嫁の美月とは、結婚して2年目で、まだ新婚気分が抜けない毎日です。
僕は28歳で、嫁はまだ23歳になったばかり。
僕がよく行くカフェの店員だった美月に、初見で一目惚れして、色々と頑張って今に至ります。
美月は、芸能人の山本美月を少し縮めて、若干肉付きを良くした感じです。
そんな感じで、抜群すぎるルックスだったので、お客さんに誘われたり、メルアドを渡されたりは日常茶飯事だったそうです。
ただ、結構人見知りな彼女は、誰の誘いにも乗ったことがなかったそうです。
その話を美月から聞いたときに、なんで僕の誘いには乗ったのか聞くと、
『私も一目惚れだったからだよ~』
と、嬉しそうに言ってくれました。
こんな事を書くと、僕がイケメンのようですが、そんな事は全くなくて、過去にモテた記憶もないです。
本当に、たまたま美月の好みの感じだったと言う事なんでしょうが、本当にラッキーでした。
僕はデザイン事務所に勤めていて、僕の企画がテレビでも取り上げられたりで、仕事も恐ろしく順調でした。
会社での僕の評価もとても高く、給料も”こんなにもらっていいのかな?”と思うくらいもらえています。
美月は、とにかく可愛くて、性格も本当に良いと思います。
ちょっと甘えん坊で、人を簡単に信じてしまうところもありますが、それも含めて可愛い嫁です。
ただ、一つだけ気になる事があります。
美月は、昔のことを教えてくれません。
僕の前には、一人としか付き合っていないということまでは教えてくれましたが、どんな人だったのか、どれくらいの期間付き合ったのか、絶対に教えてくれません。
ちなみに美月は、処女ではありませんでした。
僕も違ったので、そこは気になりませんが、美月がフェラも含めて、セックスが上手というか、妙に慣れている感じがするのが、とても気になる部分です。
でも、美月の性格から考えて、不特定多数と遊んでいたと言う事はないと思いますし、男性経験も一人だけという事なので、元カレが仕込んだのだと思います。
でも、今は美月は僕だけを見ていてくれるし、昔のことは考えないようにしようと思っていました。
そんなある日、
『ねぇ、学くん、今度同窓会があるんだけど、行っても良いかな?』
美月が、ちょっと遠慮がちに言いました。
「え? 別にいいよ。久しぶりにみんなに会ってきなよ!」
『心配じゃないの?』
美月が、ちょっと不満そうな顔で聞いてきました。
「なんで?」
『だって、私はイヤだから。学くんには同窓会行って欲しくない、、』
結構本気な感じで美月が言います。
美月は心配性で、独占欲がけっこう強いです。こんな僕なんかに、そこまで心配しなくてもいいのに、こういうことをよく言います。
「それって、元カノとかに会うかもだから?」
『そうだよ! それに、元カノさんじゃなくても、学くんのこと好きだった子が、変な行動するかも知れないじゃん!』
「だったら、美月はどうなの? 同窓会に、元カレ来るの?」
『え? ふふ、、 どうでしょうか?』
イタズラっぽく笑う美月。
「じゃあ、美月も行っちゃダメ!」
『うん!! 行かない! へへ、、 行っちゃダメって言われた』
美月が、笑いながら、嬉しそうに言いました。
なんだ、美月は僕に止めてもらいたかったんだ、、 焼き餅を焼かせたかったんだ、、
女心って、面倒くさいなぁと思いながらも、美月がたまらなく愛おしくなりました。
「でも、いいよ、行っても、、 元カレはそこにいないんでしょ? 友達と会ってきなよ、、」
『なんで? いるかもよ? 元カレ』
いたずらっ子の顔で、無邪気に笑いながら言う美月。
「そろそろ教えてよ。元カレさんの事とかさ」
『絶対ダメぇ~ だって、私も学くんの元カノのことなんか、聞きたくないもん!』
と、可愛いことを言ってくれます。
結局、美月は同窓会には行かないことになりましたが、僕は少し想像しました。美月が、元カレと会っている姿を、、
実際は、同級生には元カレはいないと思います。
美月は年上が好きですし、同じ歳の同級生が美月にセックスを仕込めたとは思えないからです。
この想像をすると、嫉妬で身もだえしそうになりますが、なぜか興奮するので、不思議です。
そんな風に、日々が過ぎていきましたが、ある日ほんの偶然から、美月の元カレのことを知るときが来ました。
実際には、知るというより、会ったというか、すでに会っていたという話しです。
僕は趣味で、クライミングをしています。
よく行くクライミングジムで、同じ歳ということもあり、けっこう前から仲良くなっていた前田さんと言う人が、美月の元カレでした。
前田さんは、僕と歳が同じでも、学年が一個上で、落ち着いた感じの人です。
ルックスは、イケメンではないですが、優しい感じで、どことなく僕に似ている気がします。
美月は、僕が前田さんに似てるから、好きになったのかな? 美月は、僕を見るたびに、前田さんを思い出しているのかな? と、悪い想像をしてしまいます。
前田さんは、職場も僕と近かったので、ジム以外でもランチを一緒に食べたりもしていました。
そこで食べているときに、僕が何となく美月との出会いの話をしたら、
「マジで? 俺の元カノも、そこに勤めてたよ! なんて子? 知ってるかも」
前田さんに言われて、美月のことを言うと、
「えっ!? あ、あぁ、その名前は知らないなぁ、、 でも、こんな偶然ってあるんだね」
前田さんが、何となく狼狽しながら言いました。
その時はそれで終わりでしたが、休みの日に前田さんと二人で奥多摩にクライミングに行く車中で、前田さんにカミングアウトされました。
前田さんは、美月の家庭教師だったそうです。中3の時から美月の家庭教師だった前田さんは、美月から告白されて、付き合い始めたそうです。
「学の嫁さんが、まさか美月とはねぇ~ ゴメンね、なんか、、 黙ってようかと思ったけど、なんか、それも水くさいかなぁって、、、」
前田さんが、申し訳なさそうに言います。
僕は、全然気にしてないということと、前田さんで安心したとも言いました。
正直、セックスを仕込んでいたのが前田さんだと思うと、メチャメチャ凹みましたが、前田さんは人間的にすごく良い人で、真面目でもあるので、無茶苦茶なことはしていないと思えたからです。
「俺も忘れるから、この話はもう無しで」
前田さんは、僕に気遣ってそう言ってくれました。
とは言いながらも、僕は好奇心全開で
「なんで別れたんです?」
と、聞きました。
「俺が、バックパッカーになったからかなぁ、、 自然消滅ってヤツだよ。 今みたいに、世界中どこでもスマホで繋がれる時代なら、そうならなかったかもだけど、俺からしか手紙出せなかったからなぁ、、、」
前田さんが、しみじみと言いました。
これは、ちょっとショックでした。
お互いに、嫌いになって別れた訳ではない、、、
何となく、胸がざわつきました。
「でも、美月も今は幸せだよね。相手が学なら。なんか、ホッとしたよ、、 実は、結構気になってた」
前田さんがこんな事を言いました。
「まだ好きだったりするんですか?」
「え? 嫌いになって別れたわけじゃないからね、、 あ、でも、もう会うつもりもないし、俺も彼女いるし、大丈夫」
ちょっと慌て気味に前田さんが言いました。
僕は、もう正直に言ってクライミングどころではなくなっていました。
美月の昔のことを聞きたい、、、
僕は、正直に気持ちを話して、美月とのことを教えてくれとお願いしました。
「ホントに聞きたいの? 俺はかまわないけど、、、 嫌な気持ちにならない?」
戸惑いながら言う前田さん。
僕は、嫌な気持ちになるけど、どうしても聞きたいと言うことと、少し興奮することも正直に言いました。
「へぇ。寝取られ願望があるのかな? 最近なんか流行ってるよね」
と、前田さんは言いました。そうなんだ、、、 流行ってるんだ、、 そんな事を思いながらも、さらにお願いをしました。
「わかったよ、、 じゃあ、コーヒーでも飲みながら話すよ」
そう言って、車をコンビニの駐車場に滑り込ませた前田さん。
コンビニでコーヒーを二つ買い、車の中で話し始める前田さん。
もう、コーヒーの味なんかわからないくらいドキドキしていました、、、
「美月、、 美月ちゃんが中3の、、 たしか15歳の時に、家庭教師になったんだ、、 メチャクチャ可愛いと思ったけど、子供だし、普通に家庭教師してたよ。美月ちゃん、人見知りだから、慣れるまでに結構時間かかったけど、慣れるとすごくなついてくれたよ」
導入部分の、たったこれだけのことを聞いただけで、心臓が痛かったです、、、
僕は、ストレートに初体験のことを聞きたかったのですが、聞けませんでした。
仕方なく、その頃の美月はどんな風だったかと聞くと、
「すごく真面目で、いい子だったよ。好奇心がすごく強くて、探究心も強かったかな、、 学校では、かなり人気というか、モテてたみたいだよ。他の学校の生徒にも手紙渡されたりしてたって言ってた」
想像してたとおりの美月だ。その頃の美月にも出会いたかった、、
すごく聞きづらかったですが、いつから付き合い始めたのか聞きました。
「それは、、 中3の時、、、」
前田さんが、メチャメチャ言いづらそうに言いました。
「マ、マジですか、、 それって、犯罪じゃないですか、、」
「いや、真剣な交際だから、セーフだと思うけど、、、」
歯切れが悪い前田さん。
「、、どんな風に告白されたんですか?」
僕も、いったん聞き始めると、遠慮なく聞けるようになってきました。
「なんか、言いづらいなぁ、、、 ホント、聞きたいの? いいの?」
よほど言いづらい内容なんだろうか? もう、なんか自分で聞いておきながら、泣きそうでした。でも、今は美月は、僕だけを見ている、、、
そう思って、自分を奮い立たせました。
僕がそれでも聞きたいと言うと、
「たまたまお母さんがいなかったときに、勉強教えてて、いきなり抱きつかれて、好きだと言われた、、 もちろん、全力で拒否というか、思いとどまらせようとしたけど、いきなり、、 その、、 脱ぎだしてさ、、、 俺も若かったし、、 その、、 ゴメン、、」
なれそめだけを聞くつもりが、まさか処女喪失のことまで聞かされるとは思っていませんでした、、、
でも、なんか吹っ切れた僕は、詳しく聞かせて欲しいと言いました。
「ほんとに聞きたいの? 嫁さんのロストバージンの事なんか、、」
驚く前田さん。
僕は、興奮が抑えきれなくなっていました。
まだ、あどけない15歳の美月が、自分から裸になって前田さんに抱きついている場面、、、
想像しただけで、激しい嫉妬が渦巻き、興奮もどんどん強くなります。
前田さんが言ったように、僕には寝取られ願望があるのかも知れません、、、
力強く、聞きたいと返事をすると、
「そう、、 なんか、話しづらいなぁ、、、 俺も、教え子だし、まだ子供だから、断ろうと思ったんだよね、、 でも、裸になられてさ、、、 綺麗なおっぱいとか見ちゃったら、理性が飛んだよ、、」
勝手な想像ですが、その頃の美月は、今よりも痩せていてい胸も小さかったと思います。
まだ、固そうな青い果実のような胸、、、 それを前田さんの前で、なにも隠さずにさらしている姿、、、
頬を赤らめながらも、熱い目で前田さんを見つめながら、、、
悔しい、、 とにかく悔しい、、 この前田さんが、美月の青い果実を食べてしまった、、、 正直、怒りも湧きます、、、
だけど、やっぱり本音は羨ましいの一言です。
初めての相手なんて、きっと美月は忘れないと思う、、、
僕は、複雑な心境のまま続きを催促すると、
「、、、そのまま抱きしめて、キスしたよ、、 キスしたら、痛い位ぎゅと抱きしめられて、美月ちゃんはポロポロと涙流した、、 それで、 その、、 俺も好きだと言った、、」
俺と美月が初めてキスをしたときは、美月は泣かなかった。ファーストキスではないので、仕方ないとは思う、、、
『へへ、、 キスしちゃったね。責任取ってね』
美月は、俺との初キスの後は、冗談っぽくそう言って笑いました。
それはそれで嬉しかったけど、前田さんの話と比較すると、何とも言えない敗北感を持ってしまいました、、、
キスすることが出来て涙を流すほど、前田さんに恋い焦がれていた美月、、、
悔しくて、地団駄を踏みそうでした。
くじけそうになりながらも、続きを催促すると、
「なんか、いいのかなぁ? 美月ちゃんにも悪い気がしてきた、、、」
と、少し渋る前田さん。
何とかしつこくお願いをして、前田さんから聞いたことは絶対に内緒にするということで、続けてもらえました。
「普通の、、、 ソフトなキスしてたら、美月ちゃんがいきなり舌を入れてきた、、 物凄くぎこちなくて、下手というか、、、 無理して背伸びしてる感じだったよ」
「、、それから?」
凹みながらも、続けて聞きました。
「もう、俺の方が我慢できなくて、舌を絡めてメチャメチャにキスしたよ。それで、そのままベッドに押し倒した、、 ホント、馬鹿な事した、、 まだ美月ちゃんは子供なのに、どうしても我慢できなかった、、 ホントに申し訳ない、、」
なぜか僕に謝る前田さん。
気にしないでと言い、続きを催促しました、、、
見たことはないけど、少女っぽい、可愛らしい部屋、、 多分、ぬいぐるみとか、アイドルのポスターなんかが貼ってある感じの、、、 そんな部屋の、可愛らしいベッドの上に、裸の美月が寝ている、、、 まだ少女の体つきで、誰にも揉まれたことのない青い乳房は、寝そべっても形を変えずに天井を向いている、、、
そして、まだ幼い顔の美月は、熱っぽい、恋い焦がれる瞳で前田さんを見つめている、、、
そんな想像をしてしまいます、、、
僕との初セックスの時は、美月は上機嫌で笑顔でした。
そして、積極的というか、僕の方がリードされている感じすらありました。
「それから、胸を揉んで、乳首を舐めたよ」
すかさず、もっと詳しく聞かせてと言うと、
「え? 詳しくって、、 やっぱり、マジで学は寝取られの願望があるの?」
と、怪訝そうに聞いてきました。
認めたくなかったけど、僕が多分あると答えると、
「そっか、、 わかったよ! じゃあ、詳しく聞かせるよ」
と、前田さんはさっきまでの申し訳ないといった感じが消えて、明るく話し始めました。
「まだ中学生だから、何とも言えないおっぱいだったよ。固いようで柔らかい感じ。それで、揉み始めたら、最初はノーリアクションだったけど、目を閉じて吐息が漏れだした」
僕は、相づちを打つ気力もなく、ただうなずくと、前田さんは話を続けました。
「そのまま、驚くくらいピンク色の乳首を舐めてみたよ。全然子供の体のくせに、乳首は固くなってて、不思議な感じだった、、 俺も、異様に興奮してたと思う、、 とにかく夢中で舐め続けたよ」
前田さんは、もう申し訳ないという感じは全くなくて、少し楽しそうな感じでした。
聞いている僕は、辛い思いをしていましたが、やっぱり興奮してしまう、、、
僕がなにも言えずにうなずくと、前田さんは話を続けます。
「しばらく舐め続けていたら、美月ちゃん、ギュッと俺の腕を掴んできた。それで、吐息だけじゃなくて、声も出始めた。気持ち良くて怖いって言い始めたよ。自分でしたことないのって聞いたら、ないって言ってた。そんな事言われたから、俺も嬉しくてもっと舐め続けたよ。もう片方の胸も、指で触り始めたら、美月ちゃんの声も大きくなってきて、ダメ、怖いってずっと言ってた」
最初は、戸惑いながら、遠慮もしながら話していた前田さんですが、話しているうちに、その時のことを思い出しているのか、少しニヤけていました。
僕の嫁の処女を奪う場面を、ニヤけながら話す、、、 こんな目にあうのは、普通なら耐えられないと思います。
でも、僕は自分の意思で、望んで話を聞いています。
それも、思い切り興奮しながら、、、
前田さんも、僕の様子をうかがいながら話さなくなり、勝手にどんどん続けていきます。
「あんまり怖がるから、大丈夫だよって声かけたら、ギュッとしてとか、キスしてとか言ってきたよ。それでキスすると、たくさん好きって言ってくれた」
生まれて初めての快感に、恐怖すら感じながら、それでも必死で前田さんに抱きつき、キスをせがむ美月、、、
実際に見ているように、鮮明に想像できてしまう、、、
僕が出来なかった事、、 僕が出会うことが出来なかった頃の美月、、、
比べてはいけないとわかっていても、その時美月が前田さんに対して持った好きと言う感情と、今僕に向けてくれている好きと言う感情では、絶対に僕に向けられている方が負けていると思います。
初めて人を好きになり、その人と結ばれようとしているときに持った好きと言う感情は、おそらく人生の中でも一番強くて忘れがたい感情だと思います。
それが、僕ではなく、前田さんのものだと思うと、心に穴が空いた気持ちになりました。
前田さんは、すでに僕の方を見ずに話しています。前を見て、懐かしむような感じで話してます。
「それで、俺も理性が完全になくなってたから、美月ちゃんの下の方に手を持っていった。そしてら、美月ちゃん必死な感じで俺の手を押さえて、まだ生えてなくて恥ずかしいからダメって言ったよ。15歳なのに、まだ生えていないって、珍しいのかな?よくわかんないけど、凄く恥ずかしがってたよ。ほら、美月ちゃんって、すごく薄いでしょ? 生え始めたのも17歳の誕生日近くだったからね」
前田さんは、当然知ってるよね?という感じで言いますが、僕は初めて知りました。
美月のアソコの毛が薄いのはもちろん知っています。本当に薄くて、処理しているように見えるくらいです。
でも、17歳近くまで生えてこなかったなんて、聞いていませんでした、、
僕が知らない美月のこと、、 今の話しぶりだと、前田さんは、美月のアソコの毛が生えてくるのをリアルタイムで見ていた感じです、、、
元彼との体験を聞く、、
想像と現実では、違いすぎました。こんなにもダメージが大きいとは、、、
「でも、大丈夫、好きだよとか言いながら、無理に触った。そしたら、ビックリするくらい濡れてて、太ももやお尻の方まで垂れてた。美月って、濡れやすいでしょ?最初の時からだったんだよね、、」
いつの間にか、美月って呼び捨てになっていました、、、
すぐ濡れる? いや、そんなことはないです、、、 いつも、セックスの流れで僕が下を舐め始めたとき、まだ濡れていない感じなので、多めに唾液をすりつけています、、
多分、成長とともに変化したのだと思います、、、 いや、そうだと思いたいだけかも知れません、、
「それで、クリトリスを触ったら、凄く固くなってて、そのまま皮をむいて触ったら、美月がエビみたいに体を折り曲げて叫んだ。かまわずに触り続けると、怖いって絶叫して、泣きそうな顔で俺の事見てきた。触ったことないのって聞いたら、ないって言ってたから、気持ち良くて驚いたんだと思う」
この時、僕はどんな顔をしていたのかと思う。話を聞きながら、泣きそうでもあり、怒りもあり、嫉妬と興奮、、 グチャグチャの感情だったはずです、、、
「触り続けたら、俺の腕を思い切り握りながら、凄く感じてたよ。ダメ、怖いって言いながらも、もう体が逃げなくなってて、ためしに触るのやめたら、凄く切なそうな顔で俺を見つめてきたよ。もっと触って欲しいの?って言いたら、顔真っ赤にして、うなずいた」
最初から、軽い調教みたいなことをされたんだ、、、 もう、聞くのが怖かったです。
「しばらくリクエスト通りに触り続けたけど、美月みたいな美少女が、エロい顔でエッチな声出してたから、もう限界になって、じゃあ、行くよって言った。そしたら、美月が私もするって言って、俺の握ってきた。まさかそんな事言うとは思ってなかったし、あの、人見知りの美月がそんな事言うから、もう、握られただけで出ちゃいそうだった」
美月は、尽くすタイプです。僕にも凄く一途に尽くしてくれます。独占欲も強くて、同窓会にも行くなと言うくらいです。
きっと美月は、前田さんに対しても、一途に尽くしていたんだろうなと思います。
「それで、メチャメチャおっかなびっくり、ぎこちなく手で触ってくれたから、しごき方とか教えたよ。美月は探究心強いし、真面目だからすぐに上手になった。それで、どうしたら気持ち良いですかって聞くから、口でされると気持ち良いって言ったよ。どうやるんですかって言うから、教えたけど、舐めるだけにしてもらった。あんな美少女にくわえさせるのは、凄く抵抗があったし、俺ももう入れたくて仕方なかったから、、、」
まだ15歳の美月が、前田さんのものを舐めている姿。想像するだけで、敗北感に打ちのめされます。
「本当に、ヤバいくらい気持ち良かったよ。凄く下手なんだけど、あの可愛らしい顔から、小さい舌が出て、チロチロ動いているだけでヤバかった、、 それで、思い切り抱きしめて、キスしながら好きだと言って、いい?って聞いた。美月は、俺のことをじっと見つめながら、うなずいてくれた。それで、そのまま入れたよ、、、 ゴメンね、その、、想像もしてなかったから、準備もしてなかったし、、」
急に言い訳をする前田さん。美月の、初めてのセックス=生ハメだったことに、さらに凹みます、、、
もっとも、初体験くらいは生でするのが自然かも知れませんが、僕はいまだに生で美月とつながったことがありません。
子作りはまだ先と思っていましたし、その状態で避妊しないのは無責任だと思っていたからです。僕なりに、美月を大切に思ってのことでしたが、余計に悔しさが増します。
「入れるまでに、多分30分くらいはかかったと思う。やっぱり、痛いのと怖いので、泣きそうだったから。何度もやめようかと聞いたけど、大丈夫だからって、、、 美月のって、凄く狭いでしょ?だから、余計に苦労したんだと思う」
