私は、中出しされた後も彼と繋がったままイチャイチャし続ける妻を見て、絶望的な気持ちになっていた。二人の関係は、想像していたよりもはるかに悪い状況だと思う。
私は、飛び散ってしまった精液を拭きながらブラウザを閉じた。妻は、本気で彼に妊娠させてもらいたいと思っているような感じだ。そして、妊娠すれば私があきらめると思っているようだ。
このライブ動画を見るまでは、今回の件は嫁の火遊びなのではないかと思っていた。妻が若い男の子相手に、一方的に夢中になっているだけだと思っていた。彼に同年代の彼女でも出来れば、飽きられて終わる関係だと思っていた。でも、二人とも本当に愛し合っているように見えてしまう。
私は、緊張と心労のせいか、抵抗出来ないほどの眠気に襲われた。そして、気がつくと真夜中になっていた。とりあえずシャワーを浴びて、冷蔵庫から缶ビールを取り出して開けた。ビールを飲みながらも、嫁のイヤらしいコスプレ姿が頭に浮かんでくる。
あんな格好までして彼の気持ちをつなぎ止めようとする彼女は、いじらしいなと思う。当然、彼の身の回りには若く女性がたくさんいるはずだ。妻は色白で童顔で、可愛らしい感じだとは思う。でも、本物の女子大生に比べれば、正直厳しいものがあると思う。
私は、きっと二人の関係も長くは続かないだろうと考えた。そして同時に、どうして私はあんなにも興奮してしまったのか考えた。嫉妬心からだとはわかるが、それにしては興奮も快感も大きすぎた気がする。
寝取られ性癖というものが自分にあるとは思っていないが、もしかしたら自覚がないだけなのだろうか?
私は、気になってしまって再び彼の部屋のカメラを見ようと、ブラウザを立ち上げた。すると、妻は全裸で彼にまたがっていた。あれから、ずっとセックスをしていたと言う事なのだろうか?
でも、よく見ると腰を振ったりしていない。繋がったまま、動かずにいるみたいだ。
『もう動いても良い? おかしくなっちゃいそうだよ』
嫁は、焦れたような声で聞く。
「ダメだよ。明日のための準備だから。入れたまま愛撫だけ続けるよ」
そう言って、彼は妻の乳首やクリトリスを触り始める。
『うぅあっ、あっ、気持ちいい。ねぇ、もうダメ。動いても良い? 我慢出来ないよぉ』
妻は、泣きそうな声で言う。でも、彼は妻の身体を触り続けながらも、
「ダメだって。こうやって性感を高めとけば、明日もっと気持ち良くなれるよ」
『う、うん。でも、もうイッちゃいそうだよ。イッてもいい?』
妻は、とろけた声で聞く。すると、彼は触るのをやめた。
『いじわる。もう、十分敏感になってるよ。ねぇ、お願い。動かせて』
妻は、苦しげな声で言いながら、彼の乳首を舐め始めた。身体を折り曲げるようにして必死で舐める妻。
「気持ちいいよ。里奈、わかる? 僕の、脈打ってるでしょ?」
『うん。わかる。ジュンのビクンビクンってなってる。欲しい。ジュンに出してもらいたい』
妻は、恋する女の子に戻ってしまったような声で言う。
「ダメ~。明日のために、そろそろ寝ようか?」
『いじわる……』
すねたような顔の妻。でも、彼に促されて腰を上げてペニスを抜いた。でも、その瞬間、ビクンと体を震わせた。
「あっ、いまイッたでしょ? ダメじゃん」
おどけたように言う彼。
『だ、だって、こすれちゃうと……ごめんなさい』
妻は、トロンとした声で謝る。そして二人は、抱き合ったまま寝始めた。それほど大きくないベッドで、くっついたまま眠り始める二人。同棲を始めたばかりの大学生カップルのようだ。
私は、二人がしていた変わったセックスが気になり、検索をした。すると、どうやらポリネシアンセックスというやり方のようだ。より深く精神的に結びつくためのセックスのやり方のようで、私は不安な気持ちがどんどん大きくなっていく。
私が思っている以上に、二人は強く結びついているのではないか? そんな不安ですっかりと目が覚めてしまった。動画を見ていても、二人は寝ているだけで何も動きはない。ほとんど真っ暗なので、私はいったんパソコンをスリープにした。
妻が週の半分ほどを彼の家で過ごすようになって、妻と私との結びつきも深まったような気がしていた。でも、それは気のせいなのだろうか? 私は、そんな事を考えているうちに、再び寝てしまった。
目が覚めると、もう朝だった。ボーッとする頭で、パソコンのスリープを解除する。そして、動画を見始めると、二人とももう起きていた。ベッドの上で、横向きで寝転がる妻。そして、その後ろから抱きしめている彼。二人とも、すでに全裸だ。
でも、セックスをしているという感じではない。彼が後ろから、妻の胸を鷲づかみにしたりしているだけだ。
『もう、おかしくなる。ねぇ、お願い、もうダメなの』
妻は、切羽詰まった声で言う。ほとんど泣き声に聞こえる。でも、彼は妻の胸を揉んだり、乳首をつまんだりするだけだ。
「ダメだよ。まだダメ。僕だって、もう限界だよ。でも、もっと我慢しないと」
彼も、少し苦しげな声で言う。入れたまま動かず、愛撫を続ける……。より深い快感を得るためにしているのだと思う。昨日見たネットの説明では、こうやって欲求不満みたいな感じにしたまま、数日過ごすらしい。そうすれば、身体がより敏感になるそうだ。
確かに、この状態でお預けになれば、女性も男性も切ない気持ちになると思う。
