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嫁には3人の恋人がいた(オリジナル 転載禁止)


嫁の優香とは、結婚してもう17年も経つ。まだ20歳だった優香を妊娠させてしまった私が、責任を取って結婚した形だった。

優香は、大きな総合病院のナースだった。当時30歳の私は、その2年前に独立起業して、自分でも驚くほど順調に業績を伸ばしていた。そんな中、趣味のフリークライミングで指を酷く脱臼してしまい、治療に行った先の病院にいたのが優香だった。

まだ見習いみたいな感じだった優香は、あまり上手とは言えない手際で私に包帯を巻いてくれたものだった。

思っていた以上に重傷だった私は、結局半年以上も病院に通い、優香とはすごく親しくなった。
頼りなかった優香がどんどんしっかりしていき、ナースとして成長していくのを見て、若干親心みたいなものを感じていた。

優香はおっとりした顔をしていて、優しそうなイメージだ。でも、色々と話していると、芯が通った負けず嫌いの頑張り屋さんだった。
優しそうな雰囲気でルックスもかなり可愛く、おまけにけっこう胸も大きかったので、ちょくちょく他の患者さんにセクハラめいたことをされたりもしていたみたいだけど、けっこう強烈に反撃したり説教したりして、病院でも怖いナースとして有名になってきていたようだった。

でも、普通に接している分には本当にいい子で、私は多少下心を持ちながら食事に誘ったりするようになった。

最初は、
『高橋さんは、そういうキャラじゃないですよ! セクハラしたら、私怖いからw』
と、半ばため口で言ってきたりしていた。優香は、別に馴れ馴れしい性格でもなく、こんな風にため口で冗談みたいな事を言うのは私だけみたいだった。初めからけっこう馬が合ったのだと思う。

そして、リハビリも終盤になってきて、
「なんか、けっこう長くお世話になっちゃったね。会えなくなるのが寂しいよ」
と、半分……いや、8割くらいは真剣に言った。

『私も寂しいなぁ……あ、今度は骨も折っちゃってよw 粉砕骨折なら1年以上はかかるからw』
と、いつもみたいにため口で、おどけるように言う優香だったけど、目が真っ赤だった。

リハビリルームでお互いに黙ってしまうと、本当に悲しくなってきた。

「これ、俺の会社だから。何かあったら電話でもメールでもしてよ。不動産業だから、優香ちゃんだったら手数料無料でお世話するよ」
私なりの、精一杯の行動だった。

すると、いきなり優香ちゃんにキスをされた。短く唇がチュッと触れるだけのキスで、すぐに顔を離してうつむいて真っ赤になる優香ちゃん。
私は、自分に起きた奇跡が信じられなかった。でも、
「セクハラすると、俺も怖いよw」
と、おどけて言ってみた。
『怖いって? どんな風に?』
顔を真っ赤にして、上目づかいで言う優香ちゃん。不安と期待とが入り混じったような、何とも言えない表情をしている。

「無理矢理彼女にしちゃう」
私は、それほど女性経験が豊富というわけではなかった。付き合ったのも過去2人だけだし、モテる感じでもなかったので、エッチしたのも付き合った2人を含めて3人だけだった。

そんな私が必死で声を震わせながら言ったその言葉に、優香ちゃんはニヤッと小さく笑うと、今度は舌を突っ込むような激しいキスをしてくれた。
すぐ隣にはドクターもいるのに、大胆にもディープキスをする優香ちゃん。

『セクハラしちゃった♡ 彼女にされちゃう♡』
と、目にハートが見えるくらいの恋する乙女の目で言ってくれた。

そして、奇跡的に始まった二人の恋。でも、すぐにとんでもないことになってしまった。
生理が来ないと言うことで、検査薬で検査した優香。思いきり陽性だった。でも、私は喜んだ。

すぐに結婚しようと言うことと、私の会社を手伝ってくれという事を言った。
『雅治さん。こんな私だけど、よろしくお願いします……』
と、涙を流しながら言ってくれた。

出来ちゃった婚ということもあり、多少の後ろめたさも覚えながらご両親に挨拶をすると、意外なほど私を受け入れてくれたので、驚いたことを覚えている。私が10歳年上で出来ちゃった婚……殴られる覚悟をして行ったので、拍子抜けしたような感じもした。

でも、嫌な言い方だけど、私の会社は規模もかなり大きくなっていたし、私個人の年収も3000万円を超えていたので、嫁ぎ先としては悪くないのかな? と、多少の自負はあった。

そして結婚し、二人の生活が始まった。

優香とは、病院で会っていたときから相性が良いと思っていたが、まさか体の相性まで良いとは思っていなかった。すぐに妊娠したのも、相性の良さから来るものだと思う。

実際、優香と初めて結ばれて、その後2回ほどしただけで優香は妊娠した。最初の1回目は、コンドームをつけなかった。お互いに夢中だったので生でしてしまい、そのまま中に出してしまったという感じだった。
その後の2回はちゃんとコンドームをしていたので、最初の1回目で命中させてしまったという事になる。

その命中させてしまったときのエッチは、いまでもよく覚えている。優香とは付き合い始めて以来、たくさんデートをした。時間の都合がつきやすい私が都合を合わせて、色々なところにデートに行った。
金銭的にも余裕があったので、食事も遊びに行く場所にもお金は惜しまなかった。

