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円形脱毛になった俺と、妻と元カレ1


結構鬱な話ですが、良ければ読んであげて下さい。

その年、俺の勤める会社が消滅しました。

倒産する寸前は休み無く働きましたが、もがき苦しむだけでした。

気付くと円形脱毛症にもなっていました。

段々と範囲が拡大し、やがて地肌を黒く塗るだけでは隠せなくなりました。

人と会うと、痩せた? 疲れてる?

気心の知れた奴には、年取ったねと言われる事もすっかり慣れました。

なかなか再就職は難しいと予想してましたが、SNS経由で救いの手を差し伸べてくれる方が居て、幸運にも再就職先は決まりました。

プライベートは夫婦生活をより盤石にと、子作りに力を入れたのですが、なかなか妊娠に結びつかなかったので、2人で検査を受けてみることに。。。

妻には問題なく一安心、ところが俺の精子の動きが悪く、数も少ないと診断されました。

精神的にも鬱傾向だったので、色々心配した妻は10日程、慰労旅行を提案してくれ、海外のビーチへ英気を養いに行きました。

妻の果帆も20代最後の年ということで、今年は日焼けしようと、昼間から水着で一緒に海へ、プールへ、買い物へと遊びまくりました。

底抜けに明るい果帆と自然の中でかなり癒されていました。

時差ぼけも緩んできた3日目の夜でした。

バスタブの中でシャワーを浴びている果帆

ビキニラインの日焼けコントラストがかなりくっきりしてきて、エロく見えそそられたので、俺も急いで裸になり後ろから襲いかかりました。

果帆も待っていたようで胸を揉んだだけですぐに火がつき、一気に雌の声になります。

日中は隣に居る俺でも気になる程、国籍問わず果帆のビキニ姿へのいやらしい視線を感じ、独占欲が煽られていたので、早速ぶちこもうと尻頬に股間を押し付けると、全く反応なくぶらさがったままの愚息が揺れるだけ

「あ、時差ボケかなw」

と察しの良い果帆はしゃがみ込み咥えてくれるが、ほんの少し硬度が上がるだけで直ぐシワシワになってしまう。

「出たらベッドでHな話してあげるね」

と、頼もしい言葉と共にベッドでリベンジを期しましたが、興奮はするもののすぐ萎えてしまう愚息。

自分のモノとは思えない程、全くコントロール出来ませんでした。

結局、旅行中Hだけは失敗続きで、一瞬少しだけ硬くなるんですけど、どんな話をされながらでもダメでした。

毎回果帆は沢山のキスを浴びせてくれ

「浮気出来ないだろうから、このままでもイイけどw早く治るといいね」

と言って毎晩寝る前には円形脱毛症のサークルにもキスをしてくれ、自分の異常は感じて居たので、果帆のお姉さん的な優しさに甘えることにしたのですが

最終日の夜も10分くらい濃厚なフェラをして貰いながら、即シワシワになった愚息を残念そうに見つめる果帆

「果帆の水着姿、結構いやらしかったね」

「ふふ、そーお?でも日本じゃ着れなーい」

「かなり色んな男に見られてるの知ってるっしょ?」

「うん、知ってる~w」

「日本人でさ、ハネムーンで来たっぽい男もずっと見てたよ」

「あ、わかるかも、男ってしょうがないね」

「果帆、あれ誘惑して来いよ」

「はぁなに言ってるの~?」

「昼間ちょっと、そういう想像してたら勃ちそうだったのにな・・・」

申し訳なく、舌と指で満足して貰おうと必死で奉仕しました。

果帆も性欲が溜まっていたのか、腰を押し付けて来たり、身をよじらせたり、乱れたいんだろうけど、手に握られた俺の愚息がふにゃふにゃなままで、それに気を使っているのか、イクまでにいつもより時間が掛かりました。

帰国後、再度円形脱毛症の治療へ行きました。

インポは薬に頼らず治したかったのでそっちの先生へは相談しませんでした。

この時に早く薬で解決し、自信だけでも回復しておけば良かったのかもしれません、、、

ある晩の夕食中、携帯を見せてくる果帆。

某SNSの画面です。

旅行中会話の中で俺の再就職に役立ったので、果帆も「始めてみよっかな~」とは言っていましたが、旧姓での登録で、しかもページトップに俺が撮影した水着姿の写真を使っているので笑ってしまった。

