僕には幼馴染みがいる。幼稚園の時からのお隣さんで、いつも一緒に遊んでいた。お互いに、親が新興住宅街の建売住宅を買って隣同士になったので、生活レベルも同じだったのか、両親同士もすぐに仲良くなった。
幼稚園も一緒で、いつも手をつないで登園したのを良く覚えている。小学校も当然一緒で、さすがに手をつないで行くことはなかったが、毎日一緒に登校していた。
田舎なので、学校の終わりにはそれこそ野山で駆け回って一緒に遊んだ。虫が苦手な僕に、色々な虫をつかまえては押しつけてくる遥香に、僕は悲鳴を上げながら逃げ回っていたのを良く覚えている。
そして、中学高校ともに全部一緒だった。田舎でクラスも少ないという事もあったのだと思うが、結局15年同じクラスだった。遙香は、大学生になった今は、抜けるような白い肌がとても美しい美少女に成長した。でも、小学生の頃や中学生の頃は、いつも日に焼けて真っ黒だったし、髪も短くて男みたいだった。そして、男の子みたいに活発でイタズラ好きだったので、あまり女の子として意識はしていなかった。
でも、遙香は幼稚園の頃や小学校低学年の頃は、よく”僕と結婚する!”と言っていた。その頃は、僕もそうなると思っていた。でも、それは恋愛感情からではなく、いつも一緒なのが当たり前という感覚からだったと思う。
そして中学や高校に進むと、幼馴染みとはいえ何となく疎遠になるものだと思うが、遙香とは仲良しのままだった。よく映画に行ったり買い物に行ったり、端から見ると恋人同士以外の何物でもなかったと思うが、ちゃんと付き合おうと言ったことはなく、何となく恋人同士かな? という感じだった。
そんな二人なので、キスもエッチもしたことはなかったけど、誕生日やクリスマスにはお互いにプレゼントを贈り合うような関係だった。少なくても僕は、恋人同士なのかな? 思っていた。
ただ、大学進学の時に、初めて離ればなれになるときが来た。最初は、地元の同じ大学に進学するつもりだった。でも、僕の親友の雄太が東京の大学を受験すると言いだし、それを両親に話したところ、僕にも受験しろと強く勧めてきた。
東京なんて興味もなかったし、センター試験の要件は満たしているとはいえ、国立大に受かるほどの学力もないと思っていたので、ただの観光程度のつもりで受験することにした。
ところが、僕も雄太も合格してしまい、両親はすっかりと盛り上がってしまい、僕も今さら行くつもりはないと言えないような空気だった。
遙香に相談すると、
『凄いじゃん! よく合格出来たよね! マサくん遊んでばっかりいたのに、やっぱり頭いいよね。どうするの? 行くの?』
遙香は、少し悲しそうな感じで聞いてきた。僕は、凄くドキドキした。やっぱり、遙香も僕のことを想ってくれている……僕を恋人と思ってくれている……そんな風に思えた。
「行くつもりはないよ」
『エッ!? なんで? 先生も、おばさんもおじさんもスッゴく盛り上がってるのに? どうして?』
遙香は、本当に驚いたような感じで聞く。
「だって、遙香と離ればなれになっちゃうじゃん?」
『な、なに言ってんの! たった4年でしょ? それに、東京にマサくんがいてくれた方が、遊びに行くのに便利じゃん? 行きなよ! もったいないよ!』
遙香は、一生懸命に言ってくれる。
「でも、遙香は寂しくないの?」
『寂しいに決まってるよ……。でも、マサくんの人生がかかってるんだもん……。我慢するよ』
目に涙をためて言う遙香。僕は、思わず彼女を抱きしめていた。
『マサくん、好き……』
遙香は、初めてこんな事を言ってくれた。いつも一緒にいて、近すぎて遠かった遙香……。僕は、彼女を心から愛してると思いながらキスをした。唇が触れた途端、泣き出してしまった遙香。
「僕もずっと好きだった」
そんな風に言葉をかけると、遙香は自分から唇を重ねてきた。
『毎日メールするね』
