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事故で半身不随になった私と、いつも優しい年下の妻3(オリジナル転載不可)


前回の話

 目を閉じていても気配を感じる位に近いところで、ゆり子は叫んでいる。近藤さんとの不倫……よりによって、こんな近くでする必要なんて、全くないと思う。
 私を不倫のスパイスにして楽しんでいると思うと、悲しくなってしまう。

「さすがに声大きすぎるでしょ」
 近藤さんの冷静な声が響く。
「だって、無理だもん……和人さんのおチンポ、気持ちよすぎて無理……」
 ゆり子は、とろけたような声で言う。
「じゃあ、移動する?」
「……しない。文雄さんの横でイキたい。和人さんのおチンポで、ここでイカせて下さい」
 ゆり子は、信じられないことを言う。なぜ、そんなことにこだわるのだろう? こんなのは、リスクが高いだけだと思う。私のいないところで、思い切り声をあげてセックスをした方が、よほど気持ちいいはずだ。

「本当に、彼のことが大好きなんだ。本当は、彼のおチンポでイキたいんだね」
 近藤さんは、そんなことを言う。
「……違います。文雄さんの横で、違うおチンポでイキたいんです」
 ゆり子は、そんなことを言った。まったく意味がわからない。私が不能になってしまったことや、半身不随になったことは、言ってみれば自業自得だ。でも、ゆり子が今していることは、意味がわからない。
 ゆり子は、私がこんな身体になってしまっても、文句一つ言わずに尽くしてくれている。感謝の気持ちしかないし、心から愛していると思っている。
 それなのに、今のこの行動はなんだろう? 裏切られているし、馬鹿にされているような気持ちにもなる。でも、一番わからないのは、自分自身の心だ。なぜ、私はこんなにも興奮しているのだろう? 勃起しないはずのペニスが、勃起しているように感じるくらい、興奮してしまっている……。

「それって、どうしてなの?」
 さすがに近藤さんも、意味がわからないと思っているようだ。
「……わからないです。でも、頭が痺れてビリビリするくらい感じちゃう……」
 ゆり子は、そんな告白をした。私は、どう捉えれば良いのかわからない。愛されているというのは間違いないと思う。でも、こんな風に裏切ることに罪悪感がないのだろうか?

「でも、悪いなって思うでしょ?」
「思います。いつも、これで最後にしないとって……」
「今日で、最後にする?」
 近藤さんが落ち着いた口調で聞く。
「……うん。今はそう思ってる。でも、自信ないな……」
 ゆり子は、そんな風に答える。なんとなく、ゆり子の気持ちや葛藤がわかってきた。結局、スリルを求めているのかな? と感じた。

「もう、その話は終わりだよ。ねぇ、思い切り動くね」
 ゆり子は、急に口調が変わった。さっきまでの迷いや罪悪感を感じているような雰囲気が消えている。
「うぅっ、あっ、アンッ、気持ちいいっ。オマンコ気持ちいいの。ねぇ、和人さんは気持ちいい? ゆり子のオマンコ、気持ちいい?」
 卑猥な言葉を口にしながら、セックスを続けるゆり子……。激しく動いている振動が、床から響いてくる。ゆり子は、声を抑えてはいると思う。でも、こんな声を出していては、普通は起きてしまうはずだ。

 私は、ひたすら寝たふりを続ける。異常なほど興奮してしまっているので、普通なら勃起しているはずだ。寝たふりが勃起でバレてしまう……私に関しては、その心配はない。
 ゆり子は、欲求不満だったのかな? と、思い始めた。私が不能になってしまったことで、長いことセックスをしていなかった。その欲求不満を、近藤さんで解消しているのだろか?
 ふと気になった。きっかけはなんだっただろう? どうして二人は、肉体関係を持ったのだろう? 私は、まったく二人の関係に気がつかなかった。

「気持ちいいよ。ゆり子のオマンコ、いつも以上にキツキツだね。やっぱり、文雄君の横が良いんだね。そんなに見てもらいたいの?」
 近藤さんが、言葉責めのように言う。
「見てもらいたい……文雄さんに、淫乱な私を見てもらいたい」
 ゆり子は、声が震えている。興奮しきっているようだ。
「じゃあ、起こしてみる? 本当に、淫乱なゆり子を見てもらう?」
 近藤さんは、やっぱり落ち着いた口調だ。言葉責めみたいにしているのに、口調は穏やか……。不思議な感じだ。
「あぁ、ダメぇ、見られたら離婚されちゃう……でも、見てもらいたい。ゆり子の本当に姿を、見てもらいたい。和人さんのおチンポで、子宮をガンガン突かれてイク姿を、見てもらいたいっ」
 ゆり子は、とろけきった声で言う。

「じゃあ、顔をもっと文雄君の顔の横に持っていってごらん」
 近藤さんが、そんな指示をする。すると、本当にすぐ目の前に気配を感じる。おそらく、鼻が触れるギリギリくらいの所まで来ている感じだ。
「あぁ、ダメぇ、こんなの無理……見られちゃう……」
 その言葉が、私の顔に空気の揺れというか振動として伝わるくらいに、近い感じがする。
 今、私が目を開けたらどうなるのだろう? ゆり子は、どんなリアクションをするのだろう? 私は、心臓がドキドキしすぎて、その音が聞かれてしまうのではないかと不安になっている。