優香のキスで始まった付き合いだったので、何となく優香が主導権を握るような感じだったけど、基本、それほど自己主張が強くない私にはそれが心地良かった。

優香も私にすごく惚れている感じはあったし、私もベタ惚れ状態だった。
そして5回目のデートの時に、婚約とかそういうことは意識していなかったが、ホワイトゴールドとダイヤのトリニティリングを贈った。
女性に指輪を贈るのは初めてだったし、安いBMWなら買えてしまうその価格にも驚いたが、店員さんの勧めに従って買って良かったと思った。
それくらい優香は感激してくれた。贈った私も当然下心はあったので、それを贈ったレストランのホテルに部屋を取っていた。

そして部屋に入ると、優香は私に抱きついてキスをしてきた。
『雅治さん、愛してます。ずっと一緒にいて下さい』
熱っぽい目でそんな事を言ってくれた優香。私はもちろんと答えながら、優香にキスをしベッドに押し倒した。

優香とのエッチは、情熱的だった。優香は、残念なことに処女ではなかった。と言っても、今時当たり前の事だと思う。

優香はキスをしながら私のモノを握り、指でイカせる勢いで責めてくれたり、巧みなフェラで私を天国に連れて行ってくれた。
そのテクに、元カレなどの影を感じ、嫉妬で狂ったように優香に覆いかぶさり、服を脱がせるのももどかしく二人とも半着衣のまま一つになった。

優香の膣は、信じられないくらい気持ち良かった。入れた瞬間からギュゥッと締め付けてきて、ピストンをしている間中、常にウネウネと複雑に絡みついてきた。これが名器なんだなと思う間もなく、射精感がこみ上げてきた。
『雅治さん、凄いぃ……あ、アァッ! 気持ち良いです……あ、アッ! 愛してます!』
泣きそうな顔で私を見ながら高まる優香。私はキスをして、そのままあっという間に果ててしまった。

『あぁっ……熱い……雅治さん……愛してます』
優香のその言葉に、中に出してしまったことに気がついた……。
慌ててペニスを引き抜き、謝ったが、
『責任取って下さいね♡』
と、満面の笑みで言われた。私は、もちろんだと答えて抱きしめた。

そして、私の中では結婚するのが確定路線だと思っていた矢先、優香の妊娠が発覚した。
でも、私も優香もショックを受けるというよりは、すごく喜んだ。

それからは、バタバタと忙しい日々が始まった。両親への挨拶、優香の退職にともなう引き継ぎ、新居探し、結婚式場探し等々……。

そして、結婚式もそれなりに大規模に行い、優香の職場の同僚やドクター、高校時代、中学時代の友人や、先生まで招いての式だった。

そして、生まれてきた息子に、優香は厳しくも優しく接した。本当に良い母親だと思う。
母乳で育て、悪いことをしたらきつく叱り、息子が上手に何かが出来たら、涙まで見せながら喜び、誉めた。
すくすくと育った息子も、もう高校2年生だ。反抗期らしい反抗期もなく、あっという間の17年だったと思う。

『あなた、もう朝ですよ! 和寿! いつまで寝てるの!』
いつも通り、優香の起こしてくれる声で朝が始まる。起こしてもらう前から、実はもう起きているのだけど、優香に起こしてもらいたくて寝たフリをする私。この朝のひとときは、すごく幸せを感じる瞬間だ。

そして息子は自室から、私は寝室からダイニングに降りていくと、良い匂いに包まれる。
結婚以来、毎日欠かさず朝食を用意してくれる。そんな事にも感謝しながら、朝の挨拶をする。
優香は毎朝、軽くだけどキスをしてくれる。息子に冷やかされながらも、欠かさずにそうしてくれる優香に、毎朝惚れ直す日々だ。

優香はとてもしっかりした母親で、しっかりした妻でもあるが、方向音痴というか、迷子になりやすいという可愛らしいところもある。
買い物に行ったときや車で出かけてサービスエリアに寄ったときなど、トイレに行くと、迷子になってなかなか戻ってこないことが多々ある。
どこに車を止めたかとか、どこで待ち合わせたかなど、すぐに忘れてしまう……というか、最初から覚える気がないように思える。
でも、迷子になって時間がかかりながらも戻ってきたときに、恥ずかしそうに顔を赤くしている優香は、子供みたいで本当に可愛いと思う。

ただ、さすがに結婚して17年も経つと、エッチの回数は減ってしまう。でも、セックスレスというのとは違い、月に2回程度はしている。
優香は、初めてエッチをした時から今に至るまで、いつも積極的にエッチを主導してくれる。

長い結婚生活の中で、優香の昔の男性経験のことや、元カレのことなどを聞いたりもしたが、いつもはぐらかされた。
それを17年も繰り返してきたので、私の中で想像が広がり続け、優香の過去はもの凄く乱れたものだと思うようになっていた。
そして、過去の乱れた性遍歴を想像すると、嫉妬とともに興奮するようになっていた。いわゆる寝取られ性癖といわれるものに近い感覚だと思う。

優香が他の男にフェラなどのテクを教え込まれ、奉仕する姿……そして想像の中では、いつもマッチョで巨根のイケメンが、優香を泣き叫ぶくらいに責め抜く。
最近の優香とのエッチでは、いつもそんな事を密かに想像している私がいる。

そして、もう数年で50歳になる私は、ますますセックスが弱くなってしまっていた。おまけに変な想像までしてしまうので、もともと早漏気味ではあったけど、最近は本当に情けないほど早く果ててしまう。