他人に、嫁のアソコが狭いって言われる地獄、、、 でも、美月のは狭くはないと思います。取り立てて普通というか、僕も経験人数がそれほど多いわけではありませんが、比べても普通だった気がします。
やはり、処女の時は狭いのかな?、、、 そんな事を思いました。
そう思うと、僕は前田さんに広げられた後の美月しか知らないわけです、、、 悔しいと思うなと言う方が無理です、、、
「それで、やっと先っぽが入っていって、なんか、気のせいかも知れないけど、ちょっと抵抗感があった。多分、処女膜が破れたというか、押し広げた感触だったんだと思うけど、凄く痛がってた、、 でも、俺も若くて理性も飛んでたから、そのまま一気に押し込んじゃったよ、、 美月、結構デカい声で叫んだ後、思い切り抱きついてきた。それで、涙目で俺のこと見つめて、嬉しい、愛してる、そんな事をずっと繰り返し言ってくれてた」
美月の、ロストバージンの瞬間の話、、、 前田さんも、凄く細かく覚えているのは、やはり印象的だったからだと思います。
家庭教師先の、美少女の処女を奪う。印象的というレベルではないのかも知れません。
「それで、俺も入れただけでもうイキそうだったから、出ちゃいそうでヤバいから、もう抜くねって言ったよ。でも、、、 その、、 美月、そのままして欲しいって、、、 だから、、、ゴメン、、 そのまま中に出した、、、」
さすがに罪悪感というか、言いづらいのか、前田さんが言いよどみました。
当然ですが、僕はまだ美月の中に出したことはないです、、、
「そんな感じで、終わったよ。俺もホント若くて理性がなかったと思う、、」
前田さんは、ちょっと反省はしてる感じでしたが、昔を懐かしんで、嬉しそうな感じもありました。
僕は耐えきれず、ちょっとお手洗いに行きますと言って車を出ました。
僕は、最低です。トイレの個室に駆け込むと、狂ったようにしごいて、驚くほどの量をトイレの壁に放出してしまいました、、、
嫁のロストバージンの話を聞いて、興奮が抑えきれずにオナニーをする、、、
僕には本当に、寝取られの性癖があるのかも知れません、、、
でも、悲しい性で、イったことにより冷静になれました。
車に戻ると、ちょっと心配そうな前田さんに向かって、
「ホント、偶然ってあるんですね! その頃の写真とかって、持ってないんですか?」
と、無理に明るいノリで聞きました。
「え? あ、あるよ。ちょうど俺、彼女対策で写真とか全部電子データに変えたばかりだよ。ここに入ってる」
そう言って、スマホを取り出す前田さん。
おそらく、前田さんの今付き合っている彼女に、昔の彼女(美月)の写真を見られないようにするために、写真を電子化してスマホに入れているという意味だと思います。
でも、スマホなんかに入れておいたら、逆にバレないのかなと心配になりました。
でも、そのおかげで、昔の美月が見られる。もちろん、昔の写真を見たことがないわけではありません。
でも、彼氏にしか見せない顔があるはずです。それが見られると思うと、ドキドキして苦しくなりました。
「でも、マジで見るの? 俺だったら、見たくないって思うけど、、 本当に良いの? 後悔しない?」
前田さんが気を使ってくれますが、そこにあるとわかっていて、見ないではいられません。
少し深呼吸をしてから、お願いしますというと、前田さんはスマホを操作します。
何か、アプリを開いてパスコードを入れたりしています。
彼女にバレないように色々と工夫しているようでした。
そして、画像を開くと僕に画面を見せました。
ネズミーランドで、可愛い帽子をかぶった美月が、心からの笑顔で映っています。
事情を知らずにこの画像を見ても、その美月の笑顔を見れば、撮影している人間に対して、100パーセントの信頼と愛情を向けているのがわかると思います。
まだ、幼さの残った顔。おそらく、中3か髙1の時だと思います。
「それは、中3の春休みにデートしたときのヤツだよ。ずっと手を繋いで、楽しかったなぁ~ 凄く懐かしい、、」
前田さんにとっても、良い思い出のようです。
美月とは、ネズミーランドも何度か行っていますが、ずっと手を繋いでいるという事はないです。もちろん、歩くときとかは、繋ぐときもありますが、ずっとではないです、、、
前田さんの言葉に、いちいち敗北感を持ってしまいます。
そして、フリックして画像を送っていきます。
ランドの中で、美月がカメラの前田さんに笑い続けます。本当に、心の底からの、一点の曇りもない笑顔を見せる美月。
今の美月も、良い笑顔を僕に見せてくれます。でも、画面の中の美月の笑顔は、おそらく年齢のせいもあるのかも知れませんが、まぶしすぎて胸が痛いです、、、
ページ送りされる画像に、二人ペアのものが混じり始めます。
「俺、写真苦手なんだけど、美月が勝手に他の人にお願いするから、、、 でも、撮っておいて良かった、、 スゲぇ良い記念、、、」
しみじみという前田さん。その口調と表情からは、美月への消えない思いがにじんでいました、、、
ペアで映る二人、、 手を固く握っていたり、腕を組んでみたり、二人おそろいで変なポーズを取ったり、若さと愛が溢れ出ている感じです。
そして、花火をバックに、キスしている画像まで、、、
「これは、、 自分撮りしたから、結構失敗してたよ。でも、これはバッチリだった」
前田さんが言うとおり、花火もバッチリ入っていて、二人のキスも完璧に収まっています、、、
こんな写真は、僕と美月とでは、撮っていません。
話しで聞かされるのもかなり堪えましたが、実際に画像で見せられるのは、地獄でした、、、
そして、ページを送り続けて、嫌な感じになりました。
どう見ても、いわゆるホテル、、 ラブホテルです、、、
「これ、、 初めての泊りデートだったんだ、、、 友達と行くって言って、ご両親にはウソついて、、 バレなかったから良かったけど、ドキドキだった、、」
緊張した顔で、ソファに座る美月、、
今なら、通報されておしまいな気がする、、、
写真は続き、カラオケをする二人、、
親密な感じというか、くっついて歌っている、、、
そして、嫌な予感のまま見続けていると、いきなり裸の美月が映った。
とは言っても、左腕で胸を隠して、下の方は映っていない。
右手をカメラに向けて伸ばして、カメラを取り上げようとしている感じです。
でも、仕方ないなぁと言う感じの顔で、まったく嫌そうではなく、相変わらずの100パーセントの信頼感が顔ににじみ出ています。
「これ、消した方がいいかな? 学が消せって言うなら、消すけど、、、」
申し訳なさそうな前田さん。
でも、僕は消さなくて良いと言いました。虚勢、見栄、色々な感情で、そう言ってしまいました。
と言うよりも、消すよりそのデータをくれと言いたかったです。
バストトップは映っていませんが、ヘソや、乳房の一部は映っています。美月のセミヌードの写真、、、 しかも、16歳の時の、、、 死ぬほど欲しいと思いました、、、
そして、前田さんはどんどんページを送っていきます。
順番に、成長を続ける画面の中の美月。
幼さが抜けていき、恐ろしいまでの美少女に成長していきます。
美しすぎて、黙っていると冷たく見えてしまうくらいの美月ですが、相変わらず画面の中では、カメラの前田さんに対して、何とも言えない良い笑顔をします。
この笑顔が、僕以外に向けられて、それが永遠に残ってしまう、、、
一瞬、前田さんからスマホを取り上げて、叩き壊したくなりました、、、
そこで、ハッと気がつきました。
「動画はないんですか?」
僕がそう聞くと、
「えっ!? ある、、よ、、」
言いづらそうに前田さんが言いました。
すぐに、見せて下さいと言うと、
「マジで!? 学って、結構重度の寝取られ好きなんじゃん?」
と、前田さんが驚きながら言います。
そして、前田さんが操作して、動画が再生されると、結構粗めの動画が始まりました。
「8mmのヤツを、アナログで変換したヤツだから、、、」
前田さんが注釈を入れます。でも、その粗い動画でも、美月の輝きはヤバいくらいです、、
よく、芸能人とかの子供の頃の動画が、ちょっと驚くほど可愛かったりしますが、本当にそんな感じでした。
『へへ、、 マー君、あ~ん』
画面に向かって、可愛らしく口を開ける美月。
すると、ソフトクリームがフレームインしました。
それに、大胆にかぶりつく美月。
まだ、幼さが残っているような感じです。
そして、ソフトクリームが口から離れると、口の周りが真っ白です。
「おじいさんみたいになってる」
画面の中で、前田さんが笑いながら言います。
すると、美月が目を閉じて少しあごを持ち上げます。
『綺麗にしてぇ~』
楽しそうに言う美月。
画面は、美月をとらえたまま、前田さんもフレームインします。
おそらく、前田さんが手持ちで頑張って撮っているのだと思いますが、そのまま前田さんは美月の口の周りを舐めて綺麗にしました。
口の周りを前田さんに舐められて、嬉しそうな顔になる、まだ幼い美月、、、
『へへ、、 じゃあ、今度はマー君に、、 はい! あ~ん』
「え? 美月なにも持ってないじゃん?」
『あるよ。んっ』
そう言って、口をキスの口にする美月。
そして、そのまま前田さんにキスをしました。
その様子も、自分撮りで上手く収まっています、、、
何度も、同じようなことをしている感じです、、
そして動画が終わりました。
もしかしたら、まだ他にもあるのかもしれませんが、もう限界でした。
とりあえず、お礼を言って、岩場に向かいました。
そして、クライミングをする間中、不自然なくらい美月の話はしませんでした。
そして、あまり集中できないままクライミングを楽しみ、夕方になって家路につきました。
帰りの車の中で、僕は思いきって、明日の夕方に、僕と美月がよく行くカフェに来てくれと言いました。
僕は明日、美月とそこで待ち合わますが、適当なタイミングで美月に行けなくなったと電話を入れるので、そのあとで美月に声をかけてくれと言いました。
「えぇっ!? それって、どう言う意図で?」
意味がわからないという感じで、前田さんが言います。無理もないと思います。言った僕ですら、どんな意図なのかわからないくらいですから、、、
僕は、正直に自分でもよくわからないと言いました。でも、美月がどんなリアクションを取るのか知りたい、、、 そう言いました。
「別にいいけど、、 と言うか、俺も是非会いたいし、、 でも、俺はどうすればいいのかな?」
「、、好きにしてもらって良いです、、 僕は、美月を信じてますし、、」
僕はそう言いながらも、悪い想像が果てしなく広がっていました。
美月は、おそらく前田さんの事が好きなまま別れた、、、 そして、そうじゃないと思いたいけど、前田さんの面影ある僕と一緒になった、、、
代用品の僕、、、 そして、ふたたび目の前に現われる本物、、、
天秤は、どちらに傾くのだろうか?
そんな約束をして、前田さんと別れました、、、
家に帰ると、
『あ、おかえり~。楽しめた? お腹すいたでしょ~』
と、笑顔の美月が出迎えます、、、
本当に、良い笑顔です。癒やされて、幸せな気持ちになります。
でも、あの画像を見てしまった今では、足りなく思えてしまいます。
この笑顔は、100パーセントではないと、、
それでも、気持ちを奮い立たせながら、笑顔で楽しく今日の話をしたり、明日いつものカフェでお茶をしようとか誘ったりしました。
もちろん、美月も喜んでくれて、カフェで待ち合わせになりました。
『へへ、なんか、久しぶりにデートって感じだね。可愛い服着てくね』
美月は、無邪気に喜んでいます。
外で待ち合わせてのデートなんて、確かに久しぶりです。
結婚して一緒に暮らすと、いつも一緒というか、外で待ち合わせという場面がなくなります、、、
それはそれで、良いものだと思いますが、トキメキは減るのかも知れません、、、
そして、その日はクライミングの疲れもあり、そのまますぐに寝てしまいました、、、
そして朝になり、コーヒーの良い匂いで目が覚めました。
『おはよっ! 朝ご飯出来てるよ!』
エプロンを着けた美月が、にこやかに言ってくれます。
そして、一緒に朝食を取り始めると、
『へへ、、 美味しい? いっぱい食べてね』
と、美月は上機嫌です。
機嫌良いねって言うと、
『だって、今日は待ち合わせデートでしょ? なんか、すっごくすっごく嬉しいなぁ〜〜』
と、子供っぽくはしゃいでくれます。美月はまだ23歳なので、こんな感じで子供っぽいところがまだあります。そんなところも、たまらなく可愛らしい、、 そう思います。
でも、こんなに喜んでもらうと、胸が痛みます。
僕は、夕方、美月に電話して仕事で行けなくなったと言うつもりです。
そして、偶然を装って、元カレの前田さんと再開させるつもりです。
僕は、とんでもない事をしようとしているのかも知れません。
それこそ、同窓会に行くよりも、段違いに危険性が高いと思います。
再開によって、また恋の炎が燃え上がる、、、 ありがちな事だと思います。
でも、僕はそれを望んでいるのかも知れません、、、、
そして、食べ終え、会社に向かいました。
玄関で、行ってらっしゃいのキスをしてくれる美月は、凄く良い笑顔でした。
でも、つい前田さんのスマホの中の写真と比べてしまいます、、、
そして、会社で忙しい時間は流れていき、夕方になりました。
僕は、ためらいながらも、予定通り美月に電話をしました。
美月は、ワンコールで電話に出て、
『終わった!? お疲れ様! もう、着いてるからね!!』
と、テンションも高かったです。
胸が痛みながらも、行けなくなったことを告げると、
『えっ!? そうなんだ、、、 でも、仕方ないよね、、 お仕事頑張って! じゃあ、おうちで待ってるから、なるべく早く帰ってきて欲しいなぁ、、 ホント、無理しないでね』
と、文句を言うわけでもなく、こんな風に気遣ってくれました。
こんなにも優しい美月を騙すようなことをして、本当に反省をしましたが、すぐに前田さんにメールをしてしまいました、、、
そして、モヤモヤ、ドキドキしながらの時間が過ぎていきました。
1時間過ぎても、前田さんからメールが来ません、、
美月と別れたら、メールで報告をしてくれる約束です。
1時間30分が過ぎ、もうすぐ2時間が過ぎます、、、
際限なく悪い想像が大きくなります。
もしかして、あの頃の感情がよみがえり、暴走してしまった、、、
今頃二人はホテルで、、、
そんな想像をしてしまいます、、、
2時間30分が過ぎようとしたとき、メールが来ました。
僕は、震える手でメールを確認しました。
前田さんは、偶然を装って声をかけたそうです。美月は、すごく驚いて、すぐに怒り始めたそうです。
どこでなにをしてたのか、なぜ急にいなくなったか、等々、まくし立てるように質問され、気がつくと、ごく自然に同じテーブルに座り話し始めたそうです。
そして、美月は一通り責め終わると、僕のことを話し始めて、散々自慢したそうです。
前田さんは急にいなくなってしまったけど、私は今は幸せいっぱいだというような感じの、皮肉だったみたいです。
そこまで読んで、僕は嬉しくなりました。そして、ホッとしました。
メールの続きを読むと、ひとしきり言いたかったことを言い終えた美月は、昔話を始めたそうです。
そして、そのままずっと話し続け、ふと、2時間以経っていることに気が付き、慌てて帰り支度を始めたそうです。
色々と怒ったりもした美月ですが、最後は会えて本当に良かったと言ったそうです。
生きているかどうか気になっていたと言ったそうです。
そして、幸せになってねと言って、店を出ようとする美月に、前田さんは一方的にメルアドを書いた紙を渡したそうです。
実はこれは、僕の指示です、、、
美月は一瞬固まって、受け取れないと言ったそうですが、前田さんは”いらなければ捨てていいから”と言って、先に店を出たそうです、、、
そして、メールの最後には、もしも美月からメールが来たら、すぐ知らせると書いてありました。
僕は、深いため息をつきました。
僕は、何がしたかったんだろう?
こんなリスクを、自分から好きこのんで取るなんて、おかしいとしか言えないと思います、、、
そして、僕は少し書店などで時間を潰してから、家に帰りました。
家に帰ると、いつも以上に上機嫌な美月が
『おかえり〜〜〜 ごはんもう出来てるよ!! 今日はお疲れ様、大変だったね!!』
と、満面の笑顔で迎えてくれました。
その笑顔は、前田さんのスマホの中に入っていた写真のように、100パーセントの笑顔に見えました。
そして、妙にテンションの高い美月と、楽しく食事をしましたが、僕はドキドキしっぱなしでした。
前田さんと会ったことを、僕に話すのかな? それとも、内緒にするのかな?と、気になって仕方ありませんでした、、、
「本当に今日はゴメンね。せっかく待ち合わせたのに、、 あれからどうしたの? すぐ帰ったの?」
我慢しきれずに、そう聞きました。
『え? うん、ちょっとお茶して、少し買い物して帰ったよ。せっかく街に出たからね、、』
「そうなんだ、、 何か買えた?」
『ううん、、 見ただけだよ。今度、学くんと一緒に行って、買ってもらうから』
おどけたように言って、笑う美月。すごく楽しそうです、、
やっぱり、久しぶりの再会が、嬉しかったのかな?と、不安になりました。
そして、食事が終わり、風呂に入って、一緒にベッドに入りました。
美月は言葉には出しませんが、発情モードのようで、セックスしたいオーラがすごく出ていました。
僕も、前田さんに見せてもらった美月の昔の動画や、セミヌードの写真が頭から離れず、すごく興奮していたので、ベッドに入ると同時に、美月に襲いかかりました。
『アン。学くんのえっちぃ〜』
美月は僕に抱きしめられながら、楽しそうに言います、、
いつもよりも、かなり上機嫌で、楽しそうな美月、、、
本当なら、僕にデートをドタキャンされて、落ち込んでいるはずです。
それが、いつも以上に良い笑顔で、僕は不安になります、、、
不安を消し飛ばすように、美月のことを強く抱きしめます。そして、いつもとは違って、ちょっと強引なくらいの脱がし方で、美月を裸にしていきます。
『あぁ、、 学くん、、好き、、 ねぇ、、もう入れて欲しい、、入れて欲しいよぉっ!』
美月は、最初からかなり高まっていて、こんな事を言ってきます。
僕は、美月にキスをして愛してると言いました。
美月は、僕がキスをすると、激しく舌を絡めてきてくれました。
夢中で美月の舌を吸ったり、舐めたりしながら、はぎ取るように彼女の衣服を脱がせて全裸にすると、美月のほどよい肉付きの裸体は、本当に綺麗でエロくて興奮が限界になりました。
僕は、大きくて形の良い胸にむしゃぶりつき、乳首を舐め回すと、美月の乳首は、いつも以上にカチカチになっている気がして、複雑な心境になりました。
もしかしたら美月は今、前田さんの事を思い出している、、、
そして、昔を思い出している、、、 昔の、前田さんとのセックスを思い出している、、、
そんな想像ばかりが広がります。
『あ、く、、ぅあぁ、、 学くん、、 もうダメだよぉ、、 入れてぇ、、 お願いします、、、 入れて下さいぃ、、』
とろけた顔で、甘い声で言う美月、、、
そのとろけた顔と、前田さんのスマホで見た昔の美月が重なります、、、、
こんな風に、もう我慢できないからすぐに入れて欲しいなんて、言われたことはありませんでした。
前田さんとのセックスは、いつもこんな感じだったのかな?
もう、ネガティブなことしか考えられなくなっていました、、、
僕は、嫉妬と興奮で狂ったように服を脱ぎ、そのまま美月に押し込みました。
美月は、一瞬ハッとした顔になりましたが、すぐに目を閉じました。
そして、僕は生まれて初めて、美月の中に生で挿入しました。
『ふあぁっ! ンッあっ!! 気持ち良いよぉ、、 あっ、、 あっ!』
美月は、目を閉じたままあえぎ始めました。
初めて味わう美月の生膣は、言いようもないくらい気持ち良かったです。
いつもよりも、熱くて絡みついてくる感覚。
あんな薄いゴムがあるのとないのとで、こんなにも感覚が違うのは、不思議に思います。
それと同時に、やはり生でのセックスが本物のセックスだと思いました。
ゴム付きのセックスは、言ってみればオナホでのオナニーと同じです。
僕は、夢中で腰を振りました。
『あっ! あんっ! あぁんっ♡ ヒィあぁんっ!! 気持ち良い、、気持ち良いよぉっ!! あん♡ アン♡ もっとしてぇっ!!』
美月が、いつもとは比較にならないくらい大きな声であえぎます。
やはり、女性も生の方が気持ち良いのかな?と思いながら、腰の振りを早めます。
『うぅあぁぁっ!! そう、、それぇ、、あぁっ!! すごいぃぃ、、 あんっ♡ あんっ♡ ダメ、ダメぇ、、 イッちゃウゥッ!! イッちゃうよぉっ!!』
美月が、切羽詰まった声で叫びます。
僕は、驚きました。こんなにも美月を感じさせられるなんて、初めてのことでした。
ゴムがないだけで、こんなに美月を感じさせられるなら、もっと早くすれば良かった、、、
そんな気持ちで腰をガンガン振りました。
そして、僕は美月にキスをしました。キスをしながら腰を振ると、もうイキそうです、、、
生で繋がりながら、キスをする快感、、、 これ以上のものはない気がします、、、
美月も、目を閉じたまま、夢中で舌を絡めてくれます、、、
目を閉じたまま?