遙香は泣きながらそんな事を言った。今みたいに、携帯電話で通話し放題とかではなかったので、そう言ったのだと思う。
そしてこの日から、二人は恋人同士として時間を過ごすようになった。と言っても、それまでもデートみたいな事ばかりしていたので、それほど代わり映えはしなかったけど、大きく違うのは、手をつないだりキスをするようになったことだった。
女の子の手や唇がこんなにも柔らかくて、愛おしいモノだなんて想像もしていなかった。
『東京に行って、可愛い子がいても、浮気しちゃダメだからね』
遙香はそんな風に心配してくれる。でも、僕なんかは別にイケメンでもないので、そんな心配は無用なのになと思った。それよりも、遙香の方が心配だった。遙香は、間違いなく美少女だったし、性格だって凄く良い。僕なんかは、たまたまお隣さんで幼馴染みだったので相手をしてもらえただけだと思う。
でも、東京という街のイメージで、可愛い女の子がいっぱいいると思っている遙香は、本当に心配しているようだった。そして、二人でペアの指輪を買うことにした。と言っても、高校生の僕らに買えるのなんて安いヤツだったのだけど、それでも右手の薬指にそれをはめると、結婚の約束をしたような気持ちになった。
『絶対に外しちゃダメだよ! 私も絶対に外さないから……』
「僕も、絶対に外さないって! 約束するよ!」
『嬉しい……。ねえ、一緒に行きたいところあるんだ……』
「え? どこに?」
『……ついてきて』
そう言って、緊張した顔で歩き始める遙香。
すると、嫌なヤツに出会ってしまった。
「あれ? マサヒロじゃんw 夫婦でお出かけですかw」
ニヤニヤ笑いながら声をかけてきたのは、一つ上の北村先輩だった。高校卒業後は、知り合いの自動車工場で働いているそうだが、その工場自体もヤンキーのたまり場になってるみたいな工場なので、働いていると言えるかどうか怪しいところだと思う。盗難車を扱っているという噂も聞いたことがある。
社会人になっても、金髪に近い髪の色に、耳にいくつも開いたピアス。昔から、どうしようもない人だった。
僕は、一応挨拶をして適当にあしらう。
「お前らって、ずっと一緒で飽きねーの? セックスもマンネリだろ?w」
そんな下品なことを言ってくる先輩。でも、下手に怒らせたら面倒くさいことになるので、無視も出来ない。
「そんな事してないですから……」
僕は、気弱にそう言う。遙香も、頬を赤くしてうつむいている。
「なぁ、マサヒロに飽きたらいつでも言えよ。大人のセックス教えてやるからよw コイツ、どうせお子ちゃまセックスしか出来ねーんだろw」先輩は、遙香に顔を近づけてそんな事を言う。すると、いきなり遙香は先輩をビンタした。
『最低! あんたなんかとマサくんは違うの! マサくん、行こ!』
遙香はそう言うと、僕の手を掴んで歩き始める。
「おぉ、痛てぇw 良いねぇ、そういう気の強い女、好きだぜw」
背中に先輩のそんな言葉を浴びながら、僕らはその場を立ち去った。
『アイツ、本当に死んじゃえば良いのに!!』
遙香が怒りながら言う。昔から、遙香は北村先輩のことが大嫌いだ。高校の頃、相当女遊びが派手だったからだ。でも、真面目な女の子グループには興味が無いようで、少しグレたような女の子ばかりと遊んでいた印象だ。
遙香が、こんなに怒るのは珍しい。基本的にはおっとりしている遙香だけど、下ネタとかヤンキーとかは毛嫌いしている。僕は、遙香をなだめながらも、よく先輩のことをビンタできたなと感心していた。
そんな事があったが、その後遙香と初めて結ばれた。遙香が行きたいと言った場所は、ラブホテルだった。顔を真っ赤にしたまま、それでもグイグイと僕の手を引っ張って中に入っていく遙香。僕は、一気に緊張しながらも、メチャクチャ興奮していた。そろそろかな? とは思っていた。でも、何となく言い出せずにいた。
遙香は僕を引っ張って入ったのに、どうして良いのかわからずにキョロキョロし始めていた。