「あぁ、優香、ゴメン、イク……」
最近ではこんな風に謝りながら射精するのが当たり前みたいになっていて、申し訳ないやら情けないやらで、本当に男として恥ずかしい。

優香はまだ37歳だ。女盛りとも言えると思う。不満ではないか、心配になる。

でも、
『あなた、イッて下さいっ! 愛してます!』
と、こんな事を言いながら私の早漏射精を受け止めてくれる。もちろん避妊はしているので、コンドームの中に出すのだが、それでも不満も言わず愛していると言ってくれる優香は、いつまでたっても私の大切な宝物だと思っている。

そんなある日、夜中に目が覚めてキッチンにお茶を飲みに行くと、シンクのところに後ろから押し出して食べるタイプのマーブルチョコみたいなパッケージがあった。
何気なく手に取ると、チョコではなく薬みたいだった。その時はとくに気にせずにお茶を飲みすぐに寝たが、朝になって気になり、
「優香、どこか体調悪いの?」
と聞いてみた。でも、不思議そうな顔をされて、どこも悪くないですよと言われた。

それ以上話を広げなかったが、会社に行った後、その薬の名前で検索してみた。

それは、低用量のピルだった……。
それを知り、一瞬浮気を疑った。私とのエッチでは、必ずコンドームをしているからだ。
私に内緒で、他の誰かのために避妊薬を飲む……そんな事を想像してしまった。
だけど、検索結果を見ると、生理を軽くするために飲むパターンもあると書いてあり、考えすぎかなと思った。

優香の日々の姿を見ていれば、浮気などあり得ないとわかるはずだ。

でも、一度気になりだしたことは、どんどん大きくなっていく。
1週間もすると、私は不安で眠りまで浅くなってしまった。

17年間、一度も疑いの気持ちを持ったことがない妻に対して、わずかとはいえ疑いの気持ちを持った私。もともと、それほどメンタルが強いわけでもなく、思い余った私は探偵事務所に依頼するという暴挙に出てしまった。

生まれて初めて訪れた探偵事務所は、想像していたテレビドラマなどで出てくるような胡散臭い感じはまったくなく、清潔で弁護士事務所とかそういう感じがするような事務所だった。

そこで事務的に説明を受け、結局依頼をした。説明してくれた探偵さんに信頼感を持つことが出来たからだ。
探偵さんは私よりは若く、40代前半くらいに見える。探偵と言うよりは、テニスなんかのインストラクターみたいな爽やかな印象の男性だ。

調査結果が悪かった場合のことを考えてか、浮気などは本当に良くある話で、ほとんどは遊びです、みたいなことを言ってくれた。
私は、まだこの時は優香に限って浮気なんてないと信じていた。ただ、心の中のわずかなモヤモヤを解消するために、念のために調査をしてもらおう……その程度の感覚だった。

探偵さんに依頼をすると、自宅に誰もいないときにカメラをセットしたいということで、タイミングを合わせた。カメラの位置は、私が知ってしまうと不自然になるという理由で、私自身どこにセットしたのか知らない状態だった。

家庭内で、妻を疑いカメラを設置するなど、夫としては最低だと思う。でも、これで昔みたいにモヤモヤのない毎日に戻れるなら、必要悪だと思うことにした。

そして、なるべくいつも通り、不自然にならないように日々を過ごした。でも、17年も連れ添った妻というのは鋭いようで、
『あなた、何か心配事でもあるんですか?』
と、真面目な顔で心配そうに聞いてきた。私は少し狼狽しながら、仕事で少しトラブルになっていて、気になっているとウソをついた。
そんな私にねぎらいの言葉をかけてくる優香に、胸がズキンと痛んだ。

そして、10日過ぎて探偵さんに呼び出された。
「落ち着いて下さいね。結論を先に言うと、奥様は黒でした」
ほとんど表情を変えずに、ゆっくりとした口調で言う探偵さん。私は、一瞬言葉の意味が理解出来ず、相撲なら黒はセーフだっけ? 黒ってどっちだ? あぁ、ドッキリか……とか、現実から逃げるようなことばかり考えてしまった。

私が何も言えず、ただうなずくと、いまわかっているだけで3人と関係があると言った。そのうち一人は報告書が出来ていて、あとの二人は作成中と言った。取り急ぎその一人分を確認して欲しいということと、あとの2人分は見ない方がいいかもしれないというアドバイスも受けた。

どちらにしても、あとの二人分はまだ完成していないので、その一人分だけ受け取り一旦帰った。本当は、目の前で報告書を見ながら説明をしたいということだったが、私のメンタルが保ちそうにないので、一旦一人で見た後に説明して下さいと言った。

私は、その封筒が怖かった。中を見てしまったら、いままでの17年間が壊れてしまう……。
どうせ今まで気がつかなかったんだから、このまま知らないで過ごした方がいいのかもしれない……そんな事を思いながら会社に行き、社長室にこもった……。