僕は、ハッとしました。
いつも美月は、目を開けてセックスをします。キスの時ですら、目を閉じません、、、
昔、どうしてか聞いたとき、僕のことをずっと見ていたいからだと言ってくれました。
僕のことをよく見たいから、キスの時も、セックスの時も目を閉じず、電気も消さない、、、
そう言っていました、、、
実際に、いつもはそうでした、、、
でも、美月は今、眉間にしわが寄るほどきつく目を閉じています、、、
もしかしたら、美月は今、僕を見ていない? 目を閉じて、心の目で前田さんを見ている? 前田さんに抱かれていたあの頃を思い出している?
もっと言ってしまえば、美月は今、僕に抱かれながら、前田さんとセックスしているつもりになっている、、、 そう言うことなんでしょうか?
僕は、絶望的な気持ちで、
「美月! 愛してるっ!! 愛してるっ!!!」
と、腰を振りながら叫びました。
美月は、ちょっと間を開けてから
『愛してるッ! 愛してるっ!! 中でイッて欲しいよぉっ!! イッてっぇっ!!』
と、叫びました。
いつもなら、僕の名前を呼んでくれるシチュエーションでしたが、呼んでくれませんでした、、、
僕は、完全に理解しました。
美月のさっきのセリフは、前田さんに向けられたものだと、、、
そう思った瞬間に、僕は射精してしまいました。
思わずうめきながら、初めて美月に中出しをしました、、、
『あぁぁっっ!!! イクっ!!! イクっ!! マーーなぶ君、愛してるっ!!!』
中出しを受けながら、美月は激しくイキました。
こんな美月は、初めてでした。
そして、美月はイク時に、僕の名前を呼んでくれましたが、どう考えても、最初”マー君”と言いかけました。
前田さんに、あの動画を見せられていなければ、気がつかなかったと思います。
あの動画で、何度も美月は前田さんの事を”マー君”と、呼んでいました。
さっきは、美月は強引に誤魔化しましたが、絶対に”マー君愛してる”と、言おうとしたと思います、、、
僕は、初めて美月の中に出した快感と、名前を間違えられたショックで、放心状態でした。
すると美月が
『へへへ、、 やっと、中にくれたね、、 赤ちゃん、欲しい、、、 ずっと思ってたんだ、、、 やっとその気になってくれたの? 嬉しいなぁ』
と、あの前田さんのスマホで見たような、100パーセントの笑顔を見せてくれました。
僕は、間違えていたのかも知れません。
美月は、僕が美月のことを大切に思うあまり、ゴム無しセックスをしなかったことに、不満を持っていたのかもしれません。
こうやって、ちょっと強引に、生で入れて、中で出す。そんな行為が、美月の不満や不安を溶かしたのかも知れません。
目を閉じていたのも、僕の考えすぎだと思います。
昔の彼氏と再会して、ちょっとテンションは上がっていたのかも知れませんが、やっぱり美月は美月なんだと思いました。
そして、この日を境に、僕らの子作りは始まりました。
僕の不安も消えて、本当に、今まで以上に楽しい生活が始まりました。
前田さんの事は、良いスパイスになった気がします。
僕は、もう馬鹿なことは考えずに、美月をもっと幸せにしようと思いました。
そんな日々が続いていたある日、前田さんからメールが来ました。
僕は、とくに何も思わずに、なんだろう? と、軽い気持ちでメールを読みました。
”久しぶり! さっき美月ちゃんからメールが来たので、転送します。また、指示して。それまで、返信は待ちます”
こう書いてありました、、、
そして、美月のメールは、
”マー君、元気ですか? この前は、ひどい事言ってゴメンなさい。もう一度会って、ちゃんとお話ししたいです。言いたいことが、いっぱいあります。もう一回、会ってくれませんか?”と、書いてありました、、、
僕は、急に足下に穴が空いて、真っ暗な穴の中に落ちていくような感覚になりました、、、
2.
ほんの偶然から知り合った、嫁の美月の元カレの前田さん。けしてイケメンではないですが、どことなく僕に似ていました。
前田さんの口から、美月のファーストキスや、ロストバージンの話を聞き、おまけに当時の画像や動画まで見せてもらいました。
そこで持った僕の感想は、実は僕は前田さんの代用品なのではないかというものでした。
でも、その後で嫉妬と興奮にまみれながら美月のことを激しく抱き、抱き終わったあとの美月のリアクションで、それは僕の考えすぎだと思うことが出来ました。
そして、子作りも本格的に始めて、今まで以上に美月との仲も良くなっていたある日、前田さんからメールが来ました。
あれ以来、避けているわけではないですが、何となくクライミングジムにも足が遠のき、前田さんとは会っていませんでした。
前田さんから来たメールは、美月のメールを転送してくれたメールでした。
”マー君、元気ですか? この前は、ひどい事言ってゴメンなさい。もう一度会って、ちゃんとお話ししたいです。言いたいことが、いっぱいあります。もう一回、会ってくれませんか?”
と言うような内容でした。
僕は、落とし穴にでも落ちたようなショックを受けました。
動悸が激しく、立っていられなくなり、座り込んでしまいました。
でも、座ってみると、自分がこれ以上ないくらい激しく勃起していることに気がつきました。
美月が、自分から前田さんにコンタクトを取って、その上会いたいと言っているのに、こんなにも興奮している僕、、、
もう、間違いなく、自分には寝取られ性癖があるのだと思いました。
そして、それを自覚すると、開き直ることが出来ました。
前田さんにすぐメールをして、今日の午後に会う約束をしました。
話の内容が内容なだけに、カフェとかではなく、前田さんの車の中で話すことにしました。
そして夕方になり、前田さんと合流しました。
前田さんは、ちょっとだけ申し訳なさそうな感じでした。
「ゴメンね、なんか、こんな事になって、、」
前田さんは謝ってきますが、メールを出したのは美月の方からですし、そもそもアドレスを渡すように指示したのも僕です。
僕は、気にしないでと言うことと、これからのことを話し始めました。
まず、美月には会ってもらいたいと言うこと。
そして、前田さんの思うように行動して欲しいと言うことを言いました。
「やっぱりそう言うと思ってたよ」
前田さんは、さっきの申し訳なさそうな感じはなくなり、笑顔でそう言いました。
「ストレートに聞くけど、学は美月を寝取られたいの?」
前田さんは、僕に対する口調もかなり砕けてきました。
僕は、正直に寝取られ願望を自覚したことを前田さんに告げました。
「そっか、、 じゃあ、希望に添えられるように頑張るよ。遠慮なく、したいようにさせてもらうけど、後悔しないでね」
前田さんは、楽しそうに言いました。
そして、何があったのかすべて報告してもらう約束をして、別れました。
家に帰ると、妙にテンションの高い美月がいました。
『おっかえっりぃ〜〜!! 今日もお疲れ様〜〜』
そう言って、抱きついてキスをしてくる美月。
山本美月にそっくりの、可愛い顔で僕を見つめます。
「ただいま。どうしたの? 上機嫌だね」
僕がそう聞くと、
『そう? 学くんが早く帰ってきてくれたからだよ〜。もうごはん出来てるよん』
本当に、小躍りでもしそうな感じです。
可愛らしい嫁に、美味しい手料理と、何も不満はないはずなのに、僕は自らそれを壊そうとしている、、、
この後も、美月はとにかくハイテンションで、その上僕にべったり甘えてきました。
『ねぇ、学くん、、、 早く赤ちゃん欲しいなぁ、、 ねぇ、、 今日も、良いでしょ?』
美月は、その可愛らしい顔を少し赤くしながら、おねだりをしてきました。
本当に、見れば見るほど可愛らしい顔をしていると思います。
ちょっとバタ臭いというか、日本人離れしている感じもしますが、いつまで見ていても飽きる気配もないくらいです。
でも、知ってしまった過去の美月。と言っても、遊びまくっていたわけでもないですし、変なことをしていたわけでもなく、前田さんとの事だけです。
しかし、それを聞いてしまったことで、僕は前田さんの代用品なのではないのかと、疑いを持ってしまいました。
そして、先にシャワーを浴びて、ソファに座りました。
美月がシャワーを浴びている間に、自分のスマホのメールを確認すると、いくつか前田さんからメールが来ていました。
メールには、美月にメールを返信したことが書いてありました。
メールをくれてありがとうと言うことと、すぐにでも会いたいと言うことを返信したそうです。すると、すぐに美月からメールが返信されたそうです。
”メールくれてありがとう。さっそくだけど、明日はどうかな? マー君のタイミングで良いので、時間決めてね。よく行ってた、花屋さんの横のカフェで良いかな? じゃあ、メール待ってるね”
美月からの返信メールは、こんなにも砕けた感じで、恋人同士のメールのような感じでした。
そして何よりもショックだったのが、花屋さんの横のカフェでした。
そこは、僕と美月の定番のスポットでもありました。
美月と僕が二人で街を歩いていたときに、偶然立ち寄って、パンケーキが美味しかったので、その後もよく行くようになった、、、
僕は、そうだと思っていました。
それが実は、前田さんとの思い出の場所だった、、、
美月に、裏切られた気分でした、、、
美月は、素知らぬ顔で、僕と見つけたデートスポットとして、前田さんとの思い出の場所に通い続けていた、、、 僕に内緒で、、、 僕を、騙して、、、
そして、明日は14時に待ち合わせになっているようでした。
前田さんは、そう言えば仕事はなにをしているのだろう?
クライミングジムにも、昼間にもいるようだし、土日に僕と岩場に行ったりもする。
仕事はなんだろう?
そんなことを考えていると、美月が出てきました。
美月は、体にタオルを巻いた状態で、嬉しそうな顔で僕に抱きつくと、
『お待たせ〜 ねぇ、今日は学くんのために、良いもの用意したんだよ〜〜』
と、嬉しそうに、100パーセントの愛情を僕に注いでいるような瞳で僕を見ながら言いました。
今まで見たことがない瞳です。
前田さんと再会したことによって、僕を見る瞳まで変わったのは、どうとらえれば良いのかわかりません。
そして、曖昧な返事をしながら、寝室に二人で向かいます。
でも、僕の頭の中は、美月が前田さんに送った親密なメールのことでいっぱいです。
そして寝室に入ると、僕を先にベッドに寝かせて、目を閉じててと言う美月。
しばらくそのまま目を閉じていると、美月がもう良いよ言いました。
そして目を開けると、タオルを外した美月がいました。
美月は、可愛らしい顔を真っ赤に染めて、セクシーなランジェリー姿で立っていました。
真っ赤なブラはカップのところが結構透けていて、乳首まで見えてしまっています。
おそろいの真っ赤なショーツは、これもまたスケスケで、薄い美月のヘアまで見えています。
そして、男の憧れガーターベルトに、太ももの途中までのストッキング、、、
風俗店のパネルのような格好の美月が、恥ずかしそうに、
『どうかな? 可愛い?』
と、聞いてきました。
美月のちょっと外国人が入っているような美しい顔には、そのセクシーなランジェリー姿は抜群に似合っていました。
外国のトリンプのショーのモデルみたいに見えます。
僕は、生唾を飲み込みながらそう言うと、美月は嬉しそうに僕に抱きついてきました。
その姿で抱きつかれると、いつもと違った興奮が僕を襲います。
『へへ、、 じゃあ、今日は私がいっぱいしてあげるから』
はにかみ笑いをしながら、そんな事を言う美月。
僕は、あっという間にパジャマを脱がされました。
そして、エロい下着姿の美月が、僕の乳首を舐め始めます。
美月は、僕と初めて結ばれたときから、妙に慣れているというか、セックスが上手な感じでした。
でも、美月の方からこんな風に積極的にリードしていくことは、あまりありませんでした。
僕の顔を見たまま、チロチロと可愛らしい舌で僕の乳首を舐めていきます。
微妙に外したり、強く吸ったり、時には歯を立てたりしながら、僕の乳首を責めあげていきます。
はっきりと、いつもと違うのがわかります。張り切っているというか、感情が物凄く入っているというか、とにかく丁寧で気持ち良いです。
僕は、イヤでも前田さんの事を意識してしまいます。
美月は、前田さんと会う約束が出来たので、上機嫌でいる。
もっと悪い想像をすると、前田さんのためにランジェリーを新調した、、
もう、嫉妬で狂いそうです。
僕は、エロい姿で僕を責め続ける美月を、強引にひっくり返して、責め始めました。
スケスケのブラの上から、その肉感的な乳房を揉み、透けて見えている乳首をつまむと
、
『ふ、あぁんっ、、 乳首ダメぇ、、 気持ち良いよぉ、、』
と、最初からテンション高めであえぎます。
その、コリコリにコリコリな乳首を指で転がしながら、前田さんにもこんなランジェリー姿でサービスしていたのかな?と、想像して、切なくなりました。
ブラをズラして、胸をボロンとはみ出させ、乳首を口含みました。
さっきの美月の真似で、歯で軽く噛んだりしながら責め続けると、
『ンあぁっ!! それ、気持ちイイぃっ!! もっと、、ふあぁ、、 強く噛んでぇっ!! あ、ヒィッ!!』
とろけた顔で、おねだりをする美月。
いつものセックスとは、まったく感じが違います。
こんな美月は、初めてです、、、
前田さんの事を頭から振りほどくように、必死で美月の胸を責めますが、美月が感じれば感じるほど、なぜか敗北感が強くなります。
『ンあっ!! もっとしてぇっ!! 乳首もっと噛んでぇ、、 あぁ! アン♡ あんっ♡ あぁっんっ♡』
僕は、前田さんに負けてたまるかと思いながら、調子に乗って責めていましたが、ふと美月の顔を見ると、固く目を閉じていました、、
いつもは、電気も消さず、キスの時ですら目を開けたままの美月、、、 僕の顔を、どんな時も見ていたいからだと言ってくれていました。
それが、前田さんと再会して以来、美月は僕とのセックス中に目を閉じるようになりました。
どう考えても、目を閉じて前田さんの事を思いだしている、、、
思い出しているだけならいいですが、僕を前田さんだと思ってセックスをしている、、、
そう思ってしまいます。と言うか、実際そうだと思います、、、
僕は泣きそうになりながら、美月のショーツをズラして、そのまま挿入しました。
『あぁぁっっっ!!! 気持ちいいぃよぉ、、 あっ♡ ヒィあぁ♡ ンくぅアッ!! まー、なぶくん、、、 好きぃ、、 好きぃっ!! キスしてぇ!!』
切羽詰まって、甘くとろけた声で言う美月。相変わらず、固く目を閉じたままです。
そして、また間違えそうになりました。 美月は、確実に”マー君”と言いかけました。
悔しさと、絶望感と、狂うほどの嫉妬で、息が止まりそうになります。
『もっとぉッ!! もっと強くぅっ!! あんっ♡ あんっっ♡ ヒッぐぅっんっ!!!』
美月は、エロい下着姿のまま、正常位の下側にもかかわらず、腰を振ります。
僕のピストンを、補強するというか、増強する感じで、タイミングを合わせて腰を振ります。
正常位の下側で、こんな風に腰を動かす女は見たことも聞いたこともありませんでした。
それも、ぎこちなくなることなく、本当に上手に僕の腰の動きにあわせて腰を振ります。
慣れている、、 その一言です。
前田さん相手に、こうしていたんだろうなと思うと、もう限界でした。
「ダメだ、イクっ! イクっ!!」
僕が叫ぶと、
『イッてっ!! 美月の中に出してっ!!! ぅアアァッッ!! ヒィッアッ!!』
美月も叫びました。
僕は、目を閉じたまま叫ぶ美月に、キスをしました。
美月は、待っていたという感じで、舌を突っ込んできました。
たっぷりと美月の中に注ぎ込みながら、舌を絡め続けると、腰が抜けそうなほど気持ち良かったです。
でも、美月は結局一度も目を開けませんでした、、、
美月の中に出しきり、グッタリと美月の横に横たわると、美月が僕の腕枕で抱きついてきました。
『へへ、、 赤ちゃん、出来るかな? ねぇ、学くん、、 あのね、、 もう一回、、 ダメかな?』
顔を真っ赤にして、もじもじしながらおねだりをする美月。
僕は、そのまますぐに2回戦に突入しました、、、
そして終わると、美月は子供みたいにスヤスヤと寝てしまいました。
美月の寝顔を見ながら、さっき美月が、自分で自分のことを”美月”と呼んだのが気になりました。
前田さんと付き合っていたときは、ずっとそうだったのかな? そんなことを考えながら、いつの間にか寝ていました。
朝になると、美月は昨日よりもハイテンションでした。
上機嫌で、朝食を準備しながら、なんか軽く踊ったりしていました。
「機嫌良いね?」
僕がそう聞くと、
『へへ、 だって、昨日二回もしてくれたから、嬉しかったんだよぉ〜〜 きっと、赤ちゃん出来たよね!?』
と、可愛らしいことを言う美月。
この言葉を、そのまま受け取る事が出来れば、これ以上ない幸せだと思います。
でも、美月は今日、前田さんと会う約束をしています。
それで機嫌が良い、、、 そう思ってしまいます。
そんな事を思いながら、朝食を食べ、行ってらっしゃいのキスをしてもらい、会社に出かけました。僕は家を出ると、すぐに前田さんにメールをしました。
聞いたことは以下の3点です。
・美月は、前田さんと付き合っていたときに、自分自身のことをなんと言っていたか?
・美月は、前田さんとのセックスの時に、どんな下着を身につけたか?
・美月とのセックスは、どんな風だったのか?
こんな事を聞くなんて、自分はみっともないなと思います。
すると、すぐに返信が来ました。
やっぱり思った通り、美月は自分のことを美月と呼んでいたようですし、ガーターベルトなどのエッチなランジェリーを身につけて、前田さんを喜ばせていたようです。
最後が一番気になる部分でしたが、メールにはこう書いてありました。
”セックスのことは、なんか、言いづらいよ。俺、説明も下手だし、、 気を悪くせずにこれ聞いてみてよ、、、”
と、添付ファイルがついてました。
音声だけのそのファイル、、、
話の流れから想像すると、悪い予感しかしません。
電車の中で聞くべきではないと思いとどまり、会社に向かいました。
朝のミーティングが終わり、半個室ブースで仕事を開始すると、イヤホンで聴き始めました。
『へへ、これエッチでしょ? 穴空いてるんだよ。このまま入れちゃえるんだよ〜』
美月の声がします、、、 気持ち子供っぽいと言うか、若い感じですが、間違いなく美月の声です、、、
「ホント美月はエッチな子になっちゃったね。学校にも、それ着てったら?」
『もう着てってるよ。すっごくドキドキして、授業中にこっそりしちゃった、、』
美月が、うわずった声でそんな事を言います、、、
「ヤバいって。バレたらどうすんの?」
前田さんも、あきれたように言います。
『バレて退学になったら、先生のお嫁さんになる〜』
美月が、可愛らしい声で言います。
前田さんの事が、好きで仕方ないというのが伝わってきます、、、
「まあ、確かにもう結婚出来る歳にはなったけど、、、 まだ早いって」
笑いながら言う前田さん。
『また、そんな事言って逃げる〜! お嫁さんにしてくれなかったら、警察行っちゃうからね!』
「それは、リアルでヤバい」
前田さんは、楽しそうに言います。
このやりとりは、これだけで胸がえぐられました。
話しから想像すると、おそらくまだ16歳くらいの美月が、穴あきの下着を身につけて前田さんに見せている、、、 そして、結婚するのが確定みたいな会話をしている、、、
身もだえするとは、このことだと思いました、、、
僕が出会うことが出来なかった過去の美月、、 前田さんは美月の初めての男、、
羨ましくて血の涙が出そうでした、、、
『ヤバいって言っておきながら、今からするんでしょ?』
イタズラっぽい口調で言う美月。ちょっと生意気な感じもあり、若さがはじけ飛びそうな感じです。
「しないってことあるの? ラブホテルにいるのに」
笑いながら言う前田さん。
『ないよね〜〜』
笑いながら言う美月。
このやりとりだけを聞いていると、美月がとんでもなくビッチに思えてきます、、
「じゃあ、広げて見せてよ」
『えっちぃ〜 はい!』
「なにそれ。ヤバいね。垂れてるよ」
ちょっとからかうような感じで、前田さんが言います。
『だってぇ〜〜 今日は学校もこれ着てたから、、、 ねぇ、、 もう入れて欲しいよぉ、、』
「マジか、、 じゃあ、今日も授業中にしてたの?」
笑いながら言う前田さん。
僕の中で、美月のイメージが変わっていきます。
清純で真面目、、、
人見知りで恥ずかしがり、、、
この録音の中の美月は、どれも当てはまりそうにありません。
『してたよ、、 こっそりと、スカートの中に手を入れて、、 マー君のこと思い出しながらしたんだよ、、』
美月の声が、うわずって、微妙に震えている感じです。
「イッたの?」
『イ、イッちゃったよぉ、、、 必死で指噛みながら、声我慢して、、、 イッた、、』
「変態」
笑いながら言う前田さん。
『もうダメぇ、、 入れてっ! 我慢できないもん!!』
トロトロにとろけた声でおねだりする美月、、、
「じゃあ、いつもみたいに言ってごらん」
『イジワルぅ、、 美月のおまんこ見て下さい、、 マー君の大っきなおチンポ入れて欲しくて、、 いっぱいあふれてます、、、 マー君の大っきなおチンポ、なんにもなし、生で入れて下さい、、、』
僕は、思わず再生を止めました、、、
腰が抜けた感じ、、、 力が出ません、、 本気で、死にたくなるほどのショックでした、、
自分の嫁の過去、、、 こんなものは、知らない方が良かった、、、 そう思いました、、
若い頃は、あやまちはつきものです。僕だって、美月に言いづらいこともあります。
でも、、、 これは正直きついです、、、
「もっとしっかり広げないと、見えないよ」
前田さんが、ちょっと冷たい感じで言いました。
『もう、、 いじわる、、 見て下さい、、』
美月が、うわずった声で言いました。
前田さんは、この前僕に話したときは、まだ幼い美月に手を出したことを反省しているようなことを言っていました。
若さ故の過ちだったというようなことを言い、僕に謝るくらいでした。
でも、この録音の前田さんは、幼い美月を完全に自分色に染めている感じですし、調教していると言っても良い感じです。
「エロ過ぎる。こんなの同級生が見たら、腰抜かすぞ」
前田さんが、笑いながら言います。
『もう!! バカッ!! 入れてくれないなら、自分でするっ!!』
美月が焦れたように言いました。
「うわっ! ゴメンゴメン。 あっ、、 ヤバい、、締まる、、」
『ンあっんっ!! 大っきいよぉ、、、凄いぃ、、 あ、アッ!!』
「いきなりそんなに動くなよ、、 すぐイッちゃうって、、」
『イッていいよ、、 いっぱい出して欲しい、、』
「今日は大丈夫な日なんだっけ?」
『だ、大丈夫な日だよ、、 マー君となら、いつでも大丈夫な日だよ、、』
「そっか、、 美月、愛してるよ、、」
『うん、、 絶対絶対、お嫁さんにしてね!!』
「あぁ、約束する、、 行くぞ、、」
『アアッッ!! 激しいぃっ!! ンアッ!! アッ!! あーーっ!! アン♡ アン♡ アァァンッ!! マー君! 愛してるっ!! ずっと一緒だよっ!! アッ! イ、イッちゃう、、、 イッちゃうよぉ、、、 ねぇ、、一緒にっ!! 一緒にイキたいっ!!』
美月が、ほぼ絶叫しています。
こんなになっている美月は、僕は見たこともないです、、、
「イク、、イクっ! 美月!! イクっ!!」
『ァあぁアあぁっ!!! イッくぅっっ!!! ひ、、あ、っ、、 熱いの、、、わかるよぉ、、 愛してるぅ、、』
とろけきった美月の声で、音声は終了しました、、、
この脱力感、、
いや、敗北感なんでしょうか?