「たぶん、あのタッチパネルじゃないかな?」
僕はそう言って、大きな画面の前に移動した。すると、画面が点灯し、部屋の一覧が出てきた。
『凄い……。こんなにあるんだね……』
遙香は、緊張で僕の手をギュッと握りながら言う。僕は、一番シンプルで綺麗に見えた部屋を選んだ。
すると、横からレシートみたいなものが出てきて、後ろのエレベーターの看板が点滅した。僕は、遙香の手を引っ張ってエレベーターに乗った。
『なんか、薄暗いんだね……』
エレベーターに乗った感想を言う遙香。確かに、薄暗い。天井を見ると、星空っぽいイルミネーションまである。イメージしていたラブホテルとは、全然違っていた。オシャレというか、ムードがある感じだ。もっと、ピンクとか赤とか、ギラギラした内装だと思っていた。
そして部屋に入ると、部屋のど真ん中に大きなダブルベッドが置いてあり、申し訳程度のソファとテーブルがあるシンプルな部屋だった。でも、掃除が行き届いている感じで、清潔感があった。
僕は、こらえきれずに遙香に抱きついた。遙香も、待っていたように僕に抱きついてくれた。そしてキスをする。ギュッと唇を押しつけ、そのままもつれるようにベッドに倒れ込んでいった。
『マサくん、好き……。ずっと好きだったよ……』
遙香は、潤んだ瞳で言ってくる。僕も、好きだと言ってまたキスをする。
そのまま唇を押しつけるキスを続けていたが、遙香の舌が遠慮がちに僕の唇を舐め始めた。僕は、世の中にこんな快感があったなんて……と、驚いた。彼女の舌が僕の唇に触れる……。それだけで、電気が流れるほどの快感だった。僕も、夢中で遥かに舌を絡めた。舌と舌が触れ合った瞬間、遙香と初めて繋がった気持ちになった。そのまま、狂ったように舌を絡め合う二人。15年の思いが爆発したような感じだった。
5分……もしかしたら、10分くらいキスしていたかもしれない。キスを解くと、
『マサくん、大好き! やっぱり離れたくないよぉ!』
涙を流しながら言う遙香。僕も、大好きだと言いながら、涙があふれてしまいそうだった。
遙香は部屋の電気を消すと、服を脱ぎ始めた。電気を消しても、自動販売機の照明とか色々と光源があるので、遙香の姿は結構見えている。
遙香は僕に背を向けた格好で、ブラジャーも外した。そしてスカートも脱ぐと、ベッドに潜り込んだ。頭までスッポリと布団をかぶっている遙香。僕も服を脱いで、全裸になってそこに潜り込んだ。
すぐに抱きついてくる遙香。おっぱいが直に僕の肌に当り、ドキドキしてしまう。こんなに柔らかいんだ……こんなに大っきかったんだ……。そんな感想だった。
『マサくん、私としかしちゃダメだからね……。ずっと私だけだからね!』
涙声で言う遙香。僕は、もっと早く遙香を抱こうとすればよかったなと後悔していた。そうすれば、もっと恋人同士の時間を楽しめたのに……。そんな風に後悔していた。
いっそ、東京行きを止めてしまおうか? そんな事も考える。でも、すでに賃貸の部屋も契約してしまったし、入学の手続きも終わっている。たぶん、学費関係も払っているはずだ。そして何よりも、いま止めてしまうと、僕は浪人生という事になってしまう。
でも、たった4年間のことだ……。僕は遙香を抱きしめながら、そんな事を考えていた。
僕は、絶対に遙香としかしないと約束した後、生まれて初めて女性の胸を揉み始めた。それは、とろけてしまいそうなほど柔らかく、手からはみ出るほど大きかった。
『マサくんは、大きなおっぱいは嫌い? 私のおっぱい、イヤ?』
不安そうな顔で聞いてくる遙香。でも、大きなおっぱいが嫌いなはずはないので、すぐに大好きだと答えた。
「遙香のおっぱいなら、ぺったんこでも、もっと大きくても大好きに決まってるよ」
僕は、本心からそう言った。
『嬉しい……。大きいと、バカっぽくて嫌いかな? とか、エッチな子って思われちゃうかなって、心配だったんだ……』