そのSNS上で元彼に見つかったと報告してきました。

そして友達リクエストに応えても良いか、律儀に相談してきました。

昔の話になりますが、

俺が果帆と付き合い出す時に、果帆はまだその彼と付き合っていて、俺にも彼女が居て、お互いにダブっている非公認な曖昧期間が有ったのですが、当時果帆には相談も受けていたので、彼の事を本気で愛していたのも知っていただけど、遠距離になったタイミング、生まれた心の隙間、彼の複雑な家庭環境などもあり、結婚前提の付き合う対象としては俺を選んだような節も有った。

その時、直感的に、接点持たせちゃまずいという思いがよぎりましたが、そういう自信の揺らぎも、今の精神的に弱ってる自分がそうさせて居ると思って、なんとなく容認してしまいました。

果帆は学生の頃、数ヶ月間海外へ語学留学していて、そこで彼と出会っていました。

早速同じ留学メンバーで集まる話も出ているようで、抑止することなくトントン拍子で話は進んでしまいました。

果帆がその留学飲み会から帰宅しました。

非常にテンションが高く、聞いて聞いて、、なノリで話し出します。

まず、元彼の住所が我が家と目と鼻の先のタワーマンションであること。

仕事も軌道に乗り、今は会社経営をしているとのことでしたが、果帆はまるで自分の成功のように嬉しそうに語るので、傷心時分の俺は「果帆~楽しそうに話しすぎ~KY、KY」と当時流行っていた言葉を使って応戦したり、

飲み会の後も、同じ方向という事で2人でタクシー相乗りしてきたようでしたので、仲間にいっぱい冷やかされたようでした。

その状況下では当たり前ですね、俺も少し嫉妬というかへそを曲げそうでした。

果帆も後ろめたさが多少あるのか?椅子に座る俺に引っ付いて話すので、その分、悪い気はしないというか落ち着いて聞けました。

想定外の事を聞き、面白くなってきたと思う半面、健常時なら外で遊んで上気した顔の果帆が俺の太ももに座り、フルーティな香りのグロスが光る唇を間近で見つめているだけで、果帆の太もも裏をノックするくらい勃起するのに、反応しない自分と愚息に苛立ちました。

言葉をもっと引き出して、興奮を高めて行く、いつものスタイルも忘れ、、、焦ってしまうと、更に勃起を遠のかせるのですが、果帆にフェラをお願いし、また奮闘して貰うも硬くならないのでなかなか逝かず、時間が掛かって悪いなぁとか気を使ってしまい、また射精感が遠のく、、、

という悪循環にハマってしまうのでした。

果帆は気丈で寛容でした。

ダメ続きの俺を笑顔で励ましてくれ、キスを浴びせてくれている時に

「なぁ果帆、今度元彼、うちに招待しなよ」

「え!?何言ってんの!?」

「いいじゃん、一度飲みたい」

「何考えてんの~w」

「ね?いいじゃん、それとも、彼、人見知りするタイプ?」

「え~、、じゃないけど、、」

「じゃあいいじゃんw、俺と同い年だろ?結構話とか合うかもw」

「ん~でも微妙かも、だって○○と付き合うって言って別れたし」

「元彼まだ結婚してないの?」

「うん、まだみたい」

「そっか、ま、とりあえずさ、誘ってみなよ、来るか来ないか自由だし」

・・・そんな感じで、果帆も嫌がってましたが、今後留学仲間での飲み会とか一切公認しないぞと言うと言う事を聞いてくれました。

家に招待して、過去を根掘り葉掘り聞いてみたいっていう思いが1番大きかったです。

そんな話も忘れかけた頃、花見を兼ねて果帆の留学仲間3人がうちにやってくることになりました。

テラスから桜の木の上部が何本か見えるんで、果帆はそれを餌に誘ったみたいでした。

そこで果帆に元彼を紹介されました。

「・・・でこちらが慎ちゃん」

慎ちゃんは背格好は俺と同じくらい、黒髪短髪で日焼けしてる。

服装とかも俺の持ち物かと思う程、似ている。

俺は精一杯の愛嬌で歓迎の意を表したつもりでしたが、やはり顔が少し引きつりそうになりました。

そんな俺をよそに、果帆と慎ちゃんの掛け合いが始まっていました。

「紹介が雑、雑w」

「はぁ~やっぱりなんか照れるぅ~、、、慎二くんです」

と少し照れた果帆が首を傾けながら、俺の目を見て紹介し直す。

・・・宴会後、テラスで煙草を吸う慎ちゃんを追って、やっと2人だけで話すことが出来ました。

他愛ない話をする中で、わだかまりに似た固形物も溶け、心が共鳴するものを感じました。

もしかしたら慎ちゃんも同じものを感じていたのか、俺たちはすっかり打ち解けました。

その後、慎ちゃんは酔い潰れて寝てしまったのですが、酔うと直ぐに寝てしまうところも自分と似ていると思い少し笑えました。

寝ている間に、家の遠い他の2人は帰りまして、俺と果帆は後片付けもすっかり終わってしまったこともあり、熟睡する慎ちゃんの目覚めを待ち構えていました、が一向に起きません。