そして、重い気持ちのまま仕事を続け、昼を食べ、14時が近づくにしたがい、落ち着きがどんどん消えていきます。
そして14時が過ぎていきました、、、
今頃なにをしているんだろう?
何を話しているんだろう?
もしかして、、、 そのままホテルに?
僕は捨てられる?
悪い想像が膨らみ続けます。
そして、夕方の18時くらいに前田さんからメールが来ました。
メールの内容は、最悪ではありませんでしたが、悪い内容でした。
美月は、最初から昔みたいな感じだったそうです。
口調も何もかも、昔付き合っていたときそのままで、一瞬昔に戻ったと錯覚するほどだったそうです。
美月は話があると前田さんを呼びつけながら、ただ昔話をしたり、前田さんの海外放浪話を聞くだけで、何時間も話しっぱなしだったそうです。
そして、美月は3時間以上も話しっぱなしだった後、”もう帰らないと”と言い始めて、お開きになったそうです。
前田さんが話しってなんだったの?と聞いたら、”いっぱいお話ししたでしょ?楽しかった! またメールするね!”と言ったそうです、、、
美月の意図がわかりませんが、まだこれからも前田さんと連絡を取るつもりだと言うことはわかりました、、、、
僕は、前田さんにお礼のメールをして、家に帰りました。
家に帰ると、朝のハイテンションがウソのように、元気がない美月がいました。
食事をしているときも、上の空というか、何か考え事をしている感じで、正直怖かったです、、、
前田さんと比べられている? 僕は捨てられる?
もう、ドキドキして仕方なかったです、、、
「どうしたの? 元気ないじゃん?」
ドキドキしながら美月に声をかけると、
『え? あ、うん、、 生理来ちゃったんだ、、 へへ、、 赤ちゃん、まだだね、、』
と、寂しそうに言いました。
僕は、疑ってしまいました。
生理は、感覚的にまだ先のはずです。
僕は、美月が寝た後、こっそりと洗濯機の中を見ました。
下着が、本当に生理の時の下着になっているか確認するためです。
別に、そんなものを確認する必要もないですし、我ながらキモいと思いますが、どうしても確認したくなりました。
中を探ると、いつも生理の時にはくショーツが入っていて、少しだけホッとしましたが、余計なものを見つけてしまいました。
ネットみたいなものに入れられて、なおかつバスタオルにくるまれるようになっていた下着でした。
それは、初めて見る、黒の穴あきショーツと、黒の極小ブラでした、、、
僕は、手が震えました。
今日美月は、これを身につけて前田さんに会ったのか?
何を期待していたのだろうか?
そこで、僕はわからなくなりました。
前田さんは、ウソをついているのでは? 本当は、今日美月とセックスをしたけど、僕にウソをついている、、、
もう、何も信じられなくなりました、、
そして、美月と前田さんのメールのやりとりを、転送してもらう生活が始まりました。
美月は、僕に対して何も変わらず、ラブラブな感じで、赤ちゃんも早く欲しいと言い続けています。そして実際に、かなりの高頻度で、セックスをするようになりました。
それなのに、前田さんからの転送メールは、ほぼ毎日でした、、
僕と今まで通りの生活をしながら、僕に内緒で元カレとメールのやりとりをする美月。
確かに、女性の浮気は見抜けないと実感しました。
メールの内容は、本当にたわいもない日常の報告でした。
どこに行ったとか、テレビでなにを見たとか、そんな事でした。
でも、ちょくちょく昔話が混じるので、過去の二人のことが徐々に見えてきました。
そして、本当に辛い話ですが、僕と美月の行きつけの場所は、ほとんどすべてが前田さんとの思い出の場所でした。
よく行く本屋さん、イタリアンレストラン、偶然見つけた感じだった小さな中華料理屋さんまで、僕と一緒に行くお店は、ほぼすべてが前田さんと通っていた場所だったようです、、、
そして、美月は週に一回は前田さんと会うようになっていました。
前田さんの報告を信じるなら、本当にただ話をするだけの密会だったようですが、それも2ヶ月ほど経つと変わりました。
二人は、普通にデートをするようになっていました。
動物園に言ったり、映画に行ったり、そんな報告をされるようになりました。
でも、僕は前田さんからメールで教えてもらっていなければ、まったく気がつくことはなかったと思います。
動物園にデートに言った日も、映画にデートに行った日も、美月は何一つ変わらず、僕にラブラブな感じで接してきました。そして、僕とセックスもしたりしました、、、
僕は、ひたすら凹む毎日でしたが、良かったと思うこともありました。
今回は、僕主導で始まった元カレとの再会でした。
もしかしたら、僕のまったく知らないところで、美月と前田さんは再会していた可能性もあります。もしもそうだったら、僕は何も気がつけないままだったと思います、、
美月は、前田さんとメールをして、デートをしながらも、キスどころか手もつながない感じです。やはり、僕を裏切れないと思ってくれているのだと思いました。とは言っても、現状でも充分裏切りだとは思います、、、
ただ、そのギリギリのバランスも、崩れだすとあっという間でした。
前田さんからのメールで、今日のデートで人混みの中で、はぐれないように手を繋いだそうです。
すると、その後はずっと繋ぎっぱなしだったそうで、美月の方から手を握りに行っていたそうです。
そして、この日の別れ際、自然とキスをしたそうです、、、
唇が触れるだけのキスで、美月は照れながら走り去ったそうですが、キスしたことに変わりはありませんでした。
そして、僕は美月が前田さんと会った日は、夜中に洗濯機の中をのぞくのも日課になっていました。毎回のように、エロいセクシーなランジェリーを身につけている美月。
勝負下着というか、期待しているとしか思えません、、
僕はあれ以来、ちょくちょくと前田さんとは会って話をしていましたが、キスをしたとの報告を受けて、思い切って提案しました。
美月とセックスをして欲しいと言うことと、本気で美月を奪って欲しいと言うことを、、、
僕は、この数ヶ月で、ショックや絶望などよりも、興奮する心の方が育っていました。
美月が他の男とセックスをする、、、 そして、僕から去って行く、、
そんな想像が、僕を興奮の頂点に連れて行くことに気がついてしまいました、、
前田さんは、驚きもせずに承諾しました。
そして、可能であれば録音か録画をしてくれると言いました、、、
僕は、屈辱感を感じながらも、お願いしますと言いました。
そして、前田さんからも、ちょっとしたカミングアウトがありました。
前田さんは、僕を安心させるために、彼女がいるとウソをついたそうです。
前田さんは、美月と別れてから、遊びの女はいたそうですが、付き合った女性はいなかったそうです。
前田さんは、美月以上の女に出会えなかったからだと言いました、、、
もう、美月と前田さんは、昔の気持ちに戻っていると感じました。
昔みたいに、愛し合っている、、 いや、もしかしたら、僕という配偶者がいるので、二人の気持ちは逆にさらに燃え上がっているかも知れない、、、 そう思いました、、
そして、あっけなくその日は来て、僕は死ぬほどやきもきしながらその日を過ごしました。
夕方来た前田さんのメールには、
”終わったよ。動画も撮れたし、取り急ぎ画像を送るよ。今日、この後時間あれば、動画も見せるよ”
と書いてありました。
そして、添付された画像は、最悪のものでした。
ホテルのベッドの上と思われる場所で、裸でフェラをする画像。手のひらで、目のあたりを隠していますが、どう見ても美月です。
手で顔を隠しながら、元カレにフェラする美月。
こんな写真を撮られているのに、大きく口を開けて前田さんのアレをくわえています。
それは、こういう風に取られることに、嫌悪感がないことを示しています。そして、おそらく過去にもこんな風に撮影していたと思われます、、、
前田さんのアレは、たしかに少し大きめに見えますが、僕と比べて少し大きい程度だと思います。
でも、そんなものの優劣よりも、美月にこんな写真を撮ることに同意させる前田さんに敗北感を感じます、、
そして、僕はすぐにメールをして、仕事も切り上げて、前田さんと合流しました。
前田さんの車に乗り込むと、前田さんは笑顔でした。
「期待通りのモノが撮れたと思うよ。はい、どうぞ」
人妻を寝取っておきながら、笑顔で言う前田さん。
僕は、手渡されたスマホで動画を再生しました。
『アッ! 動画にしたでしょ〜〜!』
美月が、顔を隠していた手のひらを外して、抗議します。
前田さんは、僕に送った画像を撮った後、すぐに動画に切り替えたようです。
「バレたか」
笑う前田さん。
もう、この時点で最悪です、、、
自分の嫁が、元カレとこんな動画を楽しそうに撮っている、、
でも、僕の脳内で、パァァーーッという感じで、快感物質が分泌されるのを感じます。
寝取られる絶望を、快感に変換するスキル。 それが僕に与えられた天賦だと思います。
『ホントにマー君は、昔から変態さんだよね。ちゃんと消してくれたの? 昔のヤツとか、、』
「え? あ、あぁ、うん、消した消した」
前田さんは、どう聞いても消してねーだろ!?という感じの、テキトーと言うか、いい加減な返事をしました。
昔から、ハメ撮りをしていたということみたいです、、、 まぁ、前に車の中で見せてもらったスマホの中に、あんな画像や動画があった時点で、ハメ撮りもしていただろうなとは薄々気がついていました、、
『やっぱり消してなかったんだ、、 まぁ、わかってたけど。私も消してないのもあるし、お互い様か』
美月は、楽しそうに言いました。
美月も持ってるんだ、、 前田さんとのハメ撮り動画、、、 本当に、まったく気がつけなかった、、、
「なに、それでオナってたの? 可愛いねぇ〜」
『バカ、、 それより、もう良いでしょ?』
「え? なにが?」
『わざとらしい、、 もう、入れて、、』
美月が、メチャメチャ小声で言いました。スマホで撮影されているのに、そんな事を言う美月、、、
これは昔の動画ではなく、ついさっきのものです。言ってみれば、浮気の動かぬ証拠です、、、 どういうつもりなんだろう?
「なに? 忘れちゃったの? おねだりの仕方」
前田さんが、心の底から楽しそうに言います。
『はぁ、、 めんどくさ。 マー君のおチンポが欲しくて、トロトロになってる美月のおまんこに、マー君の大っきいおチンポ生で入れて下さい、、 これでいい?』
美月が、照れ隠しで面倒くさそうに言いますが、声がうわずっているのがはっきりとわかります。
「ホントに、、、 良いの?」
前田さんが、急に真剣になって言いました。
『ダメに決まってるじゃん! 私は、マー君に無理矢理されてるだけだから、、 被害者』
美月は、こんな言い訳というか、建前を言います、、、
「なんだよそれ。じゃあ、止めても良いんだ?」
『ダメに決まってるでしょ? こんなになってるんだよ、、 ほら、、 昔みたいに、、 見て、、』
美月が、興奮を隠せない感じで言いました、、、
「じゃあ、自分で入れてみろよ」
『それは、、 ダメだよ、、 無理矢理されてるのに、自分で入れるのは、ちょっと違うでしょ?』
「ハイハイ。 じゃあ、行くぞ、、」
『うん、、 そのまま、、 来て、、、』
「あぁ、、 ヤバいね、、 凄い締まる、、」
『ウゥあぁっ!! こ、こんな、、 あ、あぁ、、 やっぱり、、違う、、、 ひぃん♡』
美月が、いきなりとろけた声を出します、、、
カメラは、いわゆるハメ撮りアングルで、エロ下着の美月が、正常位で突っ込まれています。
カメラは、はまっている部分をアップにします。
少し大きめの前田さんのアレが、美月のあそこに隔てるものが何もない状態でハマっています、、、
美月が、元カレと生セックスをしている、、、
僕は、怒りや嫉妬よりも、興奮が大きかったです、、、
でも、前田さんの目の前で、これ以上見るのも辛くなってきました。
僕は、一旦停止しました。
「どうした? やっぱり、やりすぎだった?」
前田さんは、心配そうに聞きます。
僕は、興奮しすぎてもうダメだと言うことと、データを僕のSDカードに移してくれるように頼みました。
「マジか、、 すごいね、、 本物じゃん。リアルガチってヤツ?」
前田さんは、あきれながら言いました。
そして、僕からmicroSDカードを受け取り、自分の端末のものと入れ替え、データを入れてくれました。
僕は、前田さんにこれから美月をどうするつもりか聞きました。
「悪いけど、本気で奪うつもりだよ。抱いてわかったけど、やっぱり美月が忘れられない、、 どうなるかわかんないけど、俺のものにしたい」
前田さんは、真面目にそう言いました。その口調は、僕に対する罪悪感などは一切ない感じで、”勝負だ!”というような感じすらしました。
僕は、”負けません”と、力なく言い、車を出ました、、
そして、場所を考えて、漫喫に行きました。
入るとすぐに、イヤホンで動画の続きを見始めました。
動画は、前田さんが生ハメをしたところからです。
「どう違うの?」
前田さんが、イジワルく聞きます。
『、、、全然違う、、 なんか、、 ピッタリ来るの、、、 あ、あぁ、、 入れてるだけでぇ、、 ん、あぁ、、 気持ち良くなってきちゃう、、 ぅぅうあっ、、』
前田さんは、一切動いていません。
ただ、正常位で入れているだけです。それなのに、甘い声を漏らす美月。
体の相性が良いと言うことなんだと思いますが、単純に、初めての時から仕込んだので、美月の膣が、前田さんのアレの形になっているだけなのかも知れません、、、
最高の相性を持つ二人の肉体。そんな感じです、、
「俺も、やっぱりオマエが一番だよ、、、」
『比べないでよぉ、、 他の子となんか、、 バカ、、 ねぇ、、 動いて、、』
美月が、発情したような、愛おしさが溢れ出ているような、初めて見るような顔で前田さんにおねだりをします、、、
僕には見せない顔、、、 きっと、これが美月の本当の顔なんでしょう、、、
「なぁ、、 また、やり直せないかな?」
『ばーーーか! 急にいなくなったくせに! よく言えるよね!! それは絶対にないですよ〜〜だっ!! 動いてくれないなら、いいよ、、 私が、、』
そう言って、正常位の下側なのに、腰を振り始めました。
あぁ、これか、、 そう思いました。 僕にやってくれた動き、、 これは、やっぱり前田さんにしていた動きだったんだ、、、
わかってはいましたが、実際に目の当たりにすると、涙が出そうです。
美月は、僕にした時とは違って、全力です。美月の腰が、なまめかしく動きます。
エロい下着をした美月が、元カレのアレを生で入れたまま、夢中で腰を振ります。
『ヒィあっ! アン♡ あ、ヒィあっ!! これ、、 やっぱり、、 あぁ、、、 凄いぃ、、 んんっ♡ 美月の気持ちいところに当たってるよぉ、、、 ねぇ、、 気持ち良い? マー君も気持ち良い!?』
こんなのは、美月じゃないと叫びたい気持ちでした。
ただのビッチにしか見えません、、
でも、それは考えてみれば、僕では美月をビッチにさせられなかった、、、 そう言うことなのだと思います、、
「あぁ、気持ち良いよ、、 美月、、 メチャメチャ気持ち良い、、」
『嬉しいぃ、、 あっ、、 アン♡ アン♡ あぁんっ♡ マー君の、美月のにピッタリきてるよぉ、、 やっぱり、、 これ、、 あ、あぁぅっ♡ 気持ち良いっ! 気持ちいいっ!! こんなの、、 ダメ、、なのにぃ、、 違う、、 違うよぉ、、、 アァッッ♡』
「俺が一番気持ち良いだろ? 俺もオマエが一番気持ち良いよ、、」
『ち、、ちが、、、 だ、、め、、、 そんな、、こと、、言ったら、、 比べちゃうよぉ、、、 ダメ、、ダメなのにぃ、、 ンヒッ! ヒィッ! 気持ち良いよぉ、、 マー君、どうしよう? 気持ち良いっ!! あっ、、あっぁんっ♡』
美月は、カメラに、トロトロに溶けた顔を見せながら言います、、、
「ヤバい、、 久しぶりのセックスだから、、、 もう出そう、、 ヤバいって、、」
『イッてっ!! 中でッ!! 私もイクっ!! 一緒に!! 一緒が良いよぉっ!! ずっと一緒が良いよぉ!! うぅああアぁアぁあっ!! イク、、イクっ!!』
「美月、イクっ!! 愛してるっ!!!」
『イッ、くぅんぅっ!!! マー君、マーくんっっ!!!』
そして、カメラがポンとベッドに置かれたのか、天井を撮し始めました。
結局前田さんは、腰を振ることなくイキました、、 美月に、イカされました、、、
生ハメ、中出し、、 浮気で、絶対にしてはいけないことです、、 最低限のルールだと思います、、、
「ゴメン、、 思いっきり中に出しちゃった、、 大丈夫な日?」
『え? ふふ、、 忘れたの? マー君となら、いつでも大丈夫な日だよ』
「美月、、、」
そう言った後、静かになり、クチュクチュという音に混じり、吐息が聞こえました。
見えませんが、キスをしているようです。
『あぁ、、 マー君、、 ダメだ、、 こんなの、、 戻っちゃう、、、 ダメ、、 シャワー、行くね、、、』
「戻れば良いじゃん!! もし、今ので赤ちゃん出来たら、今度こそ、一緒になろう!!」
『ふふ、、 その言葉、あの時欲しかったなぁ、、、 それに、ピル飲んでるから、できないよ〜〜だ』
美月が、明るく、からかう感じで言いました。
「な、、 そうなんだ、、」
『なんかね、、 あの時偶然会ってから、きっとこうなる気がしたから、、 念のためにね、飲み始めてたんだ』
僕は、ガンと殴られた気がしました。
ピルを飲んでおきながら、僕には赤ちゃん欲しいと言っていた、、、
絶望感が僕を襲います。
でも、その瞬間、僕は体をブルブルッと震わせました。
自分でも意味がわかりませんでしたが、ふと見ると、僕は射精していました、、
手も触れずに、最悪な状況を知った瞬間に、イッた僕、、
寝取られ王に僕はなる! そう叫びたい気持ちでした、、、
そして、ほとんど夢遊病のように、家に帰りました。
まったくいつもと変わらない美月がいました、、
今日、僕を裏切って元カレと生ハメ中出し、ハメ撮りまでしてきた、、、
とてもそんな風には思えません、、
そして、食事→風呂→寝室と、ベッドに寝ると、美月が甘えた声で
『ねぇ、、 赤ちゃん、、 作ろ?』
と、少し頬を赤らめながら言ってきました、、、
3.