遙香は、可愛らしい悩みを告白してくれた。僕は、遙香を抱きしめながら、
「全部大好きだよ」
と言った。
『うん。私もだよ』
涙声で言う遙香。僕は、もう限界だった。ベッドの上のコンドームを手に取ると、僕はパッケージを開けて装着を始めた。もちろん、実戦で使うのは初めてだけど、装着の練習をしたことはある。親友の雄太が、意外と難しいから練習しとけと言って、いくつかくれたヤツでだ。雄太は、僕がなかなか遙香とそういう関係にならないことを、やきもきしていたみたいだ。
「おまえ、遙ちゃんに逃げられるぞ。好きならビシッと決めろよ」
雄太は、再三そんな事を言ってくれた。雄太いわく、遙香ほどの女の子は滅多にいないそうだ
。僕もそう思うが、やっぱりずっと一緒にいた幼馴染みなので、正直、そこまでの価値を感じていないのも確かだ。身近すぎると、見えないものもあるのだと思う。
そして、僕は遙香に覆いかぶさった。遙香は、僕をじっと見つめながら黙っていた。僕は、遙香のあそこにコンドームをつけたそれをあてがった。腰を押し込んでいくと、下過ぎてお尻の方に滑り込んで行ってしまう。
『ふふ。もう少し上だよ』
遙香は、少し緊張が解けたように笑いながら言う。僕も、遙香のその笑顔で緊張が和らいだ。そして位置を調整して、もう一回押し込んでいった。
『んっ! ん、うぅ』
痛そうにうめく遙香。僕は、亀頭の部分が熱くてキツキツの肉に包み込まれ、あまりの気持ちよさに声を出しそうだった。
「大丈夫? 止める?」
僕は痛そうにうめく遙香を見て、思わずそう聞いた。
『大丈夫。そのまま……。マサくんの女にして……』
遙香は、潤んだ瞳で言う。僕は、そのまま腰を押し込んでいった。
『うぅ、あっ、つぅ……』
本当に痛そうにうめく遙香。でも、僕のものは全部入ってしまった。
「遙香、全部入ったよ……。愛してる」
僕は、心の底からそう思った。
『私も愛してる。ずっとずっと好きだったよ』
そう言って、キスをしてくれる遙香。一つに繋がりながらするキスは、魂と魂が結びつくような感じすらした。
そして、僕はそのまま腰を動かし始めた。
『うぅ……うぅっ』
痛そうにうめく遙香を見て、僕は動きを止めようとするが、
『大丈夫……。そのまま続けて……』
と、涙目で言う遙香。僕は、そのまま腰を動かした。でも、すぐに限界が来てしまった。
「イ、イク……遙香、愛してるっ!」
『来てぇっ! 愛してるっ!』
遙香の中に射精しながら、僕は遙香にキスをした。
こうなるのに、凄く時間がかかってしまったが、それでも幸せだった。でも、結局僕は東京に行く前に遙香とセックスをしたのは、この時だけだった。引っ越しの準備や、色々と重なり、タイミングがないまま僕が引っ越す日が来た。
泣きながらお別れをして、僕の新生活が始まった。毎日メールや電話もしたが、新しい生活のバタバタや、学校での新しい出会いなんかもあり、メールの頻度は減っていった。
それでも、夏休みに帰ったときは毎日デートしたし、念願の2回目のエッチも出来た。間が開いてしまったせいか、凄く痛がって涙を流す遙香が可哀想で、結局夏休みもその1回だけしかエッチはしなかった。でも、数ヶ月ぶりに会う遙香は、さらに綺麗になっていた。
大学生になったということもあり、化粧やオシャレに気を使うようになったからだと思う。でも、心配が増えた気がした。これだけ可愛いと、言い寄る男は多いはず……。そんな心配をした。
でも、遙香は毎日僕と過ごしてくれたし、指輪も大切にはめていてくれた。距離が離れても、遙香となら大丈夫……。そう思えた。
そして、冬休みのクリスマスにもデートをして、プレゼントの交換をした。遙香は手編みのセーターをくれた。もの凄く手間と時間がかかったと思う。僕は、本当に嬉しかった。そして年が変わり、バイトを始めた僕は、春には帰ることが出来なかった。そして2年になり、夏休みもバイトとサークルが忙しく、結局帰ることが出来なかった。
