カテゴリー別アーカイブ: ・不感症の妻と、ワイルドな友人

不感症の妻と、ワイルドな友人4(オリジナル転載不可)12/6

前回の話

 凜々花は、不感症だったのがウソのように、感じるようになった。Lサイズのディルドを使わなくても、感じるようになってくれた。単に、性感が未開発だっただけ……そういう事だったようだ。結局、僕が下手なだけだったと言うことだと思う。
 そして、セックスが充実することで、凜々花の僕への態度も変わった。元々夫婦仲は良好だったが、より以上にイチャイチャしてべったりな感じになった。アイドルのようなルックスの彼女に、こんなにもイチャイチャされると、本当に幸せな気持ちになる。これも、大介のおかげだ……。

「どうしたの? ボーッとしてるよ?」
 凜々花に声をかけられて、慌ててそんなことはないと伝えた。実際は、あの時のことを思い出していた。大介に、あっさりと指でイカされた凜々花の姿……脳裏に焼き付いてしまったようで、頻繁に思い出してしまっている。
「疲れちゃった? ちょっと休もっか」
 凜々花は、そう言って通路沿いのベンチに腰を下ろした。今日は、浦安のテーマパークに来ている。可愛い物好きの凜々花は、このテーマパークのことが大好きだ。新エリアも多少は落ち着いてきたこともあり、早起きをして電車に揺られてやってきた。
 落ち着いてきたとは言っても、土曜日なのでそもそも人が多い。それでも、プレミアアクセスなんかを利用して、目的のアトラクションは全て乗ることが出来た。ただ、乗り放題のパスポートの他に、優先乗車をするために何千円もかかるのはなかなか恐ろしいなと感じてしまう。それでも、凜々花の無邪気な笑顔を見ていると、来て良かったなと思える。

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不感症の妻と、ワイルドな友人3(オリジナル転載不可)11/21

前回の話

凜々花は、キスをしながらもディルドをチラチラと見ている。まだパッケージにくるまれたままのディルドを、興味津々の目で見てしまっている。そんな彼女を見て、僕はさっそく使ってみようと言ってみた。
「うん、ちょっと怖いけど……」
凜々花は、そんなことを言いながらもやっぱりディルドを見つめてしまっている。僕は、パッケージのシュリンクを破り、ディルドを剥き出しにする。こうやって握ると、ちょっと大きすぎる気がしてしまう。
最初に買ったのは、Mサイズだった。一番標準的なサイズで、日本人はこれくらいだと書いてあった。でも、あきらかに僕のよりは大きかった。今回買ったLサイズは、かなり大きくなってしまった。ワンサイズ大きくしただけなのに、あきらかに一回り以上太く長くなってしまっている。
お店では、これ以上に大きな物もゴロゴロあった。そんな比較の対象があったので、そこまで大きいとは思わなかった。でも、こうやって実際に握りながら観察すると、入るのかな? と、思ってしまうくらいの大きさに見えてしまう。

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不感症の妻と、ワイルドな友人2(オリジナル転載不可)11/9

前回の話

 凜々花は、オルガズムに達したあと、恥ずかしくなったのか顔を横に向けている。可愛らしいブラジャーを付けたまま、恥ずかしそうに横を向いているが、まだその膣には大介の指が入ったままだ。
「ほら、代わって」
 指を引き抜きながら、僕に指示をしてくる彼。指を引き抜いた瞬間も、凜々花は気持ち良さそうにうめいた。戸惑う僕の手首あたりを掴み、凜々花の膣に近づける彼。僕は、言われるままに指を二本膣に挿入した。
「こんな感じ。指、こうして」
 彼は、指の形を指示してくる。鈎状にするというか、指を曲げるような形だ。そして、手首を握ったまま位置を調整する。目一杯奥ではなく、少し手前くらいだ。

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不感症の妻と、ワイルドな友人(オリジナル転載不可)10/12

「え? 急になに言ってんの? 凜々花ちゃんと、エッチして欲しい? イヤだよ、そんなの」
 友人の大介が、目を丸くしながら言う。無理もない話だ。突然、結婚してまだ3ヶ月の嫁を抱いてくれと言われたら、誰でもこんなリアクションをすると思う。
「でも、なんでそんなこと言うんだ? なんか、理由があるんだろ? お前が後先考えずに、そんな馬鹿げたこと言うはずないからな」
 大介は、真剣な顔で言う。心配しているような雰囲気だ。昔から、彼はこんな男だった。竹を割ったような性格で、人を裏切ることのないタイプだ。筋肉質で男らしいルックスの彼は、昔からモテる。それは、男性相手にもそうだ。ゲイの人にも言い寄られることが多いとこぼしていた。そんな彼だからこそ、こんな異常なお願いをする事が出来た……。

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