ほんの偶然から知り合った、嫁の美月の元カレの前田さん。けしてイケメンではないですが、どことなく僕に似ていました。
前田さんの口から、美月のファーストキスや、ロストバージンの話を聞き、おまけに当時の画像や動画まで見せてもらいました。
僕はそんな中、寝取られ性癖に目覚めてしまったのか、美月を試すようなことをしてしまいました。
その結果、前田さんと美月は、昔のように燃え上がってしまったようで、結ばれました……
その一部始終を、前田さんの撮影した動画データで見た僕は、大きすぎる興奮を感じてしまいました。
絶望感と、異様な興奮状態に包まれたまま帰宅すると、美月はいつもの通りでした。
『お帰りなさ〜い。ご飯にする? それとも、わ・た・し?』
と、上機嫌で言ってきました。いつも明るい美月ですが、今日はさらにノリノリです。
昼間に、僕に内緒で元カレと会い、ラブホテルで生ハメ中出しをされたから上機嫌だと思うと、美月が怖くなります。
今まで、一度も感じたことのない恐怖を美月に感じます。こんなに可愛らしく、こんなにも僕に一途に見える裏で、元カレとの関係を復活させた美月。正直、ちょっとしたモンスターに思えてしまいます。
僕は、曖昧に笑いながらお腹がすいたと言い、食事を始めました。美月は、本当に上機嫌で、
『はい、あ〜ん。どう? 美味しいでチュか〜?』
と、食べさせてくれたりします。
こんなに上機嫌な美月を見ると、やっぱり僕ではダメなのかな? と、ネガティブな考えに取り付かれます。
でも、結局美月は僕を選んでくれるはずだと、今となっては根拠が薄い自信を支えに、僕も普段通りに過ごしました。
ナイショで元カレと会って、関係まで持ってしまった美月を、嫌いになれれば良かったのかも知れません。しかりつけて、止めさせることが出来れば良かったのかも知れません。
でも僕は、色々と言い訳はありますが、結局美月が元カレとセックスするのを見たいと思ってしまいました。
食事が終わると、別々に入浴して、寝室に入りました。
後から入ってきた美月は、この前の赤いセクシーな下着を身につけていました。
薄いレースの生地は、乳首もヘアも透けて見えます。そして、ガーターベルトに、ストッキングという格好は、男の憧れそのものです。
『ねぇ…… 赤ちゃん、作ろ?』
と、少し顔を上気させながら言ってきた美月。
僕は、興奮とショックでめまいがしました。
美月は、元カレとのセックスに備えて、僕に内緒でピルを飲み始めたそうです。それなのに、僕に赤ちゃんを作ろうと言ってきました。
この裏切りとも言える行為は、普通ならば怒り狂うところだと思います。
でも僕は、ショックは受けていますが、はち切れそうなほど勃起しているのも事実です。
僕は、抱きついてきた美月にキスをしました。美月の可愛らしい小さな舌が、僕の口の中にすぐに滑り込んできました。
何時間か前、前田さんとこうしてキスをしていたと思うと、泣きそうな気持ちになります。でも、負けてたまるかという気持ちで、美月を強く抱きしめ、その口の中を舌でかき混ぜていきました。
美月は、今日も目を閉じてキスをしています。前田さんとの再会前は、キスの時も、僕の顔を見ていたいからと言う可愛らしい理由で、目を開けたままキスをしていました。
目を閉じてキスをする美月を見て、美月は今何を考えているのかな? と、悪い想像が膨らみます。前田さんとのキスを思い出している…… いや、もしかしたら、今も前田さんとキスをしている気持ちになっている…… 僕は、代用品…… そんな絶望的な想像をしているのに、僕のアレは、さっきから何度もビクンビクンと脈打つように上下しています。
美月は、僕とキスをしながら、いきなりアレを握ってきました。
『学くんの、カチカチになってるね。興奮してくれてるの?』
パチッと目を開けて、僕を見つめながら言いました。
「あぁ、美月、凄く興奮してるよ。エッチで、綺麗だよ……」
僕がそう言うと、美月はパァッと明るい笑顔になり、
『へへ…… 嬉しいなぁ。美月のこと、飽きてなぁい?』
と、言いました。美月は、もうすっかりと自分のことを”美月”と言うようになりました。前田さんと付き合っていたときは、自分のことをそう呼んでいたそうです。前田さんとの再会をきっかけに、僕と会話をするときも、そう言うようになりました。
そんな細かいことも、元カレのせいで変わってしまったと思うと、敗北感を持ってしまいます。
僕が、飽きるわけがないと言うと、
『ずっとずっと、美月で興奮してね。おばちゃんになっても、美月で興奮してくれないと、ダメだからね!』
と、可愛らしいことを言ってくれました。でも、今の僕の未来予想図は、美月が僕の元からいなくなるパターンのものもあります。そんな想像は、あり得ないと思いたいですが、絶対にないと言い切れない僕がいます……
心の中で思っていることは表に出さず、もちろんだよと言うと、
『ありがとう。学くん、愛してる。美月がしてあげるね!』
と、嬉しそうに言いながら、美月が僕のアレを舐め始めました。
根元の方から亀頭まで、丁寧に舐め上げて行き、カリの部分を舌で巻き付けるようにしてくれます。
はっきりと、フェラのやり方が変わりました。これまでも、美月は口でしてくれていましたが、今のやり方はこれまでとはまったく違います。
おそらく、前田さんとしていた時のやり方なのだと思います。本当に上手に、風俗嬢のように(行ったことがないので想像ですが)口でしてくれます。
今までの美月は、テクニックを隠していたのだと思います。確かに、付き合い始めていきなりこんなテクニックでは、引くと思います。
美月は、僕に気遣って下手なフリをしていたのだと思います。
おそらく、ついさっきまで前田さんにこういう風にしてあげていたので、切り替えられずに、ついつい前田さんにするようにやってしまったのだと思います。
「あぁ、美月、気持ち良いよ。どうしたの? なんか、いつと違うね」
僕は、おそるおそるですが、そう言ってみました。
『えっ!? そ、そうかな? こうした方が、気持ち良いかなって…… 学くんに、喜んでもらいたくて、工夫したんだよ』
美月は、一瞬動揺しましたが、上手く取り繕いました。
こうやって、少しのほころびと、少しのウソが、どんどん増えていくのかな? と思うと、取り返しのつかないことをしてしまったのかな? と、今さらの後悔をしました。
そして、ごまかすように、美月が言いました。
『学くん。もう我慢できないよぉ…… 入れて…… 赤ちゃん、作ろ?』
可愛らし顔を、少しかしげながら言う美月。胸がキュンとします。でも、どれだけ頑張って中に出しても、今の美月は妊娠しません。
他の男のためにピルを飲みながら、僕に子作りをねだる美月。人間不信になりそうで、怖かったです。
でも、僕はそれを振り払うように、美月に覆いかぶさり、そのまま挿入しました。
美月の中は、熱くてキュウキュウで、とろけそうでした。
『学くんの、入ってきたぁ。気持ち良いよぉ…… ねぇ、キスしてぇ』
僕のことを、熱っぽい目で見つめながら言う美月。挿入したのに、目を閉じずに僕を見つめているのを見て、本当に嬉しかったです。
僕は、泣きそうなくらい喜びながら、キスをしました。
美月の腕が僕の体に絡んできて、口の中には舌も入ってきました。僕は、キスしたまま強く美月を抱きしめて、腰を振り始めました。
美月はキスのまま、うめいたりして気持ちよさそうです。でも、僕が腰を振ると、すぐにまた目を閉じてしまいました。
目を固く閉じたまま、
『うぅあっ、 あんっ、 あっ♡ あぁっんっ♡ ンッ! ンッ! 気持ち良いよぉ……』
と、あえぎ始めました。
美月は、前田さんとしているのを想像しているのでしょうか? ただただ、敗北感が強くなります。
僕は、負けないように、必死で腰を振りました。
『あっ! あっ! あぁんっ♡ 気持ち良いよぉ! もっとしてっ! もっと思い切りガンガン激しく突いてぇっ! あぁっんっ』
僕は、前田さんに負けないように頑張るつもりでしたが、美月のそのセリフであっけなく限界が来ました。
”もっと思い切りガンガン激しく突いてぇっ!”なんて、今まで一度も美月は言ったことはありません。
きっと、前田さんにはそんな風におねだりをしていたんだと思います。はしたないと思われるのもいとわずに、欲望に正直におねだりをしていたんだと思います。
そんなはしたない姿でも、平気で見せられるような関係だったのかと思うと、僕は嫉妬と興奮であっけなく美月の中に射精しました。
『あっ! まだなのにぃ……』
美月は、ビックリしたように、少し不満そうな感じで言いました。
僕は、美月の中に注ぎ込みながら、
「ご、ごめん……」
と、思わず謝りました。
『ダメ! もう一回してくれないと許してあげない』
イタズラっぽい笑みで、美月が言いました。今まで見せたことがないような、妖艶ともいえる笑みを浮かべて、美月が言いました。美月は、はっきりとわかるレベルで、変わりました。もともと、セックスには積極的な方でしたが、前田さんと会うようになってから、さらに積極的になっています。
僕は、複雑な気持ちのまま、美月に覆いかぶさりました。
『いっぱい出してね、あ・な・た♡ 早く赤ちゃん欲しいよぉ』
僕に正常位で責められながら、美月はそう言いました。この日から、僕は”学くん”ではなく、”あなた”と、呼ばれるようになりました。美月は、以前の僕とのセックスの最中に、2度ほど僕のことをマー君と間違えて呼びそうになりました。
もう間違えないように、美月は呼び方を変えたのかな? と思うと、物凄く負けた気持ちになりました。
そして、間を開けずにした2回目のセックスでしたが、敗北感と嫉妬が、なぜか僕の興奮を増強させて、あっけないくらい簡単にイッてしまいました。
『あなた、なんか、赤ちゃん出来た気がする♡ 愛してる〜♡』
そう言って、何度もキスをしてくれる美月。
心の底から、女性は怖いと思ってしまいました。
そして美月は、たがが外れてしまったように、頻繁に前田さんと会うようになりました。
前田さんは、僕から美月を奪うと宣言しながらも、約束は忠実に守ってくれて、美月からのメールを転送してきてくれます。
前田さんは、どういう考えなのかさっぱりわかりません。自信の表れなのかな? と思うと、少しバカにされた気もします。
今日も、会社の途中で前田さんに会い、つい数時間前に行われていた美月と前田さんのセックスの動画データをもらいました。
美月は、この前、前田さんとしてしまって以来、頻繁に前田さんと会うようになっていましたが、セックスはしていませんでした。といっても、前田さんの自己申告なので、ウソかも知れませんが、僕は、美月なりに一線を引いてくれていると思って、安心していました。
なので、今日前田さんに会って、セックスしているところの動画データを渡すと言われて、メチャメチャ動揺して落ち込みました。やっぱり、またしたんだ…… そう思うと、苦しくなりました。
でも、興奮を隠せない僕もいます……
前田さんは、僕にデータを手渡しながら、悪びれもせずに言いました。
「今回は、俺の部屋に来てもらったよ。もう、すっかり昔に戻った感じなんだけど、それでも学からは奪えない感じだよ…… なんか、悔しいな…… でもまぁ、焦らずに頑張らせてもらうから、覚悟しといて」
前田さんは笑いながら言いましたが、目が真剣でした。でも、僕から奪えないと思っているのは、正直意外でした。
もう、半分以上奪われている…… そう思っていました。
でも僕は、前田さんに美月を奪って欲しいと思っているのかも知れません。それを想像すると、異様なほどに興奮しますし、悔しいですが、僕よりも前田さんの方が、美月を幸せに出来る気がするからです。
美月は、もうほとんど間違いなく、僕より前田さんの事が好きだと思います。でも、僕と結婚しているので、僕の元にとどまっていてくれているだけだと思います。
美月のことを本気で愛していて、幸せになって欲しいと思うなら、僕は身を引くべきなのかも知れません……
そして、前田さんからもらったデータを、会社終わりにネットカフェで見始めました。
とうとう美月は、前田さんの自宅に行ってしまったとのことでした。僕は、凹みながらも、スマホの再生ボタンをタップする指が、興奮で震えました。
今回の動画データは、隠し撮りだったようで、固定アングルで少し遠目でした。
リビングのような場所に、美月と前田さんが入って来ました。
『すっご〜い! 中もあの頃のままじゃん! でも、なんで? 外国行ってたんでしょ? アパートも引き払ったって言ってたよね?』
「帰国して、たまたまこの部屋空いてたから、またここにしたんだ。部屋の家具とかは、実家の物置に突っ込んでたから、そのまま持ってきただけだよ」
『なんか、昔に戻ったみたい…… 変な感じ』
美月は、懐かしそうな、それでいて嬉しそうな感じで言いました。
「こんなのもあるよ」
少しニヤニヤしながら、前田さんが机の上のモノを指さしました。
『え? なになに? うわぁぁぁーーっっ!! ちょっ、なっ! なんでこんなの取ってんの!! はずかしいよぉ〜〜!!』
何か、紙の束を持ち上げながら、大騒ぎする美月。
「ちょっと、大事に扱ってよ。俺の宝物だし」
嬉しそうに言う前田さん。
『うぅ…… ありがとう…… 大事にとって置いてくれたんだね。なんか、恥ずかしいけど、嬉しい』
「こうやって見ると、結構な量だよね。メールじゃなくて、手紙だと残るから良いよね」
『うん…… ラブレターか…… そう言えば、美月、マー君にしかあげたことないよ』
「そうなの? その、旦那には?」
『え? メールはあるけど、ラブレターはないよ。だって、普通メールでしょ? マー君が手紙にこだわるから私も手紙にしたけど、でも、手紙で良かったと思う。本当に、大切にしてくれてて嬉しい』
「美月は? やっぱり、捨てちゃったの?」
『当たり前じゃん! 急にいなくなるし、ムカついて捨てちゃったよ〜』
「そっか…… まぁ、仕方ないか」
少し寂しそうに笑う前田さん。
『でも、なんでこんなところに住み続けてるの? もっと良いところ住めるんでしょ? お店3つも経営してるなら』
「ん? ここに住んでたら、いつか美月が会いにきてくれるかもって思ってたから。俺、ずっと美月のこと忘れられなかったんだ」
『……本当に?』
「ん? 冗談」
前田さんは、明るくそう言いました。
美月は、黙ってうつむいています。
「あ、あれ? なんで泣くの? ごめん! 変な事言った?」
『嬉しい…… そう思っちゃダメなのに、嬉しいって思っちゃった…… 私も、ずっとずっと、忘れられなかった…… ラブレターも、全部取ってあるよ…… ほとんど毎日、読み返してるよ…… 会いたかった。マー君、どうしよう? ダメなのに…… やっぱり、マー君が好き……』
「美月……」
そう言って、前田さんは美月を抱きしめました。すると、美月の方からキスをして、二人は激しく濃厚なキスを始めました。
この導入部分だけで、僕はもうダメだと思いました。美月は、前田さんのところに戻りたがっている。前田さんからのラブレターを、今でも毎日読み返していた…… その事実は、僕の心にとどめを刺した感じです。
そして、前田さんは、何かのお店を3つも経営しているようです。経済的にも、美月を幸せに出来そうです。
僕は、何か勝てるところがあるのだろうか? 多分、何もないと思います。
そして何よりも、この二人の、僕にとっては絶望的なやりとりを見て、僕は下着が先走りで汚れるくらい勃起して、興奮しています。
こんな寝取られ趣味の変態には、美月を幸せにする資格はないはずです……
キスをしながら、ソファに倒れ込む二人。
『このソファ、懐かしいなぁ。なんか、本当に戻ったみたい…… 戻りたい……』
「美月、俺、ずっと美月のことが忘れられなかったよ。今でも、昔と同じ気持ちだよ」
『ダメ…… ストップ! こういうのは、やっぱりダメ。私、人妻だよ? もう、そういうのは禁止〜』
美月は、無理に明るく振る舞っている感じで言いました。
「そっか…… でも、俺あきらめないよ。10年後でも、20年後でも、いつか一緒になれればいい」
『もう…… そういうの、もうダメって言ったのに…… ダメだね…… そう言われて、嬉しいって思っちゃう……』
「ゴメンな。じゃあ、どうする? もう帰る?」
『変な事言わないなら、やらしてあげる』
冗談ぽく、イタズラっぽく言う美月。
「わかったよ。じゃあ、明るくやろうか?」
『うん! じゃあ、良いもの見せてあげる!』
そう言って、するすると服を脱ぐ美月。
あっという間に下着姿になると、見たことのない下着でした。それは、穴あきとか、セクシーなのではなく、中学生とかがはくような、綿のパンツと、スポーツブラっぽいブラでした。
「それって、もしかして?」
『へへ…… さすがに違うよ。でも、似たの探してみた。どう?』
「うん…… スゲぇエロいよ。なんか、逆にエロい。それに、懐かしいよ」
話の流れだと、昔美月が着用していた下着と、似たような下着を着けているようです。
人妻としてはロリな美月でも、歳はもう23歳なので、このロリ下着は違和感があります。
でも、熟女がセーラー服を着て恥じらっているAVのような、何とも言えないエロさがあふれています。
『そうだよね〜 こんな下着を着てた未成年のいたいけな少女に、このソファの上で、色々させたもんね〜 犯罪者』
ニタニタ笑いをしながら、美月が面白おかしく言います。
「う…… それ言われると、マジで反省するよ。でも、美月も、まだ生えそろってもいないのに、穴あきショーツで学校行って、授業中にオナったりしてたよね」
前田さんも、いじめるように言います。
この二人は、こんな風にいくらでも昔の話で盛り上がれるんだと思うと、越えられない壁を感じました。
「なぁ、久しぶりに、飲ませてよ」
ボソッと言う前田さん。
『バ、バッカじゃないの! あの頃は、アレが普通で、誰でもしてるって言うから騙されたんだよ! もう、騙されませんよ〜だ!』
顔を真っ赤にして、美月が言います。
「でも、美月も好きだっただろ? あんな事が出来るのは、運命の恋人同士だけだって、嬉しそうに飲ませたり、飲んだりしてたじゃん」
『うぅ…… じゃあ、先にマー君が飲ませてよ。ちゃんと出来たら、してあげる』
「マジで!? 飲んでくれるの!?」
『別にイヤじゃないし…… いいよ。でも、考えれば考えるほど、マー君はひどい大学生だったよね』
「ゴメンゴメン。 じゃあ、いいかな?」
そう言って、謝りながらも、下を脱ぎ始める前田さん。あっという間に下半身裸になると、勃起したアレが丸見えです。やっぱり、僕のと比べて、それほど大きいわけではありません。しいて言えば、違うところは、全体的に日本刀みたいに上に反っているのと、亀頭部分のカリの段差がクッキリしているところくらいでしょうか?
でも、美月はこのペニスが、ピッタリきて最高に気持ち良いと言いました……
「い、いいかな?」
緊張気味で言う前田さん。
『久しぶりだから、全部は無理かも』
そう言って、口を大きく開ける美月。
何が始まるのか、ドキドキして見ていると、前田さんが勃起したアレを、強引に下に向け、美月の口の中に差し込みました。
フェラが始まるのかな? と思っていましたが、二人とも、一切動きません。そして、しばらくすると、
「あ、出るよ」
前田さんが緊張気味の声で言いました。
そして、喉をゴクゴク動かして、何かを飲み込んでいく美月。飲んでも飲んでも、終わらない感じです。
まさかとは思いましたが、前田さんのおしっこを飲んでいるようです。
あふれないように、出されるそばから飲み干して行く美月。美月は、必死な感じで喉を鳴らし続けます。
かなり長い時間、前田さんは出し続けました。でも、美月は少しもこぼすことなく、飲み干しました。
「あぁ、出た…… ありがとう」
前田さんがそう言って、アレを抜きます。
『もう! 出し過ぎだよお〜 ちょっとヤバかった。逆流しそうだった』
「でも、全部イケたね。あのさ…… こう言うの、してるの?」
聞きづらそうに言う前田さん。
『バ、バッカじゃないの!? ホントにバカっ! するわけないでしょ!? こんな変態な事! 学くんとは、変態な事はしてないもん!』
「そっか。俺だけか。スゲぇ嬉しい。て言うか、旦那、学くんって言うんだ。なんか、聞きたくなかったな……」
前田さんは、知ってるくせに、とぼけて言いました。
『ゴ、ゴメンなさい…… マー君は、恋人いないの?』
「いるよ」
『えっ!?』
美月は、凄くショックを受けた感じでした。
「美月。だって俺、別れたつもりないし」
前田さんがそう言うと、暗い顔になっていた美月が、パァッと明るい顔になりました。
『よく言うよ! いきなり消えたくせに』
美月は、怒ったように言いますが、顔はニコニコです。
「だから、美月は今浮気してるんだよ。その、学くんって言う人と。早く戻って来いよ」
前田さんは、そんな事を言います。
『ば〜か』
美月は、そう言いながらも、150パーセントくらいの笑顔です。
「ほら、約束。飲ませてよ」
『ホントに、変態さんだなぁ〜』
美月はそう言いながらも、慣れた感じで、床に座って顔を上げる前田さんに、股間を押し当てました。
『行くよ……』
美月の声は、緊張のためか、快感のためかわかりませんが、震えています。
そして、さっきと逆で、前田さんが喉を鳴らし続けます。
『あぁ…… ダメぇ…… 止まらないよぉ…… こんなに…… あぁ……』
美月は、申し訳なさそうに言いますが、声が震えています。
そして、さっきの前田さんより長く、美月は出し続けました。でも、前田さんも、一滴も残さずに飲み干しました。
「ごちそうさま。やっぱり、スゲぇ美味しいよ」
『変態……』
「美月も、美味しかっただろ?」
『そ、それは…… うん…… マー君のなら、まずいわけないじゃん……』
「愛してるよ」
『あ〜っ! そういうの禁止って言ったのに! ダメだよ…… 嬉しくなっちゃうじゃん……』
「わるいわるい。本心だからさ。じゃあ、昔みたいにしてくれるかな?」
『いいよ。先生、してあげるね』
美月は、イタズラっぽく言いました。多分、昔はマー君ではなく、先生と呼んでいたんだと思います。
すると、前田さんはソファの上で、四つん這いになりました。美月は、慣れた動きで、前田さんのお尻に顔を近づけました。
『あれれ? ヒクヒクしてるよ。どうしたの?先生w 我慢できないの?』
美月が、痴女っぽく迫ります。
僕は、唖然としました。前田さんは、まだ高校生の美月に、なにをさせていたんでしょうか?