1時間近く封筒の前で固まっていた私は、結局開封した。
最初にA4サイズの報告書が入っていて、その内容に私は目を疑った。優香の浮気の相手は、息子の同級生だった。

内容を見ると、関係を持って10ヶ月経過(推定)。優香の方が主導権を持ち、おそらく優香の方から関係を求めたと記載してあった。

そして一枚のDVDには、二人の情事の様子が入っているそうだ……。

私は、その報告書を見ただけですでに相当凹んでいた。でも、DVDをPCにセットして再生を始めてしまった。

再生が始まると、リビングのソファに座る男の子が映る。報告書に書いてあった内容だと、男の子は息子の同級生で友人らしい。新藤康男という名前で、母子家庭、素行は悪くもなく良くもない普通の高校生という事のようだ。

少し緊張気味にソファに座る男の子は、イケメンと言うよりは美少年という感じで、どこか中性的な感じがした。

『ほら、何してるの? 早く準備なさい』
優香の声がする。カメラに映っていないので声だけだが、いつもの優しい感じがなく、冷たい命令口調だ。
「ゴメンなさい、すぐ支度します……」
少し怯えたような康男君。優香の浮気相手のはずなのに、想像していたのと違いすぎて怒りが起きない。康男君はすぐに立ち上がると、思い切り良く服を脱いでいく。こんな場面を見ると、やっぱり浮気をするんだなと、妙に冷静に思ってしまう。

康男君は綺麗な体をしていて、まったく無駄な肉がなく、男としては痩せすぎにも思える。でも、その中性的な顔も相まって、女性っぽい身体にも見える。

だけど、下着を脱いだ康男君を見て一瞬息が止まる。それは、驚くほどの大きさだった。小柄で中性的な彼から生えているのが、悪い冗談みたいな凶悪なペニスだった。
若さからか、そそり立って天井を向くほどのそれは、完全にヘソより上まで亀頭が行っている。太さもペットボトル? と、思ってしまうほどの太さに見える。
もちろん動画を通してなので、かなり大きめに見えているだけなのかもしれないが、思わず嫉妬するほどの立派な男性器だった。

そして康男君は、全裸になるとカバンから何か取り出す。それは金属で出来た輪っかから棒が生えていて、その棒の先に金属製のボールが二つ突いている感じの器具だった。
報告書には、Wボールコックリングと記載してある。写真だとこんな感じのものだ。
wball.jpg

康男君は、その輪っか部分を自分のペニスに通すと、かなりキツそうだけど根元まで降ろした。そして、慣れた動きでボールにローションを塗り込むと、自分のアナルに押し込んだ。
「ン、くぅふぁっ!」
康男君は、まるっきり女みたいな声をあげながら、そのボールを二個とも自分のアナルに押し込み、
「じゅ、準備、出来ましたぁ」
と、可愛らしく言った。

そこでフレームインしてきた優香。その姿は、下着サイトの外人モデルみたいだった。黒のブラに、黒のショーツ、そしてガーターベルトとストッキング。手にも、肘くらいまで伸びる黒のレースの手袋をしている。

優香は、その手袋の手で康男君のペニスを握ると、
『ふふw カチカチ。て言うか、もう白いのにじみ出てるわよw』
と言う。
「ゴメンなさい、うぅあぁ……」
レースの手袋で亀頭を苛められて、うめく康男君。
『でも、これつけたらイキたくてもイケないもんねw じゃあ、さっそく入れていいわよw』
優香はそう言うと、ソファに座り大きく開脚した。

いつもの優香とあまりにも違いすぎる姿に、これが本当に優香なのか自信を持てなかった。
そして、カメラに対して正面を向くような姿になったので、優香の下着が普通ではないことに気がついた。
それは、胸のカップ部分に縦に切れ込みみたいなモノがあり、乳首や乳輪が丸見えだった。そして、ショーツのアソコの部分は、同じように縦に切れ込みがあり、アソコが丸見えだった。

毛の薄い優香のアソコ……見慣れたアソコが、見たこともないくらいに濡れて光っている。

「はい。優香さん、失礼します!」
男の子は我慢出来ないという感じで、優香に覆いかぶさる。そして、そのまま剛直を生で挿入した。

「うぅあぁっ! 凄いぃ……アぁッ!」
入れてうめいたのは、優香ではなく康男君だった。
『ン、あぁ、気持ちいいわよw 奥、もっと押し込みなさいw』
優香はあんな極太を押し込まれても、余裕で指示をする。

「はいぃっ! うぅあっ! すごい、優香さん、締まります!」
『ふふw じゃあ、もっと締めてあげるからw』
優香は、余裕たっぷりにそんな事を言う。でも、チラチラ映る優香の顔は、見たことがないくらいとろけた感じになっている。

「あぁっ! ダメぇっ! イッちゃいそうですぅっ!」
女の子が悲鳴を上げるみたいに叫ぶ康男君。
『大丈夫w イケないからw ほら、もっと腰振りなさいw』
優香に指示されて、慌てて腰を振る康男君。
『そう♡ ん、んっ! あ、アッ! いいわよ、もっと早く、あぁっ! 大きいチンポ、奥にゴンゴン当たってるわよ♡ 素敵♡』
優香は、まだ余裕たっぷりに言う。でも、顔がどんどんヤバい感じになっている。だらしなく開いた口の端からは、甘い吐息とともによだれみたいなものも時折流れる。

「あぁっ! 優香さん、イキそうなのにイケないですぅっ! これ、取ってくださいぃっ!」
男の子は、腰を振りながら泣き声で哀願する。

すると優香は、男の子のアナルに刺さっている棒を無造作に左右上下に動かし始める。
「ンヒィッ! ダメぇ! お尻凄いぃっ! あ、アッ! イクっ! イクっ! ヒィあっ!! あぁ、ダメですぅっ! イッてるのにイケないよぉっ! あぁっ! 許してくださいぃっ!」
康男君は、完全に女になって悲鳴を上げる。

