さゆりは、苦しい体勢のままキスを続けている。この目を疑うような、酷い状況だ。さゆりは、どう見ても自分から舌を絡めているし、強い快感を感じているリアクションだ。生のペニスが、さゆりの膣に入って動いている……鬼塚は、興奮しきった顔で舌を絡めるキスをしながら腰を動かしている。
少しして、
「イクっ、イクっ、イクっ、イクぅっ!」
と、さゆりはオルガズムに達してしまった。声を抑えているような気配はあるが、それなりの音量が出てしまっている。
「さゆりちゃん、声デカいよ。ほら、上になってごらん。ちゃんとコントロールして動いてよ」
鬼塚は、そう言って施術台に腰掛けた。すると、さゆりはすぐに対面座位の体勢でまたがり挿入してしまう。
「うぅ、あぁ、当たってます。鬼塚さんの、奥の奥にギュッてなってる」
気持ちよさそうにとろけた声で言うさゆり。そして、すぐに腰を動かし始めてしまった。なまめかしく、前後にこすりつけるような動きをしている。まさか、さゆりの方が積極的に腰を動かすなんて思わなかった。
これは、どう見れば良いのだろう? 常連客への、特別なサービス? それとも、単なる不倫? 二人の中はとても親密に見えるし、さゆりは彼に対して強い好意を持っているのがわかる。
この状況で変な話だが、まだ常連への特別サービスなら理解できる。許せるとは言えないが、それでもまだ納得できる部分もある。でも、単に不倫としてのセックスであれば、それは許せるものではない。でも、俺の股間はさっきから痛みを覚えるくらいに勃起してしまっている。事故後、こんなにも元気にいきり立ったことは初めてだ。
俺が、バイクで事故さえしなければ、こんな事にはなっていないはずだ。後悔しても仕切れないし、絶望的な気持ちになる。
「声出ちゃう。気持ちいい……鬼塚さん、好きです」
さゆりは、そんなことを言いながら腰を動かし続けている。感情のこもったような顔で彼を見つめながら、くねらせるように腰を動かしている。そして、二人は自然にキスをした。濃厚に舌を絡ませながら、情熱的なキスを続けている。この姿を見ていると、やっぱり特別サービスとかではなく感情を込めた不倫のように見えてしまう。
「そんなに気持ちいい? そんなに気に入った?」
鬼塚が、どこか得意気に聞く。
「気持ちいいよ。こんなの知らなかった。ずっと考えてた。鬼塚さんのこと……」
はにかむように言うさゆり。演技とはとても思えない話しぶりだ。
「俺も考えてたよ。さゆりちゃん、今度温泉でも行こうよ」
さらっと不倫旅行に誘う彼。その言葉に、焦ってしまう。
「ダメですよ。そんなのしたら、不倫みたいじゃないですか」
さゆりは、すぐに断ってくれた。
「そっか、じゃあ、一日全枠抑えちゃおうかな」
「フフ、でも、それじゃ日帰りになっちゃいますね」
さゆりは、ドキッとすることを言う。
「じゃあ、二日借り切るよ」
「それなら、行けますね。温泉旅行に……」
さゆりは、はにかむように言う。ホッとしたのもつかの間、地獄に落とされたような気持ちだ。
二人は、またキスをしている。キスをした上で、さゆりが激しく腰を動かしている。うめき声を上げながら、腰を振り続けるさゆり……俺とのセックスでも、こんな激しい動きをしたことはない。
そんなに違うのだろうか? そんなに気持ちいい? 確かに、鬼塚のものは確かに大きく見えたが、そこまで極端に大きいという感じではなかったと思う。
「気持ちいいの、イキそう……イッても良いですか?」
切なげな顔で言うさゆり。媚びたような態度に、俺の危機感は大きくなる。もう、恋人同士にしか見えないような態度をしている。
「まだダメだよ。ほら、もっと奥まで……奥が好きなんでしょ?」
鬼塚は、嬉しそうな顔で言う。すっかりとさゆりのことをコントロールしているような気持ちになっているようだ。実際、さゆりは演技とは思えない表情で彼を見つめているし、腰の動きも激しくなっている。
「気持ちいい……あぁ、本当に気持ちいいの。鬼塚さんの気持ち良すぎてダメ……」
さゆりは、まったく余裕のない声になっている。そして、さゆりの方からキスをした。積極的に舌を絡め、腰を振り続ける姿は、彼に心まで堕ちてしまっているようにしか見えない。俺は、そんな彼女を見ながら、堪えきれずにオナニーを始めてしまった。一瞬で射精してしまいそうなほど、圧倒的な快感を感じてしまう。さゆりが、他の男の上で腰を振っているのに、この興奮はいったいどういうことなんだろう? 戸惑いながらも、夢中でしごき続けてしまう。
「締まってきたよ。そんなに締め付けたら、中で出ちゃうよ」
鬼塚が、不穏なことを言う。安全日ではないのに、中に出されたら妊娠してしまうかもしれない……。でも、さゆりは何も対策していないのだろうか? ピルを飲むとか、そう言った対策をした上での行為ではないのだろうか? まだ40歳なので、妊娠してしまうと思う。
「ダメですよ。中に出したら、妊娠しちゃいます」