「うぅ…… 美月、早く舐めて」
恥ずかしそうに、我慢できないと言った感じで前田さんがうめきました。
美月は、そのまま前田さんのお尻に顔をくっつけました。
そして、よく見えませんが、アナルを舐め始めたようです。
「あぁ、ヤバいぃ……」
前田さんが、気持ちよさそうにうめきます。
美月は、舐め続けながら、手でペニスを触り始めました。亀頭を、指で絡めるようにして行きます。そして、もう片方の手を伸ばして、前田さんのシャツの中に突っ込みました。位置的に、乳首を触っている感じです。
「ウゥッ! 気持ち良いっ! 美月、気持ち良いっ!」
前田さんが、切なそうに声を上げます。
僕は、ただただ唖然としました。美月が、こんな風に責めている…… 想像もしていませんでした。前田さんに、色々と仕込まれているとは想像していましたが、まさか美月が責める側に立つとは、想像のはるか外でした。
『へへ、相変わらず敏感なんだね。いっぱいお汁出てるよ』
そう言って、ペニスをまさぐっていた指を、前田さんに見せる美月。
「美月、もう我慢できない…… 入れても良い?」
『ふふ、入れたいの? 入れて欲しいじゃなくて?』
小悪魔のように言う美月。美月は、まるで中身が痴女と入れ替わってしまったように思えます。
「うぅ…… 入れて欲しい……」
『変態さん。本当に、相変わらず欲しがり屋さんだね』
美月は、そんな事を言いながら、前田さんの先走り汁を指でぬぐい、前田さんのアナルに塗り込んでいきます。
「う、あ、」
美月は、楽しそうに作業を続けます。
「アァッ!! 美月ッ!」
『入っちゃったw 気持ち良い?』
指を前田さんのアナルに差し込んだまま、楽しそうに聞く美月。
「ダ、メ、 汚いって…… ゴム着けて……」
前田さんが、ゴムを着けてなんて、女の子みたいなセリフを言いました。
『汚くないよ。先生のなら、汚いわけないじゃん』
そう言って、指を動かし始める美月。美月が、男のアナルを責めている…… 悪い夢だと思いたいです……
「あっ、 あっ! 美月ぃ…… んんっ! 気持ち良いっ! ヤバいっ! あぁぁっ!」
前田さんが、女の子みたいにあえぎます。美月は、アナルに指を入れたまま、前田さんのペニスを触り続けます。
『カチカチw そんなに気持ち良いの? 先生は、変態さんだねぇ〜』
美月は、小馬鹿にしたように言います。この美月は、本物なんでしょうか? いつも僕のそばにいてくれる美月と、この前田さんのアナルを責める美月は、同一人物とは思えません。
「ダメ、イク…… 美月、ダメ、イキそう……」
苦しげにうめく前田さん。すると、すぐに美月は前田さんのペニスを口に含みました。
そして、アナルを指で責めながら、頭を前後に振って責め続けると、前田さんが、
「イクっ!!」
と、短くうめいて体を震わせました。
美月は、手のひらに精子を垂れ流して、
『こんなに出たw たまってたの?』
と言いました。
「あ、あぁ、スゲぇ気持ち良かった…… やっぱり、美月は俺の気持ち良いところ、全部わかってるね……」
『当たり前じゃん! あんなに毎日毎日してたんだから、わかるよ。それに、マー君だって、全部知ってるじゃん……』
美月は、照れたように言いました。
「そうだね。ホント、猿みたいにしてたもんな。1日で8回とかしたよね」
『もう! 忘れてる! 9回だよ!』
「ごめんごめん。それより、それ、どうするの?」
前田さんは、美月の手のひらの精子を指さします。
『もちろん、いただきますw』
美月は、嬉しそうに言うと、それをズルズル音を立てて飲み込みました。ゴクンと喉を鳴らすと、
『美味しいw』
と、満面の笑みでした。そして、すかさず前田さんにキスをしました。
一瞬固まった前田さんですが、すぐに美月を強く抱きしめ、情熱的なキスを始めました。
『ふふ、美味しいかった? 自分のは?』
「美月の口に入ったヤツなら、全部美味しいよ」
『変態w』
美月は、そう言いながら、またキスをしました。
二人は、昔こんな事を毎日していたのでしょう…… 何年も間が空いていたのに、二人はすっかりと昔に戻ってしまったように見えます。
美月は、少女のような下着姿のまま、ソファに座りました。ぱっと見、ロリ少女といけない事をしているように見えます。
『今度は、先生の番だよ……』
美月は、興奮でうわずった声で、綿の可愛いパンツを脱ぎました。
「ちゃんと言わないと」
『美月のおまんこ、先生のおチンポ欲しくて、こんなに濡れ濡れになってますぅ……』
美月はそう言うと、自分でアソコを広げました。
『先生の、美月専用のおチンポ、生で思い切り奥まで突っ込んで下さいっ!!!』
美月はそう叫びながら、顔がヤバいくらいにとろけていました。
前田さんは上着を脱ぎ全裸になると、すぐに美月に覆いかぶさりました。そして、生で正常位で繋がりました。
『ヒッぐっっ!! ぐぅっ!!』
美月は入れられると、強くうめきながら、ブルブルッと震えました。
「もうイッたの? 相変わらずだね」
前田さんが、優しい声で言いました。
『だってぇ…… 気持ち良いところに、ピッタリ当たるんだもん…… ねぇ、動いて欲しいなぁ……』
「ハイハイ。変わってないね」
前田さんは、嬉しそうに言いながら、腰を振り始めました。
『ウゥあぁっ! アン! あぁんっ! マー君、凄いぃ…… 気持ち良いよぉ! あっ! あんっ♡ やっぱりこれ、好きいぃ♡』
前田さんにガシッとしがみつきながら、甘くとろけた声で鳴く美月……
「あぁ、ヤバいね、やっぱりピッタリだ…… ホントに、計ったみたいにピッタリ来るよ……」
『ダメぇ、そんな事言われたら、うぅあっ! 嬉しい…… そう思っちゃうよぉ…… ダメなのにぃッ! んんっ♡ ンッ♡ 気持ち良いっ! これ、ダメぇっ! 戻っちゃうぅっ!! ヒィぐぅぅ♡』
二人は、お互いの体の相性が抜群なのを、再確認するように、体を合わせています。
「美月ッ! 好きだっ! 愛してるッ!」
前田さんが、こらえきれないような感じで叫ぶと、
『うぅ、 だ、めぇ、、 ダメだよぉ…… あ、アァッ! マー君…… ホントに、ダメ…… うぅああっ!』
美月は、本当にどうして良いのかわからないという風に、泣きそうな感じであえぎ続けます。
前田さんは、美月の態度を見て、言葉で言うのをあきらめてキスをしました。
美月は、思い切り前田さんの事を抱きしめて、キスも情熱的に激しくしています。
こんな風に、自分の嫁が他の男と愛情のこもったセックスをするのを見て、僕は怒りや嫉妬を感じることも出来ずに、自分で自分のモノをしごき始めました。敗北感や、みじめな気持ちを押し殺して、快感に逃げました……
キスをしたまま腰を振り続ける前田さん。美月は、何度も体をのけ反らせて、ブルッと震えたりします。
そして、その美しく伸びやかな両足すら、前田さんの体に絡みつけ始めました。
ガシッと両手両足で前田さんの体をホールドする美月。離れたくない…… 逃がさない…… 中に注ぎ込んで欲しい…… そんな美月の想いが形になったようです。
そして、美月が一際大きく体を震わせて、それと同時に、前田さんもガクガクッと体を震わせました。
イッた後も、体を重ねたままの二人。美月は、まだ両手両足でホールドしてます……
美月が、こんな風に僕にしたことはありません。
そして、しばらくして前田さんが体を離しました。
美月は、慌てて自分のカバンから小さなハンカチというか、タオルというか、布を取り出しました。
そして、それを自分のアソコに当てました。
「アレ? ティッシュあるよ、待ってて」
慌てて前田さんが言いますが、
『うぅん…… これでいい』
美月はそう言いながら、そのタオル的なハンカチでアソコをぬぐいます。
「それ、汚れちゃうよ。良いの?」
前田さんが、心配そうに言います。
『良いの。これ、持って帰るから……』
美月が、歯切れ悪く言います。
「えっ? 洗濯なら、俺がするよ?」
『しないよ』
「え? 何を?」
『洗濯はしないよ。これ…… その…… 自分でする時、匂いかぐの…… マー君に会えない時は、これで…… 思い出すの……』
「あ、ありがとう…… 美月、やっぱり〜」
前田さんが何か言いかけましたが、
『ダメっ! ストップ! 約束でしょ?』
と、美月が止めました。
「ごめん……」
『じゃあ、帰るね…… もう時間だ』
寂しそうに言う美月。でも、さっきのタオルハンカチを、綺麗にたたんでカバンにしまいました。
ショックでした。前田さんの精子がしみこんだタオルハンカチを、オナニーのおかずにするために持ち帰るという美月。敗北感しかありません。
「やっぱり、俺じゃダメ?」
『ダメ〜 だって、急にいなくなるから。それに、学くんは、本当に良い旦那様だよ…… 裏切っちゃったけど…… でも、ごめんね。マー君よりも、大切な人だよ』
美月は、ためらいながらも、はっきりとそう言ってくれました。
この状況で、まさかの逆転ホームランという感じで、僕はオナニーする手を止めて、ガッツポーズを取りました。
「そっか…… でも、あきらめないよ。もう、後悔したくないから。こんな後悔は、二度としたくない」
前田さんは、きっぱりと言いきりました。
『ありがとう。最低だと思われちゃうけど…… また会ってくれる?』
「もちろん! いつでも良いし、今日も泊っていけば?」
明るいノリで言う前田さん。
『バカ……』
美月は、そう言いながらもまんざらでもない感じでした。
逆転ホームランを打ったのに、同点ホームランを打たれた感じになってしまいました……
結局、美月は僕のことを一番大切と言ってくれましたが、前田さんともこれからも会うということのようです。
でも、僕はその言葉を聞いて、またも手を触れずに射精していました。
キーボードやディスプレイまで汚しながら、僕はとても深く満足していました……
4.
偶然に知り合った、嫁の元カレの前田さん。彼から色々と嫁との過去を聞くうちに、僕は変な感覚にとらわれました。嫉妬や羨望よりも、興奮が強くなる僕……。
迷った末に、僕は二人を再開させることにしました。色々とありましたが、結局二人は昔の気持ちに戻ってしまったようでした。僕は、美月のために身を引こうとさえ思ってしまいました。
でも、最後の最後で美月は、僕のことを”一番大切な人”と言ってくれました。
僕はその言葉に助けられ、今まで以上に美月に愛情を注ぎながら、日々暮らしていました。
今日も会社で頑張り、クタクタで家に帰ると、
『お帰りなさ〜い。お疲れ様っ! ごはん出来てるよ〜! 今日は、レバーとカキだよ!!』
可愛らしい顔で、満面の笑みで出迎えてくれる美月。最近は、子作りを始めた影響で、精力のつくものばかりを作ってくれます。
本当に、ここだけ見ると可愛らしい健気な嫁です。
でも、こんな風に子作りに対して積極的な姿勢の裏で、美月はピルを服用しています。元カレの前田さんと会い、なにも着けない生でのセックスをして、体内深く注ぎ込んでもらうために……。
僕はそんなことを考えながら、作り笑いを浮かべて、
「いいねぇ〜 精力付きそうだね」
と答えると、美月は、
『へへ、いっぱい食べて、いぃ〜〜っぱい、エッチしてね』
と、頬を赤らめて照れながら言いました。
そして、着替えて食事を始めると、美月は色々と話しかけてきます。週末のデートはどこにしようとか、子供は男の子がいい? 女の子がいい? とか、楽しそうに話してきます。僕は、話していて暗い気持ちになって行きます。
どれだけ頑張っても、何リットル彼女の中に注ぎ込んでも、赤ちゃん出来ません。
美月は、僕への罪悪感からか、必要以上に明るく話しかけてきます。
そして最近では、食べている僕の足下に潜り込み、僕のズボンを降ろしてお口で奉仕してくれます。
『お疲れ様。本当に、いつもありがとうね。あなたが頑張ってくれるから、今の生活があるんだもんね。美月は、こんなことしかできないけど……』
そう言いながら、僕のものをくわえてくれます。食事をしながら、嫁にフェラをしてもらう。
それは、普通ならば感動するところなんでしょうか? 今の僕は、判断が出来ません。
なぜなら、美月は自分自身の罪悪感をごまかすために、こんな事をしているとしか思えないからです……。
それでも、美しすぎる美月が、口を大きく開けてフェラをしている姿は、やはり興奮します。
美月は、口でしながら僕の目を見つめてくるので、食事どころではなくなっていきます。
『カチカチだよ。ふふ、美月、このおちんちん大好き〜』
そう言って、さらに口でのご奉仕を続ける美月。頬をすぼめて、バキュームしたり、舌でカリ首を弾くように舐めたり、テクニックを発揮して、責めてくれます。
美月は、前田さんと再開して以来、フェラもセックスも上手になりました。というか、僕に対しては下手なフリをしていたのだと思います。その、下手なフリをしなくなったということだと思います。
前田さんとは、昔みたいに教え込まれたテクニックをすべて駆使してセックスをし、僕とのセックスでは下手なフリを続ける……。そんな器用には出来ないと言うことだと思います。
僕は、あっという間に高まってしまい、
「美月、もうダメだよ、我慢できない……」
と言うと、美月は立ち上がりました。
『美月も、我慢できない……』
そう言って、スカートの裾を持ち上げる美月。真っ白な太ももが眩しいと思う間もなく、薄いヘアが見えました。
美月がスカートを持ち上げると、下腹部が丸見えです。ショーツを身につけずに、準備していたようです……。
美月は、立ったまま少し足を広げて、自分でアソコを広げました。
そして美月は、顔を真っ赤にしながら、
『もう、こんなだよぉ……』
と言いました。広げられたピンクのアソコは、ローションでも塗ったように濡れていました。
僕とのセックスでは、それほど濡れることのなかった美月ですが、最近はこんな風に濡れていることが多いです。
でもそれは、直前のセックスの影響です……。
僕は会社で、数時間前に美月と前田さんがしたセックスの動画を見ていました……。
最近では、前田さんは直接動画ファイルを渡すのではなく、クラウドストレージにアップしてくれるようになりました。
これだと、どこにいても確認できます。文明の利器がこんな事に使われるなんて、無駄もいいところだと思いますが、とても楽になりました。何より、前田さんと直接会わなくても良いのがありがたいです。
前田さんの事は嫌いではないですが、今は、言ってみればライバル関係です。会うと、劣等感で凹みます……。
動画では、美月は僕にするように、裸エプロンでした。場所は前田さんの自宅で、楽しそうに食事を作っています。
『もう! また撮ってるの〜 変態! お尻丸見えじゃん!』
「綺麗なお尻だよ。美月のお尻が一番だね」
『誰と比べてるんだか……。美月が一番で、二番も三番も美月でしょ!? 私だけ見てよぉ〜』
美月が、甘えた声で言います。これは、昔の動画ではなく、つい数時間前のものです。
「美月だってそうだろ? 俺は二番なんでしょ?」
『そうだよ! それが何か!?』
「逆ギレだ」
前田さんが楽しそうに笑いながら言います。
『でも、今は……。この部屋にいる時は、マー君だけだもん……。す、好きだよ』
照れながら言う美月。前田さんがすっと近づき、キスをします。
美月は料理の手を止めて、前田さんに抱きついてキスをしました。舌を絡めながら、熱烈なキスをする二人。僕とのキスとは違い、いつまでも続きます……。
早送りしましたが、タイムバーを見ると10分近くキスをしていたようです。
でも、やっとキスが終わったと思ったら、まだでした。
美月は、ひざまずいて上を向き、口を開けます。すると、前田さんが美月の口の中に唾液を流していきます。美月は、それを嬉しそうに飲み干すと、
『んん〜〜! もっと! おかわりちょうだい』
と、エサを待つヒナみたいに口を開けて催促します。それを数度繰り返しても、まだ美月は催促します。
「もう無理だって。口の中、水分ゼロだよ」
前田さんが困った感じで言いました。
『梅干し想像して』
美月はそんな事を言います。前田さんは、苦笑いでうなずきました。
そして、梅干しのイメージで湧いた唾液を、美月の口の中に流し込みました。
『へへ、ごちそうさま。じゃあ、お昼作っちゃうから、待っててね』
美月は、そう言うとまた料理を始めました。
少しして、カメラが動きました。置いてあったカメラを、手に取ったようです。
カメラは、台所で料理をする美月の後ろに忍び寄ります。裸エプロンで、お尻丸出しで料理を続ける美月。
自分の嫁が、他の男の自宅で、裸エプロンで料理をする……。
悪い夢のようです。
そしてカメラは、ローアングルで接写します。美月の太もものあたりを、どアップで映すと、透明の液体が内ももを伝って膝あたりまで流れていました。
濡れるにも程があるほど濡れている美月。僕とでは、こんな事はありません……。
美月は、カメラに気がつかない様子で、鼻歌交じりで楽しそうに料理を続けます。
すると、前田さんはもう限界だったのか、またカメラを置いて固定アングルにすると、なにも言わずに美月の手をキッチンにつかせました。
『あんっ! 危ないよぉ〜』
慌ててコンロの火を消す美月。でも、抵抗するそぶりもありません。
前田さんは、当然のように生で挿入しました。濡れすぎなほど濡れている美月のアソコは、一気に飲み込んだようです。
『ふぅァッッ!! ンンッ!! すご、いぃぃっ!』
美月は、裸エプロンのまま立ちバックで貫かれると、背中をのけ反らせながら叫びました。
前田さんは、入れた後もピストン運動はせずに、腰を押し込んで回すように動かすだけです。
それでも、美月はビクン、ビクッ、ビビクンッ! という感じで、体中で快感を表現します。
そして、1分もしないうちに、
『ダメぇぇっ!! イ、イッちゃウゥッ!! イクっ! イクぅっ!!』
と、大きく叫びながら、美月は果てました。
何度見ても、敗北感しか感じない瞬間です。入れただけで、たいして動きもせずにイカせる前田さん。美月と前田さんのアソコは、相性が抜群というか、もともとペアで作られたのかも知れないと思うほどです。
前田さんは、キッチンに突っ伏している美月をいたわるようにしながら、ペニスを抜きました。そのペニスは、誇らしげに反り返っていて、白くなっていました。
最近では、僕も美月をイカせることができるようになりました。とはいっても、美月は僕とのセックスの時にも前田さんの事を考えて、それでイッているだけだと思いますが……。
でも、そんな形でも、美月をイカせることができるのは嬉しいと思ってしまうのですが、僕のペニスが本気汁で白くなることはありません……。
美月は抜かれる時にも、ビクンと体を大きく跳ねさせて、可愛らしい声を漏らしました。
『イッちゃった。ごめんね。綺麗にするね』
美月は、ちょっとぼんやりとしながらも、そう言ってお掃除フェラを始めました。
すごく丁寧に、愛情を込めて舐めているのがよくわかります。
「あぁ、ヤバい……。出そうだよ……」
前田さんがうっとりしながら言うと、美月はすぐにフェラを止めました。
『ダメぇ〜 出すのは、全部こっちでだよ』
美月はイタズラっぽく言いながら、エプロンをまくり上げ、アソコを広げます。
「もう、ベッド行こうよ! 我慢できないって!」
前田さんがそう言うと、
『ダメだよ。もう出来るから。レバー炒めとカキピラフ。食べてからにしようよ〜』
「また、精が出そうなメニューだね」
『へへ、カチカチになるかなぁ。マー君のおちんちん』
楽しそうに笑う美月。
さっき僕に作ってくれたメニューは、僕のためのものだと思っていたのですが、違ったようです……。前田さんのために作った料理を、ついでに僕にも振る舞ってくれただけのようです……。
「え? 俺のって、固くない?」
『うぅん。カッチカチだよ。でも、もっとカチカチになったら、すごいかなぁって……』
「なんだそりゃ。ホント、美月はエッチな子だね」
『マー君が仕込んだくせに。でも、エッチな美月はイヤ?』
「好きに決まってるじゃん」
前田さんは、本当に楽しそうです。
そして、料理が出来て食事を始める二人。
「マジ美味しいよ。ホント、旦那さんが羨ましいな」
『でしょ〜 後悔してる? 急にいなくならなかったら、マー君が毎日食べられたんだよ』
「うぅ……。ごめんね……。マジで、美月と一緒に行けば良かった。美月を連れてけば良かったよ……」
『どうしてそうしなかったの?』
「え? だって、放浪の旅なんて、イヤだろ?」
『わかってないね……。マー君とだったら、イヤなわけないじゃん……。行きたかったよ……。一緒に……』
「……美月……」
この会話を見て、焦燥感が振り切れました。
完全に奪われる……。美月がいなくなる……。
もうパニックで、意味もなく机の引き出しを開けたり閉めたりしていました。
『ダメだよっ! 今、約束破ろうとしたでしょ! 学くんが一番なんだから! 残念でした〜』
美月が、明るくそう言いました。僕は、ホッとして崩れ落ちそうでした。
でも、美月の言い方だと、僕は一番と言うことで間違いないと思いますが、僅差で二番がいる……。暗にそう言っています……。
僕には二番なんていないですし、美月がオンリーワンです。
愛する人の心の中に、自分以外の愛する人がいる……。
これは、辛いです。知らない方が幸せだと思います。
でも、僕はこの動画を見て、勃起しっぱなしなのも事実です。
「俺、あきらめないから……。愛してる……」
『もう……。バカ……』
そんな会話を続けながら、楽しく食事をする二人。昔話が始まると、二人とも本当に楽しそうです。僕とのデートで行くところは、ほとんどが前田さんとの思い出の場所でした。
僕と出会った時には、美月の心の中には前田さんがいました。そして、それは消えることなくずっと心にいたんだと思います。
僕は、気がつかなかった。そのまま知らずにいた方が幸せだったのかもしれないです……。
美月は、食事をしている前田さんの足下に潜り込みました。そして、剥き出しのままのペニスを口にくわえました。
「おぉう、気持ち良い……。昔から、よくこうしてくれたよね」
前田さんが気持ちよさそうにうめきます。
『マー君が仕込んだんでしょ!? ホント、ひどい先生だったよね』
美月は、そう言いながらも満面の笑みです。
「そうだっけ? 美月がエッチな女の子だから、教え甲斐があったよ」
前田さんも良い笑顔で言います。
『ねぇ……その……飲ませて……下さい』
美月が、手コキをしながら言いづらそうに言います。
「いいよ。やっぱり美月も好きなんだ」
前田さんが嬉しそうに言いました。
『だってぇ……。好きなんだもん』
「ふ……。じゃあ、行くよ……」
前田さんがそう言うと、美月はすぐに前田さんのペニスをくわえました。
「出すよ」
前田さんがそう言うと、ペニスをくわえたまま美月がうなずきます。そして、前回同様に、前田さんは美月の口の中におしっこを出していきます……。
美月は、それをゴクゴクと喉を大きく動かしながら飲み干していきます。
愛の形は色々とあると思いますが、これはなんなんだろう? 僕は、美月のことを深く深く愛していますが、美月にこんな事は出来ないですし、美月のモノを飲むのにも抵抗があります。
美月は飲み干すと、
『こぼさず飲めた。ごちそうさま』
と、本当に良い笑顔で言いました。
「美月は可愛い顔して変態だね」
『へへ、だって、こんなことできるのは、美月とマー君だからでしょ? 二人だけの秘密だよ』
美月は、熱っぽい目で言います。美月は、飲む行為そのものが好きなのではなく、二人だけの秘密の儀式として、それを好んでいるのがわかりました。
「確かにね。こんな事は、誰にもしてくれと言えないよ。美月だけだよ」
『嬉しいなぁ……。ねぇ、私と別れてから、何人としたの?』
「え? セックスのこと?」
前田さんがそう聞くと、美月は黙って不安そうな顔でうなづきました。
「3人か、4人だよ」
前田さんがそう答えると、美月は泣きそうな顔になりました。
『そんなにしたんだ……』
「いやいや、俺は他の人と結婚してないし」
笑いながら、少しイジワルな感じで言う前田さん。
『それは、そうだけど……。でも、何でかなぁ……。すごく悲しいよ……』
「ごめんな……。美月のこと忘れられるかなぁって思ってさ……。でも、無理だったよ。もう、これからは美月としかしないから」
『約束だよ。絶対に絶対だよ!』
「わかったよ。じゃあ、美月はなにを約束してくれるの?」
『そ、それは……。う、後ろはマー君としかしないよ……』
「なんか不公平な気がするけど、まぁいいや。約束な!」
『うん!』
そう言って、キスをする二人……。
後ろも経験済みと知り、普通ならショックを受けるところなんでしょうが、僕は突き抜けるほどの興奮を感じてしまいました。
まぁ、こんなにも色々と経験している二人が、アナルセックスをしていないとは思っていませんでしたが、聞きたくはありませんでした。
「そう言えば、再会してから後ろでしてないよね」
前田さんが、思い出したように言います。
『そ、それは……。だって、普通はこっちじゃしないでしょ? マー君が騙したからじゃん! 生理の時はこっちでするのが普通だとか、ホントひどいよね。でも、信じちゃった私もバカだけど……』
「どう? 久しぶりに?」
『……いいよ……』
美月は一瞬迷いましたが、熱っぽい目でいいよと言いました。その目は、期待しているような感じに見えてしまいます。
「美月、後ろの方が感じるもんね」
おどけて前田さんが言います。
『バカッ! じゃあ、準備してくるね……』
「手伝おうか?」
『死ねっ!』
美月は、バカじゃん?みたいな口調で言いますが、どこか楽しそうです。
そして、前田さんがカメラに近づいて、動画が止まりました。でも、すぐに画が切り替わり、ベッドに全裸で仰向けに寝る美月が映りました。
準備って、なんだろう? 腸内を綺麗にするという意味なんだろうか? 浣腸? ウォシュレット? どちらにしても、美月はそれをしたことがあるということです……。
嫁の過去を知って、絶望するべき場面ですが、僕はもう勃起がヤバいくらいになっていました。オナニーしたくて仕方ない気持ちでしたが、さすがに社内なので我慢しました。
「おつかれさま。手間取ったね?」
『だってぇ……。久しぶりだったし』
「別に、綺麗にしなくてもいいのに」
『無理だよぉ〜。恥ずかしいもん……』
「そんな事言っても、最初の頃は俺が綺麗にしてあげてたんだぜ? もう俺は全部見てるんだから、今さら恥ずかしいもないだろ?」
『それは、そうだけど……。でも、やっぱり恥ずかしいよ』
「二人の間に、恥ずかしいとかないんじゃないの?」
『うん……。わかった』
「じゃあ、次は俺が綺麗にするよ」
『お願いします……』
「愛してる」
『愛してる』
そう言って、キスをする二人。今の約束は、次の浣腸は前田さんがするという意味なんでしょうか? 美月は前田さんの前で、すべてをさらけ出すという意味なんでしょうか?