「じゃあ、締めてみて」
『う、うん。あぁ、ダメぇ、気持ち良くなっちゃう』
「良いよ。すごく締まってる。子宮も一番下まで降りてきてるね」
『うん。だって、欲しいから。ジュンの赤ちゃん欲しいから』
うわずった声で言う妻。
「僕もだよ。里奈の中、すごくうねってるよ。動いてないのに、出ちゃいそうだよ」
余裕のない声で言う彼。
『私もイキそう。ねぇ、もうダメ、動いて。愛してる。お願い、中にいっぱい出して』
妻は、哀願する。こんなに一生懸命におねだりをする妻を、私は見たことがない。すると、彼は妻にキスをする。後ろからなのでやりづらそうだが、それでも舌を使って熱烈にキスをする。すると、妻はビクンと体を震わせた。
『ごめんなさい。イッちゃった……。愛してる』
妻は、泣きそうな声で言う。感極まっているという感じだ。
「僕も愛してるよ。上になるね」
そう言って、彼はペニスを抜く。すると、抜いただけで妻はイッてしまった。
『もうダメぇ、何してもイッちゃう。敏感になりすぎてて、怖いよ』
妻は、とろけきった声で言う。すると、彼はまたキスをした。さっきとは違い、真正面から熱烈にキスをする。すると、妻は彼にしがみつくように抱きつきながらキスを続ける。何度も体をビクンと震わせ、力一杯抱きついているのがわかる。
『イキすぎておかしくなっちゃう。ねぇ、入れて。もう我慢出来ない。ジュンの固いの、奥まで入れて』
妻は、泣きそうな声で言う。すると、彼は妻に覆いかぶさっていく。大きなペニスが入っていく。映像だといまいちわかりづらいが、ぱっと見500ミリのペットボトルくらいに見える。
『うぅああぁ、入ってきたぁ。愛してる。ジュン愛してる。うぅああぁ、イクぅ、死んじゃうっ、ダメぇ~っ』
妻は、見たこともないリアクションを続ける。気持ち良すぎて泣き出す……。そんな事があるのだろうか? 妻は、泣いているようなあえぎ方をする。彼は、優しく腰を動かす。奥まで入れて、ゆっくり抜いていく……。それだけなのに、妻は抜かれる時も、奥に入れられる時も身体を震わせる。もう、イキっぱなしの状態になってしまったようだ。
『イクっ、イクっ! うぅあっ! ジュンもイッてっ! 中に! 中に出してっ!!』
妻は、彼にしがみつきながら叫ぶ。もう、私はあきらめるしかないのかな? と、思っていた。どう見ても、勝ち目がない。そんな風にしか思えない。
すると、彼がもうイクよと言いながら妻にキスをした。そして、キスをしたままの状態で、腰の動きを早めていく。
『んんっ~~っ! んふぅ~~っ!』
妻は、キスで口を塞がれたままうめく。すると、妻の脚が天井に向けてピンと伸ばされ、ガクガクガクッと痙攣でもするように震えた。爪先までピンと伸びていて、大きな快感を味わっているのが伝わってくる。
私では、与えることの出来ない快感だと思う。悔しいし情けない気持ちだ。でも、私のペニスは制御盤が壊れようにビクンビクンと何度も脈打っている。我慢出来なくなった私は、慌ててペニスを出し、しごき始めた。
さらに早くなる彼の動き。妻のうめき声もどんどん大きくなり、ピンと伸ばされた脚が彼の身体に絡みついていく。まるで、柔術か何かのホールド技みたいに、彼の身体に脚が絡みついている。
そのまま加速していく腰の動き。すると、彼は思いきり腰を押し込んだ状態でブルッと震えた。その瞬間、妻は彼の身体に爪を立てるようにしてしがみつき、痙攣するように震えた。
しばらくキスを続ける二人。愛を交わしているという印象だ。そのまま、長い時間が過ぎていく。私は、絡み合う舌をみながらペニスをしごき続ける。すると、彼がキスを解き、
「気持ち良かった。頭、真っ白になったよ」
と、満足げに言う。
『私も。まだ真っ白だよ。ジュン、愛してる。幸せすぎて怖いよ』
妻はそう言って、泣き始めた。しゃくり上げるように泣く妻。彼は、優しく妻の頭を撫で続ける。そして、妻が泣き止むと、どちらからともなくキスをした。
私は、そんな二人を見て射精してしまった。魂の一部が出て行ってしまったような気持ちにながら、恐ろしく気持ちのいい射精を終えた。私は、まだキスを続けている二人を見て、絶望的な気持ちのままパソコンを閉じた。
このままの生活が続けば、私が捨てられるのは目に見えている。でも、どうすればいいのかまったくアイデアが湧いてこない。
私は、結局その後は動画を見ることが出来ずに過ごした。そして3日後に妻は帰ってきた。私が会社から帰ると、すでに妻は夕ご飯を作って待っていた。
『お帰りなさい。お疲れ様~』
いつもの明るい妻だ。他の男の元で4日間暮らしていたとは思えないくらい、普通の感じだ。私は、お帰りと言って彼女を抱きしめた。
『寂しかった? ふふ。どうする? ご飯食べる前にしちゃう?』
妻は、明るい口調で言う。しゃべり方や仕草が、昔に戻ったみたいに感じる。そして、交際していた時のように、セックスに積極的になった感じだ。私は、黙って彼女にキスをした。すぐに絡みついてくる舌。私は、夢中で舌を絡めながらも、激しい嫉妬を感じていた。
キスをしていると、妻の手が股間に伸びてくる。ズボンの上からペニスを掴まれ、
『パパ、すごく固いよ。どうしてこんなに興奮してるの?』
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