俺が学生時代の話。
25年以上前の出来事ですので、興味の無い方はスルーしてほしい。
又、夢の中の出来事で妄想だったのかもしれない。
当時、大学の友人と春の長期休みを利用して某スキー場に隣接するリゾートホテルで住み込みのバイトをしていた。
スキー好きな俺にとって、バイトの空き時間を利用して毎日スキーが出来る最高のバイトだった。
他にも女子大生やフリーターの女子も住み込みでバイトしていたから、彼女達との姓の交流も楽しもうと企んでいた。
当初は毎日スキーが出来る事や、仕事の後に女子達と飲んだくれて遊ぶ事に最高の満足感を得ていたが、やがで別な事で最高の満足感を得る事となったのだ。
そして、そこでの特別な体験により、俺は踏み込んではいけない領域に踏み込んでしまったのである。
住み込みのバイトを始めて約2週間位だっただろうか?仕事の流れもつかみ楽しく働いていた。
俺は、仕事に大分余裕が出来た為に余計な事をしてしまったのだ、今まで入った事のない領域に踏み込んでしまったのである。
それは、そのホテルで今は使われてない開かずの間。
ある廊下の突き当たりには、不思議な感じのするドアがあった。
俺はその先にどうしても行きたくなったのだ・・・そこに吸い込まれるように。
毎日その廊下の掃除をする事になっていたのだが、ある時ドアの上を雑巾で拭いていると鍵が置いてある事に気付いた。
なぜ?と思いながらも、その鍵をドアの鍵穴に差し込んでみると大当たり。そのドアの鍵が開いたのだ。
中を見るとなんとも不気味な光景が、薄気味悪い廃墟といった感じがする。
嫌な予感がしたので、ドアを閉めようとした時だった。
『おい、そこで何やってるんだ?』と男性従業員の声。
『あっ、いやぁ鍵が開いていたのでついついドアを開けてしまいました。』と俺。
『そっ、そうだったか。何で鍵が開いてるんだろう?でもそこは色々あるから二度と開けてはダメだよ。』と従業員は少し慌てながら言い放ち、スタスタと去って行ってしまった。
確かに不気味な所だし、過去に何かあった場所かもしれないと思い、鍵をかけずに元の位置に戻しておいた。
しかし、そう聞くと過去の事を知りたくなるもの。
後日、声をかけてきた従業員に本当の事を尋ねてみた。
『○○さん、過去に色々あったっておっしゃいましたが一体何があったのですか?』と俺。
『余計な事を聞くな』と従業員。
『いやあ、そう聞くと余計に知りたくなっちゃいますよ、なんなら女将に聞いてもいいですか?』とふざける俺。
『わかったよ、じゃあ話すけどホテルの死活問題になるから絶対に他には話すなよ!』と従業員。
『はい、絶対に話しません』と俺。
『あそこはなぁ、出るんだよ。』
『出るって何がですか?』
『バカ、解るだろう。幽霊だよ!』
『え?』背筋が凍りついた俺。
『あの先はな、以前の風呂場でな、しょっちゅう人が溺死するんだ。
余りにも沢山死ぬから霊媒師呼んだらここは呪われているから危険だって言われてな。
それで風呂場を別に作り替えたんだ。
だけどな、閉鎖した今でも不気味な出来事が続くんだよ。
だから絶対にあそこへは行っちゃいけない。解ったか?』と従業員。
俺は背筋が凍りついた。
その事を一緒にバイトしていたYに話すと、彼も不気味がっていた。
だが、そこは若き学生だった俺とY。それなら肝試ししてみようぜって事になった。
そうなったら話は早い。早速、その夜に決行する事となった。
バイトのシフトが終った午後8時過ぎ、俺とYは実行に移した。
例のドアの上を擦るとやはり鍵が置いてあった。
そして、鍵を開けてドアを開くと何とも言えない異様な雰囲気が。
そっと中に入ると重たい雰囲気がする。そしてカビ臭い。
しかし、何故だかその先に吸い込まれてる様な感覚が。
まず、脱衣所へ差し掛かる。不気味だ。
そして、いよいよ使われてない浴室へ。
二人とも恐怖に怯えながらも何故か吸い込まれるように前に進む。
すると浴室の突き当たりの窓の辺りは何故か明るい。外から街灯の光が射しているのか?
