はにかみながら言う。本当に愛されていると感じて、嬉しい気持ちになる。でも、どうしてもあの動画や画像が気になってしまう。小ぶりな胸を揉み、乳首を舐めると、
「うぅ、んっ、フゥ……かずくん、気持ちいいよ」
 と、控えめな声であえぎ始める。そんな姿も、吾郎としているときの姿と比較してしまう。動画の中のあやみは、アダルトビデオの女優かと思うくらいにあえいでいた。卑猥な言葉も沢山口にしていた。
 すぐにカチカチになってきた乳首……舌で舐め回し、軽く噛んだりもする。あやみのあえぎ声は大きくなっていき、表情もとろけてきている。あやみのそんな顔を見ているだけで、たまらなく興奮してしまう。
 こんなにも可愛らしい女性が、いつも一緒にいてくれる。それだけでも幸せなのに、もの凄く愛されている事まで感じる。最高の人生だと思う。でも、どうしても吾郎とあやみのセックスを見てみたいと思ってしまう。
 動画は、過去の話だ。若気の至りもあると思う。いまのあやみが、吾郎とどんなセックスをするのか……気になって仕方ない。そして、それを想像するだけで、異常なほどの興奮を家事てしまう。

「固くなってる……興奮してる? 私の裸、飽きてない?」
 あやみは、パジャマのズボン越しに僕のいきり立ったものを握ってくる。柔らかくて小さな手が触れるだけで、本当に気持ちいい。一気に射精感が湧き上がってしまうくらいだ。
 気持ちいいと答えると、あやみは嬉しそうに僕のパジャマを脱がせてきた。あっという間に全裸にされ、僕もあやみを全裸にした。長い脚……控えめなヘア、本当に美しい裸体だ。でも、この身体を吾郎や他の男達も自由にしていたと思うと、激しく嫉妬してしまう。
 コスプレをしながらの卑猥な撮影は、サークルの全員としていたという。快感を求めるセックスではなく、コスプレの一環としてのセックス……それも意味がわからない話だが、大勢の男とセックスしていたことには変わりない。
 あやみがそんなことをする女性だとは、全く思っていなかった。ショックも強いし、まだ信じたくない気持ちも大きい。嫉妬と興奮が高まり、あやみの下腹部を舐め始めた。
「ダ、ダメっ、恥ずかしいよ!」
 慌てて僕の身体を押しのけようとする彼女。でも、興奮していた僕は、彼女の膣口を舐め始めた。驚くほど濡れていて、太ももの方まで少し濡れている。
「ダメぇ、かずくん、見ないで」
 あやみは、自分が濡れすぎなほど濡れていることを自覚している。僕は、ドキドキしながら彼女のクリトリスを舐め始めた。乳首と同じで、すでにカチカチだ。舌が触れると、
「ああっ、かずくん、ダメぇ」
 と、大きめの声が漏れる。恥ずかしがっているわりには、脚を拡げたままだ。微妙に、腰も浮かせているように感じる。夢中でクリトリスを舐め続けると、あやみのあえぎ声は驚くほど大きくなる。普段、僕が挿入して腰を動かしているときよりも、よほど声が出ている。

 真央ちゃんに舐められて、すごく気持ちよさそうにあえいでいた。あんなレズプレイまで経験していたなんて、やっぱりとても信じられない。吾郎の精液を奪い合うようなキス……あんなキスも強烈すぎた。でも、不思議なほど吾郎に対しての怒りはない。嫉妬心は強烈だが、怒りはない。
「ダメぇ、イ、イッちゃう。かずくん、イキそうっ」
 あやみは、驚くほどあっけなく果てそうになっている。僕は、さらに激しく舌を使う。すると、あやみは腰を完全に浮かせた状態で、ブルブルッと身体を震わせた。こんなリアクションは、初めてだ。あやみが、本当にオルガズムに達した? いままで、一度もあやみをイカせたことがなかった事を自覚した。

「かずくん、気持ち良かった……代わるね。気持ち良くなって」
 あやみは、はにかみながら言う。そして、僕の乳首を舐め始めた。あやみの小ぶりな舌が、カチカチに勃起した乳首を舐めてくれる。あまりにも気持ち良くて声が漏れてしまう。
「フフ、気持ちよさそうな声。もっと気持ち良くなって。かずくん、愛してる」
 あやみは、嬉しそうに責め続けてくれる。軽く噛んだり、舌でつつくようにしながら舐め、いきり立った股間までしごいてくる。いつもしてくれるよりも、快感が強い。明らかに、今日のあやみは積極的で上手だ。
「フフ、こんなになってる。気持ちいい?」
 あやみは、溢れ出た先走り汁を亀頭に塗り広げてくる。そして、そのまましごいてくれる。ローション代わりになって、一気に快感が増す。もう、射精を堪えるのに必死な状態だ。あやみは、フェラチオを始めてくれた。でも、とてもぎこちない。歯が当たってしまうし、気持ちいいポイントを外した舌使いだ。

 今までは、それに違和感を感じなかった。男性経験が少ないんだなと、嬉しい気持ちにすらなっていた。でも、動画を見てしまった今、これが演技だと知ってしまった。それなのに、興奮と快感は倍増していく。もう、自分でも嫉妬なのか焦燥感なのかわからないが、感情が乱れに乱れてしまっている。
「かずくん、来て……赤ちゃん、作ろ……」
 あやみは、本当に恥ずかしそうだ。でも、興奮しているような感じもある。僕は、そのまま彼女の中に入っていく。濡れすぎな膣口を掻き分け、僕のごくごく標準なペニスが入っていく。
 絡みつく生膣の感触に、うめき声が出てしまう。同時に、入れただけでもう限界だ。ゴメンと謝りながら、もう出そうだと伝えると、
「出して。中に出して。かずくん、愛してる。妊娠させて」

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