あすかは、あえぎっぱなしになっている。スカートの中をまさぐられていても、脚を閉じようとしない。逆に、もうほとんど開脚状態になってしまっている。
「ダメって言っても、足がどんどん開いちゃってる」
樋口が言う。イケメンとはほど遠い彼。どうして、こんなにもあっさりとあすかをホテルに連れ込めたのだろう? この目で見ても、まだ信じられない。
『だ、だって、開いちゃう……力はいらない……』
あすかはモジモジと言いながら脚を閉じようとした。でも、樋口にグイッと拡げられ、また開脚状態になる。
「シミになっちゃうから、脱がせるよ」
樋口がそう言いながらスカートの中に両手を突っ込むが、あすかはまるで無抵抗だ。それどころか、腰を浮かせて脱がせやすくしている。あっけなく脱がされたショーツ。樋口は、それを拡げながら、
「こんなになってる。濡れやすいんだね」
と言う。確かに、画面越しでも大きなシミが出来ているのがわかる。
『……恥ずかしい』
あすかは、本当に顔が真っ赤になっている。こんな事を言われているのに、嫌がっている感じはない。
「見せて」
そう言って、樋口はスカートをまくり上げた。あらわになるあすかの秘部。薄いヘアに膣口までハッキリ見えてしまっている。隠し撮りしているカメラは、解像度はかなり高そうだ。
こんな風に、画面越しにあすかの秘部を見ることになるなんて、罪悪感を感じてしまう。でも、僕はガチガチに固くなったペニスをずっとまさぐり続けている。
『恥ずかしいです……』
あすかは、消えそうな小さな声で言う。でも、恥ずかしがってる割に、脚を閉じようともしない。樋口は、濡れて光るあすかの膣周りを触り始めた。
『うぅあぁ、ダメぇ』
と、あすかの口から切なげな声が漏れる。もう、樋口のことを受け入れようとしているのが伝わってくる。僕は、自分の妻が他の男の受け入れようとしている姿を見ているのに、信じられないくらいの興奮を感じてしまっている。偶然見つけた素人モノAVに映っていたあすか……。でも、ただペニスを握っただけだった。だまし討ちのような感じだった。
それなのに、僕はそれ以上を見たいと思ってしまった。もう、後戻り出来ないし、今さら後悔したところで動画はすでに撮り終えた後だ……。
「クリトリス、大きいんだね。感度も良さそうだ」
樋口は、そんな事を言いながらあすかのクリトリスあたりを触り続ける。こんな事を言われているのに、あすかは嫌がる素振りを見せない。クリトリスが大きいと言われて喜ぶ女性なんて、まずいないはずだ。
『……気持ち良い。すごく敏感なんです……。でも、恥ずかしくて触ってもらうの苦手なんです……』
あすかは、モジモジと恥ずかしそうに言う。僕は、あすかが普段恥ずかしがりなことはわかっていた。クリトリスも、ほとんど触ったことがない。あすかが恥ずかしがってあまり触らせてくれないからだ。
でも、実は触られるのを望んでいたとは、まるで気がつかなかった。そう言う気持ちのすれ違いが、お互いの心の中に澱のように溜まっていくのかな? と感じる。
僕は、最近まで自分の性癖に気がついていなかった。まさか、自分が寝取られ性癖だなんて夢にも思っていなかった。今、妻のあすかが他の男にクリトリスを愛撫されている姿を見て、僕は今までの人生で一番の興奮を感じている。
「ほら、クリの皮むくよ」
両手であすかの膣口を触りながら言う彼。
『ダ、ダメッ、剥いちゃダメッ! うぅあぁっ、あっ、び、敏感すぎるから、うぅっ、直接触っちゃダメぇ』
あすかは、泣きそうな顔で言う。でも、樋口はそのままあすかの剥き出しになったクリトリスをを触り続ける。考えてみれば、こんな風に包皮を剥いたことはない。あすかは、剥き出しになったクリトリスをまさぐられ、本当に気持ちよさそうにあえぐ。たまに、身体が勝手にビクンと動くようだ。
『も、もうダメ、ダメです、うぅっ、イキそうなの……』
あすかは、あっけなくイキそうになってしまっている。こんな風に、初めての相手とのセックスでここまで感じてしまうものなんだろうか?