前に進む俺とY。
その瞬間、信じられない光景が!!
なんと、その明かりの元は【女風呂】ではないか!
俺達の目の前、約5メートルにガラス張りの女風呂が広がっているではないか!
そのホテルは山の斜面に造られている為、風呂場は高い位置にあり、その風呂からは湖の景色がよく見える様にガラス張りとなっていたのだ!
そして、今いる古い浴場はすぐ隣にあり、本来は完全に封印されているハズであり、人は入れない事になっているのだ。
だから、直ぐ隣の女風呂はガラス張り常態になっていたのだ。
その信じられない光景に釘付けとなった俺とY。
中を見るとスキー客の女の子や、先程まで一緒にバイトしていた女子大生達が全裸になっている。
バイトの女子にはかなり可愛い子もいたけど全部丸見えだ!乳輪も陰毛も。
奥へ行くと湯気で見にくくなるが、それでも丸見え常態だった。
俺達のいる場所から、わずか5メートルしか離れていなかったから。
「おい、どこが幽霊なんだ?」
ひょっとしたら、この覗きポイントを誰にも知られたくないからあんなこと言っているのでは?と俺とYはお互いに話した。
そして、足元に目を落とすと大量のタバコの吸い殻が。
銘柄を見るとラークマイルド。
後日、ラークマイルドを吸っている人をチェックすると、やはりあの従業員だった。
そして後日、俺は普通の男が絶対に見ることが出来ない信じられない光景に遭遇する事になる。
それ以来、俺とYは毎晩そのポイントに通った。
どれだけの裸体を覗く事が出来たのだろうか?
おそらく何100人、いや1000人近くに及んだのではないだろうか。
そう、当時はスキーブームであり連日ホテルは満室。
また学校の授業でのスキー実習や修学旅行で、毎週大勢の女子高生や女子大生が宿泊に来る。
最初はシフト終了後に、速攻でポイントに入り、全ての裸を見ていた。
しかし、流石に大漁の裸裸裸に飽きてしまった。
やがて、風呂場の前で待機して美人だったり可愛い子が入って来た時のみを見計らい、俺達もポイントに入るようになった。
又、最近は例の従業員は来てないらしい。こんな事を毎日繰り返していたら絶対に飽きるもの。
俺達もやがてポイントには入らなくなり、友人Yはバイトを切りやめて実家に帰省する事になり、俺は一人でつまらない日々を送っていた。
そんな時だった。
隣接するスキー場でドラマのロケを行うので、スキーヤーのエキストラをやって貰えないか?と俺に打診があった。
俺は当然ながらOKし、そのドラマの題名を聞いてみた。
すると、なんと当時「超人気の学園ドラマ」だという。
そうなると、気になるのはドラマ出演者達の宿泊ホテルは?って事だ。
スキー場に面したホテルはココだけだ。
もしかして、ココに宿泊するのか?
ならば・・・・
あの人気学園ドラマを覚えている人はいるだろうか?
メンバーは凄い連中だ。
主役は大物アイドル歌手の○泉今○子。
他に、藤○○子、JK役に和久○○美や田○律○子。
男性陣も大物ばかり。
しかし、芸能人達の宿泊先はどうやらシークレットのようだ。
きっと宿泊は離れた場所にあるあのホテルかな?ここは個室に風呂なんて無いし・・・と思っていた。
ところが、ロケ3日前になりホテルの女将から招集がかかり、なにかと思ったら、
『もうすぐ大切なお客さまが当ホテルに宿泊なされます。
絶対に粗相の無いようにして下さい。
日本でも凄く有名な方々です。
何か問題があれぱ当ホテルの死活問題になります。』
と発表があった。
その瞬間、俺は口から心臓が飛び出しそうになった。
もしかしたら・・・・
ほどなくして、各責任者から個別の説明があり、食事は料理長どうのとか部屋はどうのとか。
そして、浴場。
男性用はそのまま。
女子風呂は一般はPM11:00迄とし、その後はテレビ関係者専用にするとの事。
その様にテレビ局から打診があったのだという!