美月は前田さんとキスをすると、安心したような顔になりました。前田さんが、美月の寝ても形の崩れない大きく美しい胸を舐め始めると、美月は甘い吐息を漏らしながら、じっと前田さんを見つめました。
最近は、僕とのセックスの時は目を閉じる美月ですが、今はしっかりと目を見開いて前田さんを見つめています。
少し前は、僕とのセックスの時も美月は目を開いて、しっかりと僕を見つめてくれていました。
でも、前田さんとの再会以来、美月は僕とセックスする時は目を固く閉じるようになりました。
僕とセックスをしながら、なにを考えているのかはわかりませんが、おそらく、前田さんの事を思い浮かべているのだと思います。
胸を責めながら、手を下の方に持っていく前田さん。クリトリスを触られると、美月は、
『あぁんっ、マー君、気持ち良いよぉ……。ねぇ、舐めてぇ、マー君、美月の気持ち良いところ、いっぱい舐めて下さいぃ』
と、とろけた顔でおねだりをします。美月は、僕に対してはこんな風に甘えてきません。
敗北感と嫉妬が際限なく大きくなりますが、それ以上に興奮が大きくなります。
前田さんは、言われたとおり美月のアソコを舐め始めました。ごく自然な、慣れた動きの二人。何度もこう言うことをしてきたのがわかります。
『あっ! ん、ンッ! あん♡ あ、あんっ♡ そこ、気持ちいいぃよぉ……。そう、もっと、強くっ! あ、あっ! 噛んでぇ♡ ダメェェ。ヒィあっ!!』
美月は、可愛い声であえぎながら、とろけたまなざしで前田さんを見続けます。
一瞬も目を離したくない。ずっと好きな人の顔を見ていたい。そんな気持ちがあふれているようです。
「もっと感じて。美月、綺麗だよ……」
前田さんが、優しい声で言います。
『マー君、ずっとずっと会いたかったんだからね……。愛してる……』
「愛してる」
愛の言葉を交わしながら、行為を続ける二人。
『あっっ! ダメっ!』
美月は、急に叫びました。
「なんで? もう綺麗にしたろ?」
『うん……。あ、アァッ! ン、アァッ! ンっ♡ あ、あっ! 気持ち良いよぉ……。マー君、ダメぇ……。あっ♡ ああっ!』
おそらくアナルを舐められながら、美月は声を上げて感じています。
「もう、入れるよ……」
前田さんが我慢できないという感じで言いました。
『来てぇ……。マー君……。美月のマー君専用の穴に、マー君のおっきいおちんちん下さい……』
美月がうわずった声でそう言いました。
美月は、前の動画では前田さんのアナルを責めていました。前田さんのアナルを舐め、指を突っ込み、責めていました。
今は、逆に前田さんに責められています。
二人の間にタブーはないように見えます。すべてさらけ出せる関係……。
僕とでは、そこまでの関係になれないように思えてしまいます。
自分のすべてをさらけ出し、お互いがお互いを受け入れる……。理想の関係と言えると思います。
前田さんは、ローションボトルを手に取り、自分のペニスに塗りつけました。
そして、そのまま美月に覆いかぶさり、ペニスをアナルに押し当てました。
前田さんが、そのまま一気に押し込むと、
『うぅアァッッ!! ゆっくりぃ、アァッッ!! マー君、アァッ!!』
「もう全部入ったよ……。美月、愛してるよ……。痛くない?」
『大丈夫……。痛くない。気持ち良い、よ……』
あっさりと根元まで受け入れた美月。お尻でするのは、久しぶりのはずです。少なくても、僕とはしてないです。
それでも、こんなにあっさりと受け入れられるものなんだろうか?
「アレ? 久しぶりだったんじゃないの? 痛くない?」
『う、うん……。大丈夫……』
「あれれ? やってたでしょ? だって、こんなにあっさり入るなんて、あり得ないでしょ?」
『……自分でしてただけだよ……』
美月は、耳まで赤くしてそう言いました。
「自分でって、なにで?」
『オ、オモチャで……。もう、いいじゃん! 恥ずかしいよぉ……。マー君のこと思いながら、一人でしてたんだよ!』
「そっか。じゃあ、念願の本物だね。どう?」
『うぅ……。バカ……。良いに決まってるじゃん』
美月は、恥ずかしがりながらも、認めました。
「すっごく締まってる。美月、なんか、完全に昔に戻れた気がするよ」
『うん……。ダメだね、会うたびに、どんどん昔に戻っちゃうね』
「その調子で、完全に俺の元に戻れよ」
『うん…… あっ! ダメっ! 調子に乗ってなに言ってんの! 釣られちゃったじゃん!! ダメだよ。学くんは、私のこと大事にしてくれるし、急にいなくならないし』
「ダメか。今のタイミングなら、いけると思ったのに」
笑いながら言う前田さん。でも、目がマジな気がします。美月も、釣られたとは言え、確かに”うん”と、承諾しました。きっと、彼女も揺れているのだと思います。
それでも、僕のことをあんな風に言ってくれるのは、涙が出るほど嬉しかったです。
そして、前田さんは腰を動かし始めました。長いストロークで、美月のアナルを責めていきます。
『う、うぅぅうぅあっ!! やっぱり、ダメぇ、すごすぎるぅぁあっ!!』
美月は、出し入れされるたびに、膣の時とはまったく違うリアクションをします。見ていると、ゾクゾクしているような感じ方です。
前田さんは、ペースを変えずに、ロングストロークでピストンを続けます。激しくするのではなく、同じペースで攻め続けます。
『ヒィ、あぁ、んんっ!! あぁっ! マー君! ダメェ! 気持ちいいよぉ、戻っちゃうよぉ、こんなぁ、ダメぇ、だめだもん! アァァっ!! マー君、キスしてぇ!』
美月は、膣でしているのと変わらないくらい、深く感じているようです。前田さんのことを、トロトロにとろけた顔で見つめながら、キスをねだります。
二人の色々なプレイを見せつけられて、ひたすら凹みますが、やはりキスが一番見ていて辛いです。
キスをしながら、固く抱き合い、アナルセックスを続ける二人……。
これを見ながら興奮する僕……。
『ダメぇ、イッちゃいそうだよぉ、マー君、もうイッてぇ! 一緒がいいよぉ!』
切ない顔で哀願する美月。
「美月、愛してる! 一番愛してる! 誰よりも愛してる!」
真剣な口調で言う前田さん。真剣な目で美月を見つめる前田さん。
『ダメぇ、ダメだよぉ、アァアァっ! マー君、ダメだよぉ……』
とろけた顔のまま、困ったように言う美月。
「お前は俺のものだ! 愛してる! もう絶対に離さない!」
前田さんがそう言うと、美月はポロポロっと涙をこぼしました。
そして、
『愛してるっ! マー君、愛してるっ! い、一番愛してるっ!! アァァっ!! イクッ! イクゥッ!!』
美月は叫ぶようにそう言うと、体を痙攣させるように震わせました。
ほぼ同時に、前田さんも、
「愛してる! イクッ! イクッ!」
と、叫びながら体を震わせました。
そのままグッタリともつれるように抱き合う二人。
僕は完敗した気持ちで、なにも考えられませんでした。
すると、美月が急に言いました。
『一番なのは、今だけだからね! この部屋から出たら、また二番だからね!』
照れたように、強がるように言う美月。でも、この言葉に安心する僕がいます。
「わかってるよ。でも、今だけでも嬉しいよ」
前田さんは、優しい顔で、優しい口調で言います。
そして、美月を腕枕にすると、優しく髪をなで続けます。美月は、ネコみたいにゴロニャンという感じで、撫でられるに任せています。
『なんか、ダメだね……。ホントダメだ……。あぁっ、もうっ! ダメダメダメっ! もう、帰るね!』
美月は、ものすごく葛藤している感じです。
「そっか……。美月、ありがとな。さっきの言葉、スゲぇ嬉しかったよ」
『い、今だけって言ったじゃん! ここ出たら、また転落だからね!』
美月は、ムキになったように言いました。
「じゃあ、まだ部屋の中だから、もう一回言ってよ」
『えっ!? う、うん……。あ、愛してるよ……。一番愛してる』
「学くんよりも?」
『うぅ…… 学よりも、あ、愛してる……』
美月は、戸惑いながらも結局言いきりました。
「ありがとう。また来いよな。待ってるから」
『……うん……』
「美月は、俺の女だから。もう、絶対に離さないから」
前田さんは、ガンガン責めます。
『もう、言わないで……。ダメだよ。嬉しいって思っちゃう。へへ、ダメだね、私……。じゃあ、行くね……』
美月はそう言うと、カメラの前から移動しました。多分、シャワーにでも行ったのだと思います。
そして、動画は終わりました……。
美月は、必死で気持ちを抑えている感じです。すぐにでも、前田さんの元に戻りたい。そうとしか思えませんーー。
美月の濡れたアソコを見て、こんな風に走馬燈のように会社で見た動画のことを思い出しました。
僕は一瞬でそれだけのことを思い出し、興奮しすぎて入れる前からイキそうでした。
慌ててそのまま美月に挿入すると、
『アン♡ 学くん、好きぃ』
と、美月が言ってくれました。でも、余裕たっぷりな態度が、前田さんとのセックスの時と違いすぎて、敗北感でいっぱいになりました。
そして、2〜3回ピストンしただけで、あっけなくイッてしまいました。
『あんっ♡ 出てるのわかるよぉ。嬉しいな。赤ちゃん、出来たかなぁ?』
美月は、満面の笑顔でそう言いました。
ピルを飲んで、妊娠できないのをわかった上で、最高の笑顔で言いました……。
5.