『ほらほらw もっと動かしなさい。ドライで20回イったらちゃんとイカせてあげるからw』
優香も、顔がとろけきっている。

多分、コックリングで射精が出来なくなっているのだと思うが、それでもなんとか射精しようと、狂ったように腰を振る康男君。
優香は、黒人レベルのペニスにあんなにガンガン突かれて、私とのエッチではけして見せることのない顔であえいでいる。

「あぁ、優香さん、またイクっ! あぁ、出させてくださいぃっ! おかしくなるぅッ! イクっ!」
カメラは康男君の後方からの撮影なので、睾丸や根元のところが何度も強く収縮する様子が見える。多分、イッているのにリングで射精が出来ない地獄のような状態なのだと思う。

『うぅあっ! いいわよ、アッ! カチカチ♡ もっと大っきくなってきたァ♡ 全然違う、これ、あぁっ! 好きよ♡ 旦那のと全然違う♡ イクわ♡ イクっ! イクっ!!』
優香は余裕があるような感じで言いながらも、イクと叫ぶと痙攣するくらい身体を震わせた。

『フゥ、やっぱり君の、ハンパないわねw』
「お願いします! 外してくださいぃっ!」
涙目で絶叫する康男君。優香はペニスを抜くと、その破裂しそうなペニスを握る。
『すごいわねw』
優香は言うと同時に、無造作にアナルのボールを抜いた。
「ヒィぎぃっ! イクっ! イクっ! あぁ、優香さん……」
康男君のペニスは、確かにビクンビクンとイッたみたいに脈打つ。でも、精液が飛ばない。

優香は、ペニスを握って上を向けたまま、そのコックリングを一気に根元から外した。すると、
「あぁぁっーーっ!!」
と、康男君の絶叫とともに、信じられないくらいの勢いで、ものすごい量の精液が康男君の顔にミサイルみたいに飛んでいき、セルフ顔射をした。

『うわぁ♡』
可愛らしい声で驚く優香。
「うぅぅぅああぁっぅぅっ!!」
康男君はうめきながら何度も何度も射精して、自分の顔を精液で汚していった……。

優香は、ドロドロの康男君の顔に指を伸ばす。そして、ドロッとしたゼリー状の精液を、指で康男君の口の中に運ぶ。
康男君は、それを美味しそうに飲みながら、
「キ、キスして下さい……」
と、優香にお願いした。優香は康男君の顔を上に向かせると、康男君の口の中に唾液をたっぷりと垂らして飲ませた。
『キスなんて、10年早いわよw ほら、回復したなら、とっとと入れなさい♡』

優香はそう言うと、ソファに手をついて立ちバックの格好をした。
私は、一旦動画を止めた。なぜなら、私も下着の中で射精してしまったからだ。手も触れずにイキながら、優香は他の二人とは、どんなエッチをしているのだろう……そんなことを考えていた。

2.

私は、実際に自分の目で見ても、まだ信じられなかった。まさか自分の妻が不貞を働いていたなんて、まったく気がつきもしなかった。
ピルの件も、生理を軽くするためとか、他の理由だと思っていた。

それがいま、画面の中では売春婦のような格好の優香が、ソファに両手をつき康夫君を誘っている。誘っていると言うよりは、命令しているという感じだ……。

優香は、普段は白や薄いピンク系の下着しか身につけない。ナースだったときのクセだと言っていた。多分、透けないようにということだと思う。ただでさえ、その大きめの胸のせいで、患者にセクハラめいたことをされる機会が多かった優香のことなので、とくに気をつけていたのかもしれない。

それがいま、黒の穴の開いたショーツとブラを身にまとい、ガーターベルトにストッキングまでしている。
普段は清楚系の格好ばかりで、顔もおっとりとした優しい顔の優香がこんな格好をしているとギャップですごく淫靡に見える。

でもそれは私のための下着ではなく、はるかに年下の、しかも息子の同級生のための下着だ。
息子の交友関係はほとんど知らないので、康夫君が息子の友人なのかどうかは知らなかった。報告書を見ると、それなりに仲の良い友人ということのようだ。

康夫君は、さっきの優香との恐ろしくエロいエッチで勢いよく射精しすぎてセルフ顔射をしてしまった。
それがまだ口の端や頬についている状態の康夫君。中性的な、美少女にも見える彼の顔にそんなものがついていると、男色の毛のない私でもちょっとドキッとする。

そして、イッたばかりなのに天井を向くほどそそり立ったペニスがすごい存在感だった。

さっき優香は”旦那のとは全然違う”と言った。確かにその通りだ。私のモノは康夫君のに比べると、おそらく長さは三分の二もなさそうだし、体積なんかは半分にも満たないと思う。

いままで、ペニスの大きさのことなど考えたこともなかった。私のモノは、全くの標準サイズだと思う。なのでコンプレックスを持ったこともないし、優香も満足してくれていると思い込んでいた。

『ほら、何してるの? 自分で装着しなさい』
優香がゾクッとするくらいの冷たい声で命令する。息子には、時に厳しく接する優香だが、基本いつもおっとりとして優しい口調だ。
それが、女王様みたいな口調で命令をしている。