遙香は電話で寂しそうだったが、遙香も忙しく過ごしているようだった。
そして、2年目の冬休み、少し早めに僕は帰郷した。そして遙香の家に遊びに行くと、遙香のお母さんが笑顔で出迎えてくれた。
「久しぶりね。元気? 遥ちゃんもう少しで帰って来るから、部屋で待っててね」
約束の時間より早く着いてしまった僕に、そう言ってくれた。僕は、遙香の部屋に入り待つことにした。遙香の部屋は、相変わらずシンプルな感じで、女の子っぽくはない。でも、そこら中に僕の写真が飾ってあり、嬉しかった。
床に座りながら、ふと本棚を見ると、一冊だけ本が飛び出ていた。几帳面な遙香らしくないなと思いながら押し込むが、何か引っかかって入っていかない。不思議に思ってその本を抜くと、棚の奥に何かがあってつかえていた。手を突っ込んでそれを引き出すと、それは、写真とかを切り抜いて張るときに使うような、スクラップブックだった。
中を開けると、女性の裸が目に飛び込んできた。慌てて閉じた僕。そして、もう一回開けて中を確認すると、雑誌を切り抜いたような感じで写真が貼ってある。
それは、若い女性の裸で、ベッドの上で自らあそこを広げてみたり、大人のおもちゃを突っ込んだりしているような写真だった。顔の半分くらいが黒塗りされていて、誰か分からないようになっている。たぶん、投稿雑誌みたいなものの切り抜きなんだと思う。
少し見えている口周りが、遙香に似ているような気がしてドキッとしたが、写真の女の子は遙香よりも胸が小さく、髪もショートカットだった。一瞬でもそんな風に思ってしまった僕は、ばかばかしさに思わず笑ってしまった。
そんな事よりも、遙香がこんなものを見ていることに驚いた。オナニーのおかずなんだと思うけど、こういう願望があるのかな? と思ってしまった。
あの遙香が、大人のおもちゃ……。あまりにもギャップがあってあり得ないなと思った。まぁ、妄想と現実は別だしなと思いながら、ページをめくる。
すると、もっと過激なものがあった。それは、夜の公園みたいなところで全裸になっている姿や、男にはめられている姿だった。中には、あそこから白い液体(精液?)を垂れ流しながらピースをしている写真や、お腹や太ももにマジックのようなもので落書きをされているモノまであった。
”肉便器” ”中出しOK” ”堕胎済み” ”彼氏のチンポじゃイケない牝豚” ”生チンポが好き” そんな落書きだらけの身体で、あそこから精液を垂れ流しながらダブルピースをしている写真は、見ていて気分が悪くなってしまった。こんなのは理解不能だ……。そう思いながらも、ページをめくってしまう僕。
次のページでは、同じように落書きだらけの身体だったが、お尻に入れられていた。バックでお尻に入れられている女の子には、”アナルが好き” ”彼氏ともしたことないですw” ”浣腸されてイク淫乱女” 等々、好き放題書いてある。
僕は、魅入られたようにページをめくるが、遙香が帰ってきた音がした。
慌ててそれを元に戻す僕。
『ごめんね〜! お待たせ!!』
そう言って部屋に飛び込んできた遙香は、最後に会った時とは別人のように痩せていて、胸も小さくなった上に髪の毛もショートカットになって少し茶色になっていた。まるで、さっき見た写真の女の子のように……。
幼馴染みが、遠距離恋愛になると大嫌いと言っていた先輩の肉便器になった2
『ごめんね〜! お待たせ!!』
と、遙香が元気いっぱいで部屋に飛び込んできた。僕は、久しぶりに会う事が出来た遙香に、笑顔で”久しぶり!”と言ったが、笑顔のまま凍り付いてしまった。
遙香は、最後に会った時とはまるで違ってしまっていた。もともと、けして太っていたわけではないが、かなり痩せてしまっていた。遙香の特徴だった巨乳も目立たなくなってしまうほどに……。