さゆりは、あえぎ声混じりで言う。その口調は、さほど嫌がっているようには聞こえない。むしろ、誘っているのではないか? そんな気配すらする。
「飲んでくれる?」
「はい。飲みたいです。いっぱい出してください」
さゆりは、妖艶に微笑む。そして、そのまますぐに彼のペニスを引き抜くと、大きく口を開けてくわえ込んだ。激しく頭を前後に動かしながら、射精に導く彼女……。
「うぅっ、出るっ、飲んでっ」
鬼塚は、あっけなく射精を始めた。うめきながら、口内射精を受けと舞える彼女……。酷い光景だ。俺は、ショックを受けているのにオナニーを続けてしまう。
「フフ、いっぱい出たね。ごちそうさま」
さゆりは、本当に良い笑顔をしている。俺は、他人の精液を飲んでしまったさゆりを見ながら、堪えきれずに射精してしまった……。思わずうめいてしまいそうな、圧倒的な快感……腰が抜けそうなほど気持ちいい。
「ありがとう。うがいしてきたら? 不味いでしょ」
鬼塚は射精して冷静になったのか、さゆりを気遣う。
「大丈夫。鬼塚さんのなら平気。綺麗にするね」
さゆりは、甘えたように言いながら、彼のペニスを舐め始めた。体液でドロドロになった彼のものを、愛おしそうに舐めて清めている。こんな事までしていることに、強い衝撃を受けてしまう。どう見ても、感情的なものも生まれてしまっているように感じる。
「あぁ、さゆりちゃん……気持ちいいよ」
鬼塚は、嬉しそうで気持ちよさそうだ。さゆりは、丁寧にお掃除フェラを続けていく。鬼塚のものはいきり立ったままで、柔らかくなる気配もない。でも、それは俺のものも同じだ。射精しても、信じられないくらいにいきり立ったままだ……。
「フフ、鬼塚さん若いですね。元気いっぱい」
さゆりも、嬉しそうにフェラチオを続ける。
「そりゃね、さゆりちゃんがこんなことしてくれたら、心臓止まってても勃起するよ」
鬼塚は、調子の良いことばかりを言う。
「嬉しいです。まだ、出来ますか? まだして欲しいな」
さゆりは、甘えたような口調だ。元々見た目は若いが、こんなしゃべり方をしていると本当に年齢不詳になる。とても40歳の人妻には見えないはずだ。
「もちろん。じゃあ、さゆりちゃんが好きなやつしようか。声、頑張ってね」
鬼塚が楽しそうに言うと、さゆりはすぐに施術台に身体を預けるようにしてお尻を突き出した。施術台に身体を支えられた形の、立ちバックの体位? さゆりは、こんな体位が好きなんだろうか? 俺が全然知らないことだ。
すると、鬼塚がハンドタオルのようなものをさゆりに手渡した。さゆりは、すっかりととろけたような顔になっていて、すぐにそのタオルを口にくわえた。何をするつもりだろう? どうしてタオルなんてくわえた? 意味がわからずに画面を見つめていると、鬼塚は普通にペニスを挿入した。
さゆりは、うめき声を上げる。タオルをくわえているので、声は出せないようだ。すると、鬼塚はいきなり激しく腰を動かし始めた。それは、射精直前のスパートのような激しさだ。
「うぅ~~っ」
さゆりは、タオルをくわえ込んだままうめく。やっと意味が理解できた。声を上げないように、こんな事をさせているみたいだ。鬼塚は、とにかく激しく腰を動かし続けている。全力で動かしっぱなしだ。さゆりは、うめき声を上げながらなすがままになっている。
鬼塚は、とにかく力強い動きを続けている。体力が凄い。何か鍛えているのだと思うが、動きがまったく減衰しない。さゆりは、必死の顔でタオルを噛みしめている。もう、声を出さないように必死だ。
すると、さゆりは身体をガクガクッと大きく震わせる。同時に、全身に力が入ってしまっているようなリアクションになっている。それでも鬼塚は腰を動かし続けていて、さゆりはうめきながら頭を左右に振り始めた。嫌がっているようにも見えるが、腰を突き出すようにし続けている。
施術台に身体を預けているので、力が抜けても立ちバックの姿勢を維持している。と言うよりも、その姿勢を強制されている。そんな状況で、激しく犯され続けている。鬼塚は、信じられないほどの体力を見せている。持久力が凄いとしか言えない動きだ。
すると、ビチャビチャっと水音が響く。カメラは下の方までは撮し切れていないが、何か液体が飛び散っているのはわかる。潮吹き? お漏らし? どちらにしても、さゆりが酷い状況なのはわかる。それでも彼は腰を動かし続け、さゆりを責め続けている。
「うぅうぅぅ~~~っ!」
さゆりのうめき声は、タオル越しでも切羽詰まっているのがわかる。オルガズムに達し続け、泣き叫ぶような感じになっているようだ。すると、鬼塚がスパートをかけ始めた。ただでさえスパートをかけているような激しい動きだった。それが、施術台がブレるのではないかと思うような、さらに激しいものに変わっている。
さゆりは、思い切り拳を握っている。もう、全身が硬直しているような状態だ。うめき声も、さらに大きくなっている。こんなセックスが好きなんだろうか? 少なくても、俺にこんなセックスをねだってきたことはなかった。
会員様ログインはこちらから
【会員様ログインページ】