一目惚れして、頑張った末に結婚できた美月と、幸せな生活を送っていました。僕の元々の知り合いの前田さんが、実は美月の元カレだったと知り、全てが狂い始めました。
前田さんから聞かされる、僕の知らない美月……そして僕は、僕の知らない美月を見てみたくなってしまいました。
実際に見たそれは、あまりにも衝撃的で、絶望感に満ちたものでした。でも、自分でも信じられないくらいの興奮が僕を包みました。
そして美月は、僕に内緒で前田さんと会うようになり、前田さんは僕との約束を守って、美月との密会の動画を見せてくれます。
新しい動画を見るたびに、どんどん深くなる前田さんと美月の結びつきに、焦りもありますが、もっと凄いものを見たいと願う歪んだ僕もいます。
とは言っても、美月との夫婦生活は今までと何も変わりません。それどころか、前よりも絆が深くなっている感じがします。何よりも、夜の生活が濃厚な物に変わりました。
『ねぇ、ダメだよぉ、声出ちゃうもん! スイッチ止めてぇ』
ファミレスの客席で、モジモジしながら美月が小声で言います。僕は、前田さんに美月の初めてを色々と奪われている事を知って、美月の初めてを何かもらいたいと思うようになっていました。
今日は、ネットで買ったリモコンバイブの飛びっ子を使って、美月をファミレスで責めています。
美月は、僕の要求が色々とエスカレートしていくのを、少しも嫌がる事もなく受け入れてくれます。それどころか、美月もそれを楽しみにしているフシもあり、僕が知らなかっただけで、美月は意外なほどエッチが好きだったんだと思いました。
僕は美月に”止めて”と言われて、ニヤッと笑いながらスイッチを逆に強くしました。
『ダ、ダメェェ、ダメだって! 学くん、声出るよぉ!』
小声で叫ぶ美月。でも、美月の顔は少し上気して、興奮しているような感じです。僕は美月を見つめたまま、店員さんの呼び出しスイッチを押しました。
『ダ、ダメっ! なにしてるの!? ダメだって!』
慌てる美月。そして、すぐに店員さんが来てしまいました。
僕は、自分のオーダーを済ませ、
『美月は?』
と、美月に振ると、美月は慌てた顔のまま、モジモジとオーダーを始めました。
『クラブハウスサンドと、ん、あ、アイスティーで、おねがィ、します』
声が時折震える美月。恥ずかしそうな顔でモジモジとオーダーをする美月を見て、僕はサディスティックに興奮しました。僕には、サドの要素はゼロだと思っていましたが、意外とそういう性癖もあるのかな? と思いました。
オーダーを終えて、ホッとした顔の美月に、僕はイタズラ心が起きました。僕は店員さんにデザートの注文を始めました。美月は、えっ!? と言う顔で僕を見ましたが、無視して続けました。そしてまた”美月も頼みなよ”と、美月に振りました。
モジモジしながらオーダーをする美月。さっきよりも目がトロンとしてきました。どう見ても発情している感じで、ファミレスには場違いな空気を出していました。
そして店員さんがいなくなると、僕はスイッチを切りました。
『ダメぇ、今止めちゃダメ、もう少しなのにぃ……』
小声でそんな事を言う美月。僕は、慌ててスイッチを入れました。すると、ビクッと身体を震わせて、泣きそうにも見える感じの目で僕を見つめます。
「イクの?」
小声で聞く僕。
『イ、イッちゃう、イッちゃうよぉ』
小声で、不安そうに言う美月。僕は、美月の手をギュッと握りました。はたから見ると、ファミレスで手を握っているカップルにしか見えないと思います。
美月は僕の手をギュッと握りながら、聞こえるかどうかの小さな声で、
『イ、イク……イクぅ』
と言い、震えながらイキました。こんなに人の多いところで、羞恥に身体を震わせながらイク美月を見て、少しだけ前田さんに勝った気持ちになりました。
「イッちゃったの? こんなに大勢いるのに」
僕がそう言うと、美月はトロンとした顔で、
『うん……。ねぇ、学くん、我慢できないよぉ……』
「ん? もう一回スイッチ入れて欲しいってこと?」
『違うよぉ。早く食べて、行こうよぉ!』
「どこに?」
『イジワルw 赤ちゃん、作ろ?』
小首をかしげるように、可愛らしく言う美月。ズキュンと胸を撃たれた感じですが、美月は前田さんとのセックスのためにピルを飲んでいる事を思いだし、暗い気持ちになりました。
そしてその後は、店員さんが食事を運んで来るたびに、スイッチを入れて美月をイジメ、もう一度イカせました。前田さんと美月のセックス動画を見るまでは、僕は美月の事を充分満足させて、ちゃんとイカせていたと思っていました。
でも、美月は前田さんとのセックスの時は、僕とのセックスでは見せないリアクションをします。
男として認めるのが辛いですが、僕と前田さんとでは、アレの性能が違いすぎるようです。大きさなどはそれほど違いがないと思うのですが、前田さんのアレは、美月の気持ち良いところにしか当たらないそうです。
それは多分、まだ幼い美月を前田さんが仕込んだので、美月のアソコが前田さんの形そのものになっているのかも知れません。
それなので、正攻法ではなく、こんなリモコンバイブのようなモノに頼っているのですが、そんな自分がとても情けなく思えます……。
美月は、トロトロになった顔で食事を続け、少しでも早く店を出ようとします。早く入れて欲しい……顔にそう書いてあります。
まさか結婚してから、自分の嫁とこんなプレイをするなんて、少しも想像していませんでした。食事をしながら感じ、イッてしまう愛する嫁。こんな倒錯したような状況に、おかしなほど興奮してしまいます。
食欲と性欲は、不思議とシンクロするような気がしました。
そして食事を終え、会計を済ませて店を出ると、美月は僕の手を引き歩き始めます。僕を引っ張るように、早足で歩く美月。
「痛いってw」
僕がそう言うと、
『だって、学くん歩くの遅いよぉ〜 早く行こうよぉ!』
そう言って、グイグイ僕を引っ張っていく美月。発情している美月を見て、正直複雑でした。僕が美月を一から開発していたのなら、こんなに男冥利に尽きる事はないと思います。
早く入れて欲しくて、我慢できなくなっている美月。美月をこんなにエッチにしたのは、僕ではありません。前田さんが、まだ幼い美月を、長い時間かけて育て上げました……。
美月が感じれば感じるほど、強く前田さんの影がちらつき、屈辱というか、嫉妬をいだきます。
そんな事を考えながら歩いていると、美月が急に公園に僕を引っ張り込みました。暗い夜の公園は、人もほとんどいなく、照明も少ないのでちょっと不気味でした。
「どうしたの? 早く帰るんじゃないの?」
僕がそう聞いても、美月は無言で僕を引っ張り、ベンチに僕を座らせました。そして、あっという間に僕のズボンのファスナーを開けて、僕のアレを取り出しました。
「ちょっと、ダメだって、こんな所でダメだって!」
僕は、ビビってそう言い、アレを隠そうとしました。でも、美月は強引に僕のモノを口にくわえました。
そして、いつもよりも激しく、ねちっこくフェラをしてくれます。こんな人に見られるかも知れない状況で、アレを丸出しにしているだけでも、かなりマズいと思うのに、美月に口でしてもらっている状況は、本当にヤバいと思いました。
人に見られたらどうしよう? 警察が来たらどうしよう? 小心者の僕は、ひたすらビビるだけでした。
でも、美月の巧みなフェラで、あっという間に戦闘状態になってしまいました。こんな人目につくところで、ギンギンに勃起させて丸出しにしている僕は、ビビりすぎて言葉も出なくなりました。
それと同時に、美月のこのフェラテクは、前田さん直伝なんだよなぁ……と、嫉妬心いっぱいになりました。
『へへw カチカチだねw そのままで……』
美月は、声が震えていました。快感に震えているような感じでした。そして、美月は立ち上がると、スカートの中に手を突っ込みました。そして、クチャクチャッと丸まった布を僕に手渡しました。
ビックリしながらそれを広げると、美月の可愛らしいショーツでした。そして、そのショーツは、異様なほど濡れて湿っていました。
『学くんがイジメるからw ファミレスからずっと濡れて冷たかったんだよ。もう我慢できないよぉ、良いでしょ?』
美月は、ハーフのように彫りの深い顔をとろけさせ、甘えた声で言いました。そして、僕の返事を待つ事もなく、僕に背を向けた状態でまたがってきました。
まさか!? 入れるの!? 僕は、正直パニックでした。ビビりすぎて、吐きそうでした。
でも、すぐに美月の熱い肉に包み込まれ、うめき声が出るほど感じてしまいました。
美月の膣中は、驚くほど熱くて湿っていて、ウネウネとうねっていました。そして僕の粗末なモノでも、入れた途端に子宮口らしきモノに突き当たりました。
普段はまったく当たる気配もないのに、こんなに当たるのは、子宮が降りてきているからだと思います。女性は本当に感じると、受精のために子宮が降りてくるそうですが、今そんな感じです。
おそらく前田さんとのセックスでは、いつもこんな感じで降りているのだと思います。それなので、美月は前田さんに奥をガンガン突かれて、僕とのセックスでは見せないリアクションを取るのだと思います。
『ウゥッ、ぐぅ、あぁ、当たってるよぉ♡』
美月が、僕の耳元でささやくように言います。僕は、美月が本当に入れるとは思っていなかったので、ただただ狼狽してしまいました。
そして、スカートで結合部を覆い隠すようにしたので、パッと見はカップルがいちゃついているだけに見えると思います。美月は僕に重なったまま、顔だけ振り返り、キスまでしてきました。それも、ただ唇を重ねるだけのソフトなモノではなく、濃厚に舌を絡ませて、唾液の交換までするような濃厚なヤツです。
美月は僕と激しくキスをする事で、声が出ないようにしているのかも知れません。
『ンンーっ! ンッ!!』
それでも、くぐもったうめき声が夜の公園に響いている気がします。
美月は、対面ではない背面座位とでもいうような体位で、腰を妖しくうごめかします。大きな動きではなく、こすりつけるような、地味にも見える動きで腰を振ります。確かにコレなら、上下にピストンするのとは違い、はたから見てセックスしているのが丸わかりと言う事はなさそうです。
でも、この動きをとても滑らかにする美月に、僕はまた嫌な想像でいっぱいになりました。こう言う感じの公園でのセックスも、すでに前田さんと経験済み……。僕にはそうとしか思えません。
でもそう思った途端、僕の中でコスモが爆発するように、興奮が爆発的に大きくなりました。
『ふアァァッ! 大っきくなったよぉ♡ イ、イクの? 学くん、イッちゃう?』
美月が僕とのキスを振りほどいて、けっこう大きめの声でそう言いました。僕は、思いの外大きい美月の声に慌てて、思わず周りを見回しましたが、人の気配はありませんでした。
普段の美月からは、想像も出来ないくらいの大胆さで腰を振り、あえぐ姿は、僕を興奮させますが、同時に落ち込ませます。前田さんと、中学の頃から色々な体験をしていた美月は、性戯を極めていたのかも知れません。きっと僕とのセックスは、さぞかし物足りなかった事でしょう。
そんな自虐的な思いを抱くと、さらに興奮が倍加して、歯を食いしばってうめくように射精しました。
いつものように、たっぷりと美月の中に注ぎ込み、その後で美月が”赤ちゃん出来たかなぁ?”と、聞いてくるモノだと思っていました。前田さんのためにピルを飲んで、妊娠できないとわかっていながら、そんな風に聞いてくる美月を、いつも泣きそうな気持ちで見ていました。
でも、今日も違いました。ここ何回かのセックスでそうだったように、僕が射精する瞬間、美月はグレーシー一族のように素早く滑らかに動き、僕の上から消えました。そして、あっという間にマウント取るのではなく、僕のアレをくわえました。
その瞬間、僕は爆発的に射精して、美月の口の中いっぱいに精子を出しました。
気持ちよさと、疑問で頭がいっぱいになりましたが、
『すっごいいっぱい出たねw ごちそうさまw 美味しかったよw』
と、美月が言ってくれました。僕は、一瞬放心状態でしたが、公共の場でアレを丸出しにしていることに気がつき、慌ててしまいました。
「どうしたの? 赤ちゃん作るんじゃなかったの?」
僕が疑問をぶつけると、
『え? あ、あぁ、うん。学くんの、飲みたくなっちゃっただけ♡ 愛してるよ♡』
と、可愛らしいことを言ってくれました。
何も知らなかった半年前なら、この美月の言葉を100%信じて、可愛いなぁと思っていたと思います。でも、今の僕は何か意味があるのでは? と、深読みしてしまいます……。
そして、それは実際にその通りでした。公園でのプレイを終えて家に帰ると、クタクタに疲れた美月は、入浴後すぐに寝てしまいました。
美月が寝た後は、僕はノートパソコンで、クラウドストレージをチェックするのが日課になっていました。
前田さんは、僕から美月を奪うと宣言をしながら、それでも律儀に約束は守って、美月とのセックスの一部始終をクラウドストレージにアップしてくれます。ライバル関係というか、利害が反した後は、約束なんて反故にするのが普通だと思います。でも、前田さんは根が良い人なのだと思いますが、今でも約束を守ってくれます。
そして、チェックすると今日の動画がありました……。
僕とのデートというか、ファミレスでのリモコンバイブプレイの前に、すでに前田さんとエッチをしていたという事実に、落ち込みながらも異様に興奮します。
僕とセックスをしながら、ついさっきまで一緒だった前田さんの事を想っていた……。僕とセックスをしながら、ついさっきまでしていた前田さんとのセックスを思い出していた……。
そう思うと、嫉妬と焦りで脂汗が出そうですが、やっぱりどうしようもなく興奮してしまいます。
僕は、美月がいつ起きても気がつけるように、片耳にだけイヤホンをして動画をダウンロードして再生しました。
今日は、いつものハメ撮りみたいな感じではなく、ちょっと離れた場所からの、固定アングルでの撮影のようです。見たところ、完全に隠し撮りのような感じです。
すでに全裸でベッド寝転がる美月。美月の大きい上に形の良い胸は、寝てもペチャンコにはならず、凄く存在感を放っています。
前田さんは、美月の横に添い寝するように寄り添い、髪を優しく撫でています。美月は、その山本美月そっくりの美しい顔を潤ませながら、前田さんを見つめています。
「本当に良いの?」
前田さんが、ちょっとだけ心配そうな感じで言いました。
『うん……。もう決めたから。そのまま来て……』
「わかった……ありがとう。本当に、嬉しいよ。美月、ずっと大事にするから」
前田さんが真剣な口調で言います。僕はこのやりとりを聞いて、今までになく動揺しました。
僕が、捨てられる? そういう風にしか聞こえません。でも、この動画の後、僕は美月とセックスしましたし、今寝室で美月は寝ています。僕の元からいなくなっていません。
どう言う意味だろう?
不思議に思いながら、視聴を継続しました。
『気が早いよぉw 今日から3日間で、出来たらだよ。出来なかったら、今までのままだよ……』
「大丈夫! 絶対に出来るから! だって、一番出来るタイミングなんでしょ?」
『うん。今日から3日間が一番可能性高いはずだよ。もう、ピルも6週以上飲んでないし、大丈夫なはず……』
「それなら、絶対に大丈夫だよ! だって、俺とお前は運命で結びついているから!」
『マー君……。あ、愛してます。誰よりも、ずっとずっと愛してます』
「美月、愛してる……」
そして、キスをする二人。お互いがお互いを、愛おしくて仕方ないと言う感じが伝わってきます。
僕は本当に、心の底から驚いていました。2ヶ月近くピルを飲んでいない? しかも、コレから危険日なのに子作りをする?
めまいと動悸が激しいです……。
美月は、色々と悩んだりしたのだと思いますが、この3日間で前田さんの赤ちゃんを授かれたら、僕の元から離れる覚悟を決めたようです。そして、もし授かれなかったら、今までどおり……。
こんな、ギャンブルみたいな事に人生を預けるなんて、美月は正気を失っているのではないか? そんな風に思ってしまいました。
でも美月はもう、僕と前田さんを、どちらかに決めきれないのかも知れないと思いました。そして、神にゆだねるというわけではないと思いますが、こんな事を考えたのだと思います。
僕は、最近の美月とのラブラブな生活の中、美月は僕を選んでくれたモノだとばかり思っていました。選んでくれたと言っても、僕が美月に内緒で、勝手に前田さんをけしかけて二人の中を再燃させたので、こんな言い方もないのかも知れませんが、そう思っていました。
そして美月は、あくまで浮気相手として、元カレの前田さんと会っていると思っていました。僕は、美月が元カレの前田さんと会い、セックスまですることを、嫉妬しながらも異様に興奮して、どこか楽しんでさえいました。余裕をカマしていたとも言えます。
それが、足下からガラガラッと崩れ落ちていき、深い穴に落ちていく感覚になりました。でも、この状況でおかしいほど興奮して、破裂するほど勃起する僕がいます。
そして同時に、本気なのかな? と、疑問も持ちました。僕は、美月と過ごしてきた日々に、自信を持っていました。脇目も振らずに、彼女の幸せだけを考え、行動してきたつもりです。
そして美月も、僕に対して嫉妬深く、焼き餅焼きでした。そして、僕が美月のことを束縛することを望んでいるような気配すらありました。
それが、いくら大好きだった元カレとはいえ、いまさら前田さんのもとに行くつもりなんだろうか?
もう、混乱して叫び出しそうでした。
そう言えば、今日も僕とのセックスで、僕がイク瞬間に美月は素早く動いてアレを抜きました。考えてみれば、ここ1ヶ月以上、中出ししていないことに気がつきました。
ほとんどが、美月の口の中でフィニッシュしていたことにあらためて気がつきました。
僕は、正直中に出すよりも、飲んでもらう方が愛情を感じて好きでしたので、違和感を持っていませんでした。
今日は、危険日なのに前田さんに中出しをされたということなのでしょうか? それを、明日、明後日と、3日間続けると言うことなのでしょうか?
止めないと……そう思いましたが、妊娠しないとわかっている生セックスよりも、妊娠するかも知れない状況での生セックスの方が、はるかに嫉妬も深く、快感も深いことに気がつきました。
僕は、この異常事態でも、二人を止めることは出来なさそうです……。
ハッキリ言って、夫失格だと自覚しています。
多分、危機意識の低い僕は、この状況でも、僕に悪いことは起きないと思い込んでいるのだと思います。もちろん、根拠のない思い込みです。
”お前、まだ自分が殺されないと思っているのか?”そんなアクション映画のセリフが身に染みます。
思い切り現実逃避をしていましたが、画面では二人はまだキスをしています。時折顔を離して、見つめ合い、笑いあいながらまた唇を重ねる……。こんな、深い愛情を感じるキスを続けます。
そして、前田さんが美月の首筋に唇を移動して、愛撫を始めようとすると、
『マー君、もう入れて。キスだけで、もう充分だよ。気持ちも身体も準備できちゃった♡』
と、美月が可愛らしく言うと、前田さんは嬉しそうに目を細めました。
「じゃあ、今日は入れたまま何回もイクからなw」
『ふふw 出来ないクセにぃ〜w 入れる前はそう言うけど、出来たことないよねw』
「今日は違うって。俺、マジだから」
『ふ〜んw 前はマジじゃなかったんだねw まぁ、少しだけ期待しとくねw』
「うぅ、いじめるなよ。行くよ、愛してる」
『うん♡ 愛してるよ♡ 来て♡』
美月は、言葉の端々に前田さんへの愛があふれ出ています。
美月は、前田さんの事が大好きなのは間違いないです。前田さんから話を聞いたり、前田さんに見せてもらった動画で、美月が前田さんの事を想いながらオナニーをしているのがわかりました。
前田さんとのセックスを思いだし、アナルにバイブを挿入してオナニーをしていたなんて、気がつけないのはもちろん、想像も出来ないことでした。
そして、前田さんと会うようになってからは、前田さんに中出しされた精子をハンカチに染み込ませて持ち帰り、その匂いをかぎながらオナニーをしてたそうです。
自分の嫁が、こっそりとそんな事をしていたなんて、心が病みそうなくらいショックなことですが、やっぱり僕は、異様なほどに興奮してしまいます。
そして、重なる二人の身体。今までも、何度となく見た動画のシーンです。でも、妊娠するかも知れない……いや、妊娠する可能性が一番高いタイミングでの生ハメに、今までとはまったく違った衝撃を受けました。
美月が、本気で妊娠するつもりで、元カレの前田さんを受け入れる姿。それは、一番見たくない姿でした。
でも、僕は興奮を抑えることが出来ず、自分でしごき始めてしまいました。
『アァァッ! マー君、ダメぇ、イクっ! イクぅっ!!』
美月は、前田さんと体が重なった瞬間、冗談かと思うくらいあっけなくイキました。
「早いよw どうしたの? いつもより興奮してるね」
前田さんが、優しく笑いながら言います。
『うぅ、あぁ、だってぇ、マー君の赤ちゃん出来ると思ったら、う、嬉しくてぇ♡』
「まだ気が早いよw 出来ないかも知れないだろ?」
『出来るよ、きっと出来る、あぁ、う、だってぇ、こんなに子宮が喜んでるんだもん。喜びに包まれながらの方が、赤ちゃんも嬉しいと思う♡』
「旦那とは? 子宮は喜ばないの?」
『イジワル、言わないでぇ、今は、言っちゃダメだよぉ』
美月は、本当に困ったような、悲しいような顔で言います。
「言わないと、止めるよ?」
『わ、わかってるでしょ? マー君のじゃないと、喜ばないよぉ……だって、マー君の、美月の気持ち良いところに、全部当たるから♡』
「美月、愛してるよ。絶対に離さないから」
前田さんが真面目な顔で言い、腰を動かし始めました。
『うん! 離しちゃダメだからね、ンッ、あっ! もう、いなくなっちゃダメぇ、だから、ねぇ……ンンッ!!』
「美月、俺の女になれ! ずっと俺一緒にいろ! 愛してる!」
前田さんは、必死な感じで言いました。
『で、出来たら、マー君と一緒になるぅ! 愛してるっ! 赤ちゃん欲しいよぉっ!! マー君の赤ちゃん、欲しいっ!!』
美月は、心の底からの叫びと言う感じです。僕は、その美月の言葉を聞いて、自分でしごく手がより早くなり、もうイク寸前でした。
こんな状況で、オナニーを継続する自分に、我ながら呆れます。そして同時に、もしも赤ちゃんが出来てしまって、僕と別れて前田さんと一緒になった場合、300日問題はどうするつもりなのだろう? と、もう離婚されるのが確定したかのように、そんなことを考えてしまいました。
離婚後300日以内に出産した場合は、それは前夫の子供と言うことになる……前田さんとの子供が、法的には僕との子供と言うことになるのを、理解しているのでしょうか?
僕は、お腹が大きくなった美月を想像しました。そして想像の中でも、その横にいるのは、僕ではなく前田さんでした……。
「美月! 俺の赤ちゃん産んでくれっ! 愛してるっ! もう離さないからっ! あぁ、イクっ! 美月、イクっ!! このまま出すからっ!!」
『マー君愛してぅッ!! イッてっ!! 中に出してっ!! 子宮に飲ませてぇっ! あぁっ!! 美月もイクっ!! 愛してるっ!! イクぅっっ!!』
そして、前田さんの体に腕と足を回し、絡みついていきました。ガシッと前田さんの体をホールドするようにして、中に注ぎ込んでもらう美月。
顔は、僕には見せたことがないくらいとろけています。その、愛する嫁の、他人棒でとろけた顔を見て、僕はうめきながらイキました。慌てて、手のひらで受けて、床を汚さないようにしながら射精をする僕……。
愛する嫁を他人に抱かせて、その様子をビデオに撮らせ、それを見ながらオナニーをする僕。
もう僕は、夫失格なだけではなく、人間失格だと思いました。
でも、元カレに、自分の愛する嫁が妊娠させられようとしている瞬間を見ながら射精したのは、本当に脳がとろけるほどの信じられないくらいの快感でした……。
放心状態で動画を見続ける僕。画面の中では、キスをして抱きあう二人が映っています。
長い時間キスをしたままの二人でしたが、しばらくすると、前田さんがキスをしたまま腰を振り始めました。
『ふふw ホントに大っきくなってるw 嬉しいなぁ♡ 約束、守ってくれたんだw』
「言っただろ? 今日は本気だからって。絶対に、妊娠させるから。俺、もうお前を失いたくないから」
前田さんは真剣に言いながら、腰を振り続けます。抜かずの2発目……美月は、何も言い返さずに、感動したように前田さんを見つめています。その目には、大粒の涙が溢れています。
そして、また高まっていく二人。
『あっ! あっ♡ あっ♡ だめっっ! またイッちゃうぅッ! マー君、気持ち良いよぉっ! 奥に当たってるよぉっ!! ああぁっ♡ 愛してるっ!!』
「だって、子宮触れそうなほど降りてきてるよ。コレなら、絶対に妊娠できるよ。美月、愛してる! 愛してるっ!」
『マー君、愛してるっ!! ずっとずっと忘れられなかった! ずっと会いたかった! いつも、マー君に抱いてもらいたいって思ってたっ!! 愛してるっ!! 一番愛してるっ!! マー君の赤ちゃん産むっ! 絶対、絶対産むっ!! ヒィあっっ!! イッちゃうッ!!』
美月は、見ていられないほど顔をとろけさせ、熱く前田さんを見つめます。そしてまた手足を、前田さんの体をホールドするように絡みつかせます。
もう、僕は敗北を認めました。認めるしかない内容の動画です。僕は、こうなることをわかっていたのかも知れません。こうなることを、望んでいたのかも知れません。
それを証明するように、僕はさっきイッたばかりなのに、もうイキそうなくらいに勃起していました。
そして、立て続けに、抜かずの2発目を注ぎ込んだ前田さんは、美月を腕枕して優しく髪を撫でています。
「美月、まだ時間大丈夫だろ? まだもう1回するからなw」
前田さんは、なんだか楽しそうに言います。
『え? 1回だけなの? それじゃ、ダメだねw きっと赤ちゃん出来ないw』
「う、じゃあ、あと3回出すからな!」
『ふふw ホントかなぁ〜w じゃあ、大っきくしてあげるねw』
そう言って、前田さんのモノを丁寧に舐め始めました。
僕とのファミレスでのプレイの前に、前田さんとこんな事をしていたなんて、本当に夢にも思っていなかったです。想像もしていなかったので、快感が大きいのだと思いますが、画面の中で丁寧にお掃除フェラを続ける美月を見て、僕はまたうめきながら射精していました……。
すでに手遅れかも知れませんが、今止めれば、あるいはまだ間に合うかも知れません。
でも、結局僕は二人を止めることはしないと思います。どうせ止めても、いったんは僕の元にとどめることは出来るかも知れませんが、結局そのうち僕の元からいなくなるからです。
それならば、このまま二人の子作りを見続ける方が、僕にとっては幸せだと思いました……。
最終回.
僕にとっては完璧で、ルックスも性格も100点満点と思っていた嫁の美月。山本美月そっくりの、日本人離れした美しすぎるルックスは、僕ではとても釣り合いが取れないと思うほどでした。
そして、偶然知り合った美月の元カレ前田さん。僕のつまらない好奇心と、嫉妬心、虚栄心で、2人を引き合わせてしまいました。
あっという間に、以前の熱量を取り戻してしまった2人。その上、美月は気持ちを秘めていただけで、ずっと前田さんの事を想い続けていたことがわかってしまいました……。
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