平凡な日々にどこか物足りなさを感じていたアキラは、愛する妻カナとの生活に刺激を求め始める。しかし、自ら変化を起こす勇気もなく、親友のユウジにその悩みを打ち明ける。ユウジの提案を受け、アキラは一計を案じる。それは、ユウジが働くマッサージ店を訪れ、カナに特別な「体験」をさせるというものだった。
何も知らないカナは、リラックスできるマッサージを受けるつもりで店を訪れる。
施術室でカーテン越しにいる隣のアキラと共に、ユウジとその同僚・真田による施術が始まる。
施術が始まり、最初は普通のマッサージだと思い込んでいたカナ。しかし、次第にその手つきや動きが妙に気になるようになる。心地よさと違和感の狭間で戸惑う中、施術は少しずつ際どい内容へとエスカレートしていく。太ももに触れる手が思いがけないところに近づき、微妙な間隔を保ちながらも恥ずかしさを煽るような動きが増えていく。
カーテン越しにはアキラが控えており、「この状況を知られてしまうのではないか」という焦りがカナを更に混乱させる。声を上げることも、異議を唱えることもできず、ただその恥ずかしい施術に身を委ねるしかない。やがて、カナは自分でも抑えられない羞恥と快楽の中に飲み込まれていく――。