ということは、女性芸能人達はその時間以降に入浴する!
そこで問題なのが例の従業員だ。きっと奴も狙っているに違いない。奴の動向に注視した。
ところが、奴は直前になり盲腸炎となり、入院してしまった。
なんとラッキーなことか!
当日、俺は朝から興奮していた。
俺はエキストラの役を終え職場に戻る。
通常の仕事が手に着かない。
来るべき時が気になって仕方が無い。
それはそうだ。日本でも有数のアイドル達の入浴が迫っているのだから。
スキーウェアを着ている彼女達はやはり格別だった。
そこら辺の女達とはレベルが違う。画面で見る以上に美しい。
小○今○子は小柄で小顔で物凄い可愛い。
和久○映○は大人しかったが凄く可愛い。
田○律○はキャーキャーうるさいが凄く可愛い。
当然だ。
刻々と時が迫る。
俺はシフトを終え、部屋に戻るふりをして風呂場近くのトイレに身を潜めた。
そこで、来るべき時を待った。
PM11:00だ!来るか?いやまだ来ない。
個室で待つ事約一時間。
ピンポーンとエレベーターのドアが開く音。
来たか!
すかさず個室を出て風呂場前のロビーに向かう。
すると・・・
来た!!
マネジャーらしき人を引き連れて、あの超アイドルが!
従業員の格好をした俺に『お疲れ様』と声をかけて浴衣姿で脱衣所に入って行った!
なんて可愛いんだ!いい女なんだ!当然だよな。
なんてったってアイドルなんだから!
俺は震える足で開かずの間へと向かい、急いで鍵を開けて入り込んだ。念のため内側からも鍵をかけておいた。
そして、心臓をバクバクさせて女風呂の前のポイントへ!
中を覗く。また、誰もいない様だ。
早く入れ!キョン!
すると奥から人影が!
えっ?でも浴衣を着ている。
ひょっとしたら芸能人って浴衣を着て風呂にはいるのか?
いやいや違う。一緒にいたマネジャーだ。なにやら風呂場の中をグルグル見廻っている。
どうやら、日本を代表する超アイドルの入浴の前に、浴室の中のチェックをしている様子だ。
なんて厳重なんだろう。
だが、俺がその僅か5メートルに満たない所にひっそりと潜んでいるとは全く想像もしなかっただろう。
そして、彼女は奥の出入口へ消えていった。
しかし、主役はまだ来ない。
既に俺の心臓はバクバク常態に。冬だというのに汗だくだ!
まだか?まだか?
そして、遂に運命の時が!
奥の引戸が開いた!と、思ったら肌色の物体が入り込んで来た!!
目を凝らす。
先程のマネジャーらしき女性だ。
そして・・・
その女性に続き、小柄な肌色の裸体が!!!
まちがいない!
キョ○キョ○だ!
超アイドル○泉今日○だよ。。。
だんだんこちら側に近付いて来る!
驚いた事にタオルを胸の前で丸めて抱えているだけで全く前を隠してない!
下半身の【黒い物】が丸見え常態になっているではないか!
なんと、そのまま窓際まで来て外を見ている!
当然、辺りは真っ暗だから見える訳ないのに。
極めつけは手を上げて、外を指差して何か喋っているではないか!
その時、
【乳輪やら陰毛が同時に丸見えに!】・・・俺の目の前で。
凄いよ凄すぎたよ。。。
芸能人の裸なんて初めて見たよ!