ちょっとした悪戯を提案すると、果帆は残っていた生わさびのチューブを絞り、上を向いて口を開けて寝ている慎ちゃんの口内へ、、、

「ぷわっっ!!」

と飛び起きるので俺と果帆は爆笑

慎ちゃんは事態を把握すると

「何? この夫婦、、たまらん」

笑いの渦中、慎ちゃんの手土産の地酒を3人で飲みなおすことになりました。

印象に残っている会話を紹介します。

慎ちゃん

「果帆が俺んちに荷物取りに来たのって、知ってるの?」

どうやら慎ちゃんと別れた後、自分の荷物を取りに行ったらしい。

俺は聞いていない話

果帆、明らかに目を泳がせながら

「あーーあーあー」手をバタバタさせながら慌てる。

慎ちゃん

「あん時、、」と言いかけた時に果帆の手が慎ちゃんの口を抑えつけるが、俺は慎ちゃんの言葉を促す。

慎ちゃんは果帆を見つめ話し出す。

「あん時、こいつなんか頑なと言うか、明らかに言葉足りなくて、それに俺も業を煮やして、、抱きついたんだよね」

「でもこいつ無抵抗で、、好きにしていいよって言ったんだよね」

俺は、ま、さ、か、、、と

久しぶりに血の気が引く思いをしました。

果帆は俯いたままです。

「好きにしていいよ、、そしたら慎ちゃんのこと嫌いになれるからって言いやがって」

「それ言われたら、、、って感じでもう何も出来んかったな」

その後も話を続ける慎ちゃんの太ももに手を当てながら、その横顔を見て話を聞く果帆。

珍しく真顔なのが妬けるし、相変わらずボディタッチが多い。

屈むと胸の谷間が見えるか見えないか絶妙の空き具合のVネックニットで胸先を押し当てたりしていないか観察していた。

何度か触れたんじゃないか?と思うくらい接近する瞬間も有った。

外国で出会った当時の2人の話

付き合うきっかけになったエピソードを聞いた後

思い切って、変わったところでHしたりした?とデリカシーの欠片も無い質問をしてみた。

「えっ、変わったところ、、、」

見つめ合う2人、見つめ合いながら時間が止まり、2人だけが知る思い出を反芻しているようだ。

アイコンタクトのやりとり後、慎ちゃんが果帆を見つめながら口を開く

「駅で、、、」

「駅、、あっ、、、あれは、慎ちゃんが悪い!」

無人駅のホームにあるベンチで対面座位のように座っていて、ちょっと挿れてみようか、と言って挿れられたらしい。

果帆はひたすら私は嫌だったと自己弁護するが、俺は心の中で、昔から彼の足の上に座るの好きだったのねwと笑っていた。

股間は少しムズムズしてきた。

推測するに、2人の海外でのHな出来事は付き合いたてという事で、他にも沢山有ると思ったので、後ほど聞かせて貰うことにした。

さすがに慎ちゃんには初対面なのに自分の興味に任せてインタビューし過ぎたので、後は小出しに果帆に聞いたりしようと思っていた。

「しかし久しぶりに会った元カノが綺麗になってると嬉しいわ、俺ちゃんも優しそうだし」

俺は果帆を見ながら、優しいよな?、浮気も許したし、、とボソッと言うと

「は!?果帆、お前浮気したの!?」

ここから2対1の構図で果帆が責められ始める。

が、いつの間にか、俺が責められる構図になってたりw

その後、果帆がトイレに立って慎ちゃんと2人になった時に、慎ちゃんが果帆のご両親にも反対されて結婚出来なかった事を言ってきた。

既に果帆にも聞いていた内容と同じだった。

「で、2人はどこで出会ったの?」

と慎ちゃんの質問に、共通の女の友人が居て出会ったこと、俺が果帆宅のPCを修理する事になってその友人と自宅へ行ったこと、

その後引っ越しなども手伝ったこと、当時の慎ちゃんとの話なども聞いていたこと

「そっか、、ちょうど俺が地方へ行った時期だ、、」

そこで果帆が戻ってきておひらき。

徒歩で帰れる距離なので、果帆に送って行かせようとしたが、往路は良いが復路で果帆が1人になって危ないと慎ちゃんが気遣ってくれた。

ナイスガイだ。

何故かがっちり握手する俺たちw

その日はイケる気がした。

あ、sexの話ですw

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