「ゴメンなさい……」
康夫君は小さな声で謝ると、さっき優香に外されたアナルプラグ付きのコックリングを手に取った。
そして、自分でそれを装着し始める。その二つのボールがアナルに消えていくと、
「うぅあぁ……ン……」
と、康夫君が妙になまめかしい声でうめく。見ていて、なぜこんなにドキドキしてしまうのだろう? 私は、男色の毛などゼロのはずなのに……。

そのリングを装着すると、康夫君のペニスはさらに勃起角度が上がり、一回り大きくなったように見えた。

すると、立ちバックの姿勢でスタンバっていた優香が、康夫君のペニスを手に握る。黒のレースの手袋をした優香。手袋が、こんなにもエロいものだなんて知らなかった。
『やっぱりすごいわねw これ、ホント大きい♡ 他の子に使っちゃダメよw』
優香が、楽しそうに言う。優香にこんな一面があったなんて、想像もしていなかった。夫婦でも、パートナーに見せない一面はあると思う。でも、私の知らない優香の貌を見て、私は自分でも戸惑うくらい興奮している。

浮気の相手が、息子の同級生という特種なパターンなので、通常ならわくはずの間男への怒りがわかないのかもしれない。

「使わないです! 優香さん以外に使うはずないです! 優香さん! 好きです!」
康夫君が、初めて大きな声で自己主張した。
『ふふw よろしいw じゃあ、早く頂戴♡ その極太おチンポ♡』
優香はそう言うと立ちバックの姿勢になり、自分でアソコをクパァと開いた。

すると、優香のアソコからツゥーと、床に一筋の透明の液体が垂れ落ちた。
床を汚すほどに濡れている優香。そんな優香を見たことなどない。

そして、ここで気がついたというか、思いだした。探偵さんは、この動画を見ている……優香の痴態を、他の無関係の男性にまで見られてしまった……。
私は、いままでの生活が大きく崩れてしまっていくような焦燥感にとらわれてしまう。

でも、画面の中では自らアソコを指で広げて、お尻を楽しそうに左右にフリフリしている優香が映る。

そして康夫君が優香のショーツの穴から、優香のアソコにペニスを押し当てていく。

『ンふうっ♡ そう、一気に奥までぇ♡』
優香がとろけた声で命令する。康夫君は一気に腰を突き入れた。

『おぉあぁっ! 奥、当たってるぅッ♡ もっとぉ! 子宮押しつぶしてぇ♡』
優香が、とろけきった声で叫ぶ。康夫君は、言われるままに腰を振り始める。それは、普段私がするようなヌルいエッチではなく、杭を打ち込むような工事みたいな荒々しいエッチだ。

『おぉっ! ンおぉっ! おフゥあぁ♡ いいわ、いいわよ……そう、そうぅっ! もっと強くぅっ! ンアッ! アッ! おぉあぅっ! 指入れてぇっ!』
優香が、立ちバックで泣き叫ぶようにあえぎ続ける。こんなにも乱れた優香は見たことがない。私では、優香をここまで連れていけないということなのだと思う。
悔しい気持ちが大きくなるが、私はさっきからどうしても勃起が収まらない。自分が興奮していることに、どうしても納得出来ないまま、動画を見続ける私。

康夫君は、優香に言われて手を優香の腰の方に持っていく。康夫くんの身体が邪魔で、なにをしているのかはわからないが、
『んっおぉぁぁおゥアッ! お尻気持ちいいぃっ! ひぃあっ! あヒィッ! オおぉオォっ! ンアッ♡』
という優香のリアクションで、アナルに指を突っ込まれているのがわかる。

私は、優香とアナルでエッチをしたことはない。触ったことすらない。
優香のこのリアクションを見ると、優香はアナルでも感じる身体のようだ。

私が知らない貌が、あといくつ出てくるのだろう? 私は、それを期待しているみたいな自分にまた驚いていた。

「あぁ、優香さん、イッてるのに出せないですぅ……」
康夫君が情けない声で言う。さっきと同じで、イッているのにリングのせいで射精が出来ないみたいだ。

『ふふw 知ってるw カチカチだもんw もっと、カチカチチンポで突き殺して♡』
優香が、イタズラっぽく言う。康夫君は、狂ったみたいに腰を振る。

『ンフゥッ! ふぅアッ! そう! おチンポ凄いぃっ! 全然違う♡ 旦那より固くて大きい♡ もっとぉッ! あ、あああぁっ! イクぅっ! おチンポイクっ! ンクぅっ!!』
優香が、大きく身体を震わせながら叫び、果てた……私のよりも気持ち良いと叫びながら……。

康夫君は、腰の振りを止めた。
『なに止めてるの!? もっと! イキ殺してぇ♡』
優香は、貪欲に命じる。まさか、自宅でこんな事をしているなんて夢にも思っていなかった私は、ただただショックを受けていた……。

康夫君は優香に言われて、大慌てで腰を振り始めた。その小柄できゃしゃな身体からは、想像もつかないくらいに激しくピストンをする康夫君。
優香のあえぎ声と、肉をぶつけるような激しい音が響く。

なんか、急に現実感が薄れてきた。優香がこんな事をするなんて、どう考えてもあり得ない。探偵さんが、CGか何かでふざけている……そう思いたいが、動画はどこまでも続いていく。