だけど、病的な痩せ方というよりは、引き締まったような感じだ。そして、肩より長かった黒髪が、すっかりとショートカットになってしまっていて、色まで少し茶色になっていた。
それだけではなく、その格好にも驚いた。セーターは、肩が見えそうな感じのルーズなもので、スカートも冬だというのにかなり短く、しかも生足だ。
戸惑い固まる僕に、遙香は抱きついてきた。
『マサくん、会いたかったよ! 元気だった!? 全然メールもくれないんだもん……。寂しかったんだからね!』
遙香は目に涙すら浮かべていた。僕は、ゴメンねと謝った。すると、遙香はキスをしてきてくれた。僕は、久しぶりのキスで一気にテンションが上がったが、すぐに遙香の舌が飛び込んできて驚いてしまった。
遙香は、あまりにも積極的に舌を絡ませてくる。最後にしたキスとはまるで違い、僕の口の中をグチャグチャにするような激しいキスをする遙香。
驚く僕に気がついたのか、遙香は慌ててキスを止めた。
『ご、ごめんなさい。ずっとマサくんとチューしたかったから、夢中になっちゃった……』
バツが悪そうに言い訳をする遙香。でも、僕は嬉しかった。見た目はギャルっぽくなってしまった遙香だけど、中身は変わってないとわかると、本当にホッとした。
そして、久しぶりの再会をお互いに喜び、楽しく近況報告を始めた。
「なんか、感じが変わったよね」
僕が遙香の見た目の変化の事を言うと、
『変かな? 美容師さんに勧められて挑戦してみたんだけど……。似合ってないよね』
遙香は、恥ずかしそうに言う。僕は、とっさに凄く似合ってると言った。本当は、元の黒髪で長い髪の方が可愛いと思っていたのだけど、そんなことは言えなかった。
『本当に? 嬉しいな。マサくんが気に入ってくれたなら、ずっとこうするね!』
遙香は、目をキラキラさせながら言った。もう、今さら前の方が良いとも言えない感じになってしまった。
すると、部屋の外から遙香のお母さんの声がした。
『遙ちゃん、ちょっと買い物行ってくるから! マサくん、ケーキ買ってくるから待っててね!』
お母さんはそう言うと、バタバタとドアを開けて行ってしまった。
『やっと二人になれたね♡』
遙香はそう言うと、僕に抱きついてキスをしてきた。さっきみたいに情熱的に激しいキスをする遙香。僕も負けないように遙香を抱きしめ、必死で舌を絡めてみた。
遙香は、そのまま僕を引き込むようにしてベッドに倒れ込み、
『早くしないと、帰ってきちゃうよ』
と、イタズラっぽく微笑んだ。僕は、夢中で遙香の服を脱がせ始めた。遙香は、こんなに明るい中でも恥ずかしがることなく、僕が脱がせやすいように身体をひねったりしてアシストしてくれる。
そして、服を脱がせると、紫色のセクシーなブラジャーとショーツが姿を見せた。前の遙香は、色気のない、どちらかというと可愛らしい感じの下着を穿いていた。それが今は、ランジェリーモデルの外人さんが穿いているような下着を身につけていた。驚いている僕に、
『変かな? 今日、マサくんに会えるから、通販で買ってみたんだ……。似合ってない?』
少し不安そうに言う遙香。僕は、
「いや、凄くセクシーだよ。なんか、大人になったって感じがする」
と言った。
『本当に? 嬉しいなぁ。マサくんに喜んでもらいたかったんだ! じゃあ、脱がせてあげる』
遙香はそう言うと、僕の服に手をかけてきた。そして、恥ずかしがる僕を尻目に、遙香はあっという間に僕をパンツ一枚にしてしまった。
『マサくんの、凄く固くなってるね。私の下着姿で興奮してくれたの? 嬉しいなぁ♡』
遙香は、少しはにかんだように言いながらも、次の瞬間には僕のパンツを脱がせていた。
僕は、慌てて勃起したあれを隠そうとした。
『ねぇ、ちゃんと見せてよぉ!』
遙香が僕の手をどかしながら言う。
「ちょ、ちょっと、電気くらい消そうよ」
僕は、まるっきり女の子みたいな事を言ってしまった。
『ダメ! マサくんの、ちゃんと見たいんだもん!』
頬を赤くしながら言う遙