「良いよ、イッてごらん。せっかくだから、気持ちよくなってくれないとつまんないよ」
樋口は、そんな風に言いながらさわり続ける。やっぱり、触り方が抜群に上手いと思う。単調な動きではなく、リズムを変えながらさわり続けている。焦らしたり、強く触ったりを予測のつかないリズムで続けている。
『イ、イヤ、恥ずかしい……もう、欲しいです……入れて欲しいです』
あすかは、そんなおねだりまで始めてしまった。挿入して欲しい……。あすかが、他の男にそんなおねだりをする……。僕は、興奮しすぎてズボンとパンツを下ろして直接ペニスをしごき始めた。信じられないくらいの快感が、背中を一気に駆け抜ける。
樋口は、いきなり指を挿入した。人差し指と中指を束ねるようにしてグイッとねじ込んでしまった。
『うぅうあぁっ! ダメぇ、イクぅっ!』
あすかは、いきなりの刺激に叫ぶようにあえぐ。樋口は、そのまま指を根元まで入れると、動きを止める。あすかは、膣に指を入れられたままの状態で固まったように動かない。
「指、千切れそう」
樋口が、おどけたように言う。
『もう、入れて欲しいです……イジワルしないで』
切なそうな声で言うあすか。僕は、やっぱりこの状況が信じられない。あすかが挿入をおねだりしている。ナンパでこんな関係になった上に、入れて欲しいと言ってしまう……。僕の知っているあすかは、こんな行動をしない。でも、きっとこれが本当の姿なんだろうなと思ってしまう。僕は、オナニーをしながら二人の姿を見続ける。
「じゃあ、おチンポハメて下さいっておねだりしてみてよ」
樋口がニヤニヤしたような顔で言う。この男、見た目のソフトな感じとは違い、サディストなのかもしれない。
『む、無理です。そんなの言えない』
あすかは、本当に恥ずかしそうに言う。恥ずかしがっている顔も、本当に美少女だと思ってしまう。年齢的にはもうすぐ30歳になるのに、とてもそんな風には見えない。
「じゃあ、やめちゃおうかな」
樋口はそう言いながら、膣に入れた指を抜くような動きを見せる。
『ダメぇ、うぅ、おチンポ……ハメて下さい』
あすかは、身体をくねらせるようにして言う。すると、樋口はいきなり指を激しく動かし始めた。
『うぅああっ、ダメッ! 動かしちゃダメッ! うぅあっ、あっ、あんっ、あんっ!』
あすかは、大きくあえぎ始める。樋口は、指というよりは腕ごと激しく動かしているような感じだ。
『イヤッ、ダメッ、あぁっ、あぁ~~っ! イクっ! イッちゃうっ、指でイッちゃうっ!』
あすかは、悲鳴に近い声を上げ始めた。僕は、激しく感じるあすかを見ながらオナニーを続ける。もう、快感が強すぎてすぐにでも射精してしまいそうだ。
「良いよ、何回でもイッて良いから」
樋口はそんな風に言いながら、あすかの乳首も触り始める。あすかのあえぎ声は、さらにトーンが高くなっていく。
『ダメッ、ダメぇ~~ッ! 出ちゃうっ、出ちゃうっ!! とめてっ! ホントにとめてっ!!』
あすかは、叫ぶような声だ。そして、AVで見るような潮吹きを始めてしまった。
『いやぁ~~っ!』
あすかは、潮吹きをしながら叫ぶ。驚くほど大量の潮が飛び散っていく。床に水たまりを作り、樋口の身体も濡らしながら潮吹きは続く。すると、あすかは腰を浮かせ始めた。ブリッヂでもしてしまうような感じで腰を全力で浮かせるあすか……。
『イクっ! イクっ! うぅああ~~っ!!』
あすかは、あえぐというよりは絶叫だ。樋口は楽しそうに腕を動かし続け、あすかに潮吹きをさせ続ける。腰を完全に浮かせて叫び続けるあすか……。樋口は、やっと指を引き抜いた。
グッタリとしたようにソファに倒れ込むあすか……。スカートはグチャグチャに乱れ、まくれ上がって酷いことになっている。樋口は、スカートを脱がせると、さっとコンドームを装着してペニスを挿入してしまった。
『うぅあぁ、ダメぇ、もうイッてるの……』
あすかは、弱々しく言う。本当に、グッタリと脱力してしまっているような感じだ。
「おチンポ欲しかったんでしょ? ほら、入ってるよ。見える?」
樋口は、そんな風に言いながらあすかの身体を起こすように引っ張る。あすかは、結合部を見ながら、
『見えます……。あぁ、ダメ、やっぱりこんなの……抜いて下さい』
あすかは、罪悪感にまみれた顔で言う。今さらという気はしたが、それでもあすかが浮気をやめようとしていることにホッとする僕がいる。でも、やめようとしていても、他人のペニスがあすかの膣中に入っているのは間違いない。
「良いの? 本当に抜いても良いの?」
樋口がイジワルな感じで言う。あすかは、何も言わない。熱っぽいような、なんとも言えない目で樋口を見つめている。すると、樋口は顔を近づけていく。あすかは、何も言わずに樋口を見つめる。もう、鼻と鼻がぶつかりそうな距離だ。
すると、あすかはスッと目を閉じた。
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