『ンおぉんっ! おふぅアッ! そう! もっとぉッ! いいわよっ! 乳首もぉッ!』
優香が、さらに快感を求めて命令する。

康夫君は、手を伸ばして優香の胸に持っていく。何をしたのかは見えないが、
『もっとぉッ! 強くつまみなさいぃっ! そう! おぉおぉお゛お゛お゛ォッ! イクイクぅっ! イグぅっ!!』
優香はアナルに指を突っ込まれ、乳首も強くつままれながらイッた……こんな性癖があったなんて、想像もしていなかった。でも、なぜ私に打ち明けてくれなかったのだろう? 私にも、こんな風に貪欲にねだってくれれば良かったのに……そんな疎外感を感じていると、
『もっとぉッ! 奥がいいのぉッ! 奥にぃッ! 君のじゃなきゃ届かないとこ突いてッ! んぉおオ゛オ゛オ゛ォッ! イクぅ! イッてるのにまたイクぅっ! あぁああア゛ア゛ア゛ッッ! 狂うぅっ! 狂っちゃうぅっ! イグイグイグゥッッ!』

死んでしまうのではないかと思うくらい激しくあえぎながらイクと、同時にビチャビチャビチャッと床に大量の液体をまき散らした。
潮吹き? お漏らし? どちらにしても、優香がこんな風に果てるのを見たことはない。私とのエッチでは、控えめに”イク”と言ってくれる程度だ。

それを馬鹿正直に信じていた私……完全に演技だったのだと気がついた。

「優香さん、もうダメです、出させて下さいぃ……破裂しちゃいますうぅ……」
康夫君が泣きそうな声でお願いする。でも、腰の動きは止めない。

『ふぅ……じゃあ、一回抜いて休みなさい。今外したら、すぐ出ちゃうでしょ?』
優香が、少し気だるそうに言う。康夫君は、ペニスを抜きながら、
「もうイカせて下さい……出したいです……」
と、おねだりをする。

『だ~めw ちゃんと中に出しなさい。セックスは、ちゃんと中に出さないと♡』
信じられないことを言う優香。息子の同級生に、中出しを命令する……こんな事が、もし息子にバレてしまったらどうするつもりなんだろう?

「わかりました……」
そう言って、一旦ソファに座る康夫君。そのペニスは、異常なほど張り詰めて見えた。血管も浮き出て、ドーピングした格闘家みたいだった。

『じゃあ、待ってる間、ご褒美あげるわw』
優香が、本当に楽しそうに言う。
「あぁ、嬉しいです……いっぱい下さい……」
康夫君が、感激した声で言う。

すると優香はソファの上に立ち、アソコを康夫君の顔に近づける。康夫君も吸い寄せられるように顔を近づけ、優香のアソコに口をつけた。
クンニでもするのかと思っていたら、優香が少し力んだ仕草をした。

そして、喉をゴクゴク鳴らしながら、康夫君が何かを飲み始めた。どう考えても、おしっこを飲ませているような感じだ。
それなのに、康夫君は顔を背けようとはせず、喉を大きく動かして優香のおしっこを飲み続ける。

『ふふw すごいわねw もう少しよ。頑張りなさい』
優香がそんな事を言う。そのタイミングで、康夫君がむせる。優香のアソコから口が離れると、彼の顔に優香のおしっこがかかっていく。でも、それはすぐに終わった。
『あ~あ、床汚しちゃってw 綺麗にしなさい』
優香は、冷たく命令する。康夫君は濡れた床に口をつけ、それをすすり始めた。

康夫君のM男っぷりにも驚くが、優香のSっぷりにも驚かされる。
『美味しかった?』
優香が聞くと、
「はい、美味しかったです」
と、康夫君が嬉しそうに答える。

『じゃあ、もういいわね。外してごらん』
優香が命令すると、康夫君がコックリングを外し始める。まずアナルからプラグを引き抜くと、康夫君は妙に色っぽいうめき声をあげた。私は、それを見て間違いなく興奮している自分を自覚した。

私にも、私自身が知らない性癖が秘められていたようだ。

「もう、出ちゃいそうです……」
康夫君が情けない声で言う。
優香はソファに座ると、大きく開脚して、
『出すならココでしょ?』
と言って、アソコを指で広げた。康夫君は、飛びつくように優香に覆いかぶさった。

『ンフゥ♡ カチカチ♡』
嬉しそうに言う優香。康夫君は、夢中で腰を振る。でも、あっけなく限界が来たようだ。
「イキます! 出るッ! あぁっ!」
『ふふw ドクドク言ってる♡ 』
「あぁ、優香さん……好きです……」
そう言って、キスをしようとする康夫君。でも、優香はそれをかわしながら、
『ほら、続けて出来るでしょ? 悠馬が帰ってきちゃうわよw いいの? バレてもw』
などと言う。息子にバレて困るのは、優香のはずだ。何を言っているのだろう?