あの信じられない夢のような光景は、未だに脳裏に焼き付いている。
その後、浴槽に浸かったり縁に腰掛けている姿や、体を洗う姿、何も身に付けてないお尻をじっくりと舐めるように観察させてもらった。
キョンの乳輪は普通の女性と同じような茶色で陰毛は濃く感じた。
きゃしゃな体だが足は長く感じた。
やはり超アイドルは骨格とかが一般女性とは違うと思った。
やがて○泉○日子は可愛いお尻を見せつけて浴室から出て行った。
その後、再び俺は風呂場の前のロビーに戻り、わざとらしく箒と塵取りを構えてうろついているとキョンが出てきた。
その時、彼女と目が合い「お疲れ様でした」と言うと、
なんと『いいお風呂でした~』と会釈してくれました。
スッピンのキョンの顔も当然初めてでしたけど、凄く可愛い人だった。
俺はたまらずトイレの個室に飛び込んだ。
そして、凄いことをしてしまった余韻に浸っていると、またもやピンポーンと。
慌ててトイレから出ると、今度はスタッフの女性達数人が。
まあ、キョンとは比べる迄もないのでわざとらしくうろついていると、再びピンポーンとエレベーターが開いた。
と、その時、他の女性に混じりエミちゃんとりっちゃんが!
エミちゃんは軽く微笑んだ程度だったが、りっちゃんは『今晩わっ』っと大きな声で挨拶してきた!
再びスイッチが入ってしまった俺。
急いで例のポイントへ向かう。
そして、構えていると7~8人の裸体達が入って来た。
よく見ると、りっちゃんは全裸でキャーキャーと笑い声を上げて楽しそうに歩き回っている。
一方、エミちゃんはタオルで前を隠してうろついている。
そして、振り返った時、エミちゃんのお尻が全開に!
さらにもう一度こちらを向いた時、タオルを外し乳輪と陰毛が丸見え常態に!
やはり芸能人の裸は普通の女性とはレベルが違う。
エミちゃんは意外にもしなやかな体をしていた。
乳輪の色は薄茶色っぽく陰毛は普通だった。
りっちゃんは相変わらず全裸で浴槽に入ったり歩き回ってはしゃいでいた。
当然、陰毛と乳輪は丸見えに。
体は細かったが意外にも胸の形がよく、足も長かった。
残念ながら乳輪は焦げ茶色だった。
陰毛もエミちゃんやキョンよりも濃かった。 意外だ。
芸能人も普通の女性と同じ様にオッパイが膨らんで、乳輪は茶色だったり焦げ茶色だったり、陰毛は生えていて黒くて濃かったり普通だったり。
そのポイントで見た何百人もの一般女性の裸と、その辺りは全く同じなんだなと。
ただし、概ね小顔が多く骨格が細くしなやかに感じた。
これは約25年も前の出来事。
今ではあの裸のアイドル達もオバチャンになってしまった。
これまでも、あのホテルで女風呂が覗けた話は他人に喋った事はあったけど、芸能人の裸を見てしまった妄想は誰にもカミングアウトしてこなかった。
直前まで一緒にバイトしていたY意外にはね。
最近、朝ドラとかでキョンが再ブレイクして画面に出ていると、ついあの光景が目に浮かんでしまう。
まあ、長年心に閉まっていた妄想だけどね。妄想だよ。妄想。
25年も前の妄想だから時効だろうし。
今はあのホテルも不景気で廃業してるし。
そろそろカミングアウトもいいかなと。
今も昔も芸能人は常に注目を浴び、変質者に狙われている。
当時はアイドル全盛の時代だが、現在の様に、小型の記録媒体など無い時代。
セキュリティーも甘く、変質者がトイレや更衣室に潜んでいる様な事もあったという。
しかし、ネットも無い時代ゆえアイドルを狙ったハレンチ事件はほぼ100%闇へ葬られたという。
その対策として、アイドルのマネジャーが前もって浴場のチェックをしていたのだろう。
それでもやられてしまう時はやられる。
たとえ、大物アイドルでも不覚をとる事もあったのだろう。
あの衝撃の出来事以来、覗きが癖になってしまった。