「ほら、動くよ」
 近藤さんの楽しげな声が響く。
「うぅっ、うぅぁっ、ダメぇ、声出るっ! あっ、アンッ、アンッ、激しすぎます、うぅっ、もっとゆっくり、ヒィアッ、あっ、ダメぇ」
 ゆり子のあえぎ声が、直接私の顔にぶつかってくるようだ。もう、寝たふりを止めてしまおう……そんなことを考える。でも、全てが終わってしまいそうで、怖くて実行出来ない。

「ほら、声我慢しないと。起きちゃうよ。見られたら、捨てられちゃうよ」
 近藤さんは、楽しげに声をかけ続ける。でも、捨てられるもなにもないと思う。私は、この身体になった時に離婚を切り出した。でも、ゆり子は私を見捨てなかった。
 たとえ私が目を覚ましてこの不倫を目撃しても、私が離婚を口にする事はないと思う。そもそも、その資格すらないと思っている……。

 ゆり子を抱いてやれない私の代わりに、近藤さんが慰めてくれている……そう思うと、少しだけ気持ちが楽になった気がする。
「無理っ! 起こしちゃう、こんなのダメぇ、本当に見られちゃう。捨てられちゃうっ」
 ゆり子は、本当に気持ちよさそうにあえぎながらも、不安そうな言葉を漏らし続ける。
「ホラホラ、もっと感じてごらん。こっちも入れるよ」
「だっ、だめぇっ! そこはダメ、うぅっ、無理、声出ちゃう。もっと声出ちゃうっ、お尻は許してぇ」
 ゆり子は、泣き声のような声をあげている。アナルも経験している? とても信じられないし、信じたくもない。そんなところを使ってのセックスなんて、愛情のある行為ではなくただのプレイだと思う。とても汚らわしく感じてしまう。
「そんなこと言って、めちゃくちゃオマンコうねりだしたよ。やっぱり、こっちも大好きだね」
「イヤッ、違う、うぅっ、抜いて、抜いて下さい……あぁ、ダメぇ、イッちゃう、声我慢出来なくなっちゃうっ」
 ゆり子は、明らかに声が甲高くなった。さらに快感が深くなったような感じが伝わってくる。

 抜いてと言っている? ということは、アナルに指を入れられているのだろうか? 私は、指やペニスを入れるどころか触ったことすらない。でも、それが普通だと思う。
「気持ちいい……もうイッちゃう。和人さん、キスして。声出ちゃうから……あぁ、ダメぇ、好き、和人さん、愛してる」
 ゆり子は、そんなことまで言い始めた。私以外の男性に、愛していると言ってしまう……。怒りは感じるが、それ以上に嫉妬と焦燥感を感じる。そして、興奮も……。

「ほら、文雄君にキスしてごらん。オマンコに、浮気チンポ生ハメしたまま、彼とキスしてごらん」
 近藤さんは、とんでもないことを言う。酷すぎると思う。でも、私の興奮もさらに高まっている。
「無理だよ……そんなの無理……起きちゃう。文雄さんが起きちゃう……こんなの見られたら、嫌われちゃうよぉ」
 ゆり子は、泣きそうな声だ。でも、やっぱり気持ちよさそうな声もかなり入り混じっている。

「ほら、早く。キスしてごらん。愛してるんでしょ? じゃあ、キスしないと」
 近藤さんは、そんな風にゆり子を煽る。すると、顔のすぐ目の前に、かなりの圧を感じる。すぐ目の前に、ゆり子の顔がある……そんな感じだと思う。
 すると、いきなり唇を奪われた。軽く唇を重ねているだけの感触だ。でも、まさか本当にこんな事をするとは思っていなかった。私は、寝たふりを続けるのがツラくなってきた。
「本当にしたね。起きちゃうんじゃない?」
 けしかけておきながら、近藤さんはそんなことを言い始めた。ゆり子は、何も言わない。でも、唇も離さない。
「めちゃくちゃうねってきた。そんなに興奮しちゃう? このままイッてごらん」
 近藤さんは、興奮気味の声だ。ゆり子は、私の唇に唇を押しつけたままなにもしない。声もあえぎ声も出さない。すると、僅かに振動が伝わってきた。近藤さんが動いたような感じだ。
「うぅ」
 短くうめくゆり子……私は、寝たふりを続けながら、こんな事をしたら普通は起きてしまうと思った。
「すごいね。メチャクチャに締まってる」
 近藤さんは、嬉しそうだ。そして、振動は少しずつ大きくなっていく。
「ん、うぅ、ん、んぅ」
 ゆり子は、私にキスをしたままうめく。かなり必死で声を押し殺しているような感じだ。

 私は、寝たふりを続けながらも異常なほどの興奮を感じている。ゆり子が犯されているのをダイレクトに感じているような状況なのに、射精しそうな感覚すら感じるほどの興奮を感じてしまう……。

「あぁ、出るよ。中に出すよ。彼とキスしながら、中出しされてごらん」
 近藤さんも、かなり興奮している声だ。そして、動きがまた少し早くなる。ゆり子の唇が、押しつけられたり少し離れたりを繰り返す。
「うぅっ、うぅ〜」
 ゆり子のうめき声もかなり大きくなり、声を抑えるのが難しくなってきているようだ。すると、ゆり子の舌が滑り込んできて私の舌に絡みつく。私は、驚いてしまった。まさかの行動だ。
「イクっ、うぅっ」
 近藤さんは、うめきながら射精を始めたようだ。私の身体に伝わってくる振動は止まった。でも、ゆり子は大胆すぎるほど激しく舌を絡めている。うめきながら、夢中で私にキスをしている……。

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