「ダメです……悠馬には……雄馬にだけは絶対に秘密にさせて下さい!」
なぜか必死で言う康夫君。
『ふふw 愛しの悠馬にバレたくないなら、頑張ってもう一回出しなさいw』

「わかりましたぁ……」
そう言って、康夫君は抜かずの2発目を始めた。

どうやら、康夫君は息子に惚れているようだ……もう、何が何だかわからない……。

そして、康夫君は必死で頑張り、二発目も優香の中に注ぎ込んだ……。

こんな風に、二度も中出しをされた優香。でも私は、怒りがわかない自分に戸惑う。裏切られたという気持ちはあるが、若すぎる浮気相手に、怒りではなく少し同情している私がいる。
そして何よりも、愛する妻が他人に抱かれ、私とする以上に高ぶっている姿を見て、私は間違いなく興奮していた。
寝取られ性癖……私にはそれが、眠っていたということだと思う……。

私は、漏らしてしまった精液で汚れた下着をティッシュで拭き、一旦仕事に戻った。
そして、まったく集中出来ないまま仕事を片付け帰宅した。

『お帰りなさい。今日もお疲れ様♡』
優香は、いつも通りの笑顔で私を出迎え、軽くキスをしてくれた。そう言えば、康夫君とは結局一度もキスをしなかった。私には、それが大きな救いに思えた。遊び相手とはキスをしない。そんな優香の気持ちなんだと思う。

そして、いつも通りの家族3人での夕食。いつもと何も変わらず、楽しい時間だ。私は、複雑な気持ちを持ちながらも、何事もないように過ごした。

『あなた、お疲れ? 元気ないみたいだけど……』
心配そうに聞いてくる優香。ナースだったからか、私の顔色や体調の変化に敏感だ。私が心配ないよと言うと、安心したように笑った。

そして就寝時間になり、ベッドに一緒に入ると私は限界だった。優香に覆いかぶさるようにしてキスをした。荒々しく舌を差し込んでかき混ぜる。優香は一瞬驚いた顔をしたが、キスを受け入れてくれた。

そのまま優香を脱がせようとしたが、
『どうしたの? 嬉しいけど、ダメよ。悠馬がいるでしょ?』
と言われた。優香とのエッチは、部活の朝練で息子が早くに家を出たときにすることがほとんどだ。夜にエッチをするのは、思春期の息子がいてはまず無理だと思う。

私はがっかりしながらも、納得してあきらめた。すると優香が、私のパジャマのズボンを脱がし始める。
『こうなっちゃったら、出さないと収まらないでしょ? お口でしてあげるね♡』
小声で言う優香。そして、口でしてくれる。相変わらずのテクニックに、私は小さくうめいた。そして、色々なことを考えてしまう。
”出さないと収まらないでしょ?”こんなセリフを、もしかしたら患者にもしていたのではないか? 若い入院患者に、康夫君にしたみたいにしていたのではないか? そんな疑いというか、妄想が広がってしまう。

そもそも、優香に性技を仕込んだのは誰なんだろう?
浮気相手は、まだ他に二人いるという……その二人にも、こんな風にしているのだろうか?

そんな想像をすると、私はあっけなくイッてしまった……優香が他の男をフェラする場面を想像して、あっけなく果てる私……歯車が狂い始めている感じがする。
優香は、私のモノをティッシュに吐き出しながら、
『今日は早かったね。溜まってたの? ゴメンね……』
申し訳なさそうに言う優香。私は、曖昧にごまかしながら、就寝した。

次の日、探偵さんから連絡があり、また事務所に寄った。
もう一人の報告書を手渡されたが、康夫君の証拠だけでも離婚出来るので、コレはもう見ない方が良いと言われた。そして、添付資料の動画は合法的ではない手段で入手したので、証拠能力はないとも言われた。

私は報告書を手にして、読み始めた。
二人目の相手は、26歳の美容師だった。不破天馬という名前のイケメンで、優香以外にも3人の女性と関係を持っているそうだ。
優香は、彼女は自分だけだと思っているとのことだ。

写真を見ると、二人で仲良く腕を組みながら買い物する姿が映る。優香は、私が一度も見たことがないような、37歳の子持ちの女性が着るとは思えないような若々しい格好をしている。

ミニスカートに、肩が出ているキャミソール。そして、足はどう見ても生足だ。
パッと見は、全然違和感がないように思える。でも、おそらく近くで見たら、けっこう痛いと思う。

優香は、私に見せる笑顔とは違う笑顔をしている。一言で言うと、恋する乙女のような笑顔だ。

何枚もある写真を見ると、買い物も食事もお茶も、すべて優香が会計をしている。
そして、男が他の女とデートしている写真も添付されていた。他の二人は優香よりはるかに若く、おそらく女子大生とか高校生くらいだ。

男は、優香とのデートの時よりも良い笑顔に見えるし、会計もすべて男がしている。
コレだけ見ると、優香は騙されている感じがする。
「おすすめはしませんが、もし動画を見るつもりなら、席を外しましょうか?」
控えめに言う探偵さん。私はその言い方に、ただならぬ悪い予感を持った。

私は、優香の浮気が遊びなら、離婚はしないつもりだった。何とかして3人を優香から引き剥がし、今まで通りの生活を守るつもりだった。

でも、探偵さんの様子を見ると、それはかなわないのかも知れない……そう思い始めた。

そして私は、動画は外で見ますと言い、事務所を後にした。
そして同じように、会社の自室にこもると、動画を再生した。

動画は、どうやって撮影したのか分からないが、おそらく男の部屋だった。隠し撮り……しかも、完全に違法なヤツだ。

でも私は、不安と嫉妬と怒りとグチャグチャの感情になりながらも、前回と同じように勃起していた……。

すぐに部屋に優香と男が入ってきた。二人はもつれるように抱き合い、キスをし始めた。優香が積極的に抱きつき、思い切り舌を絡めている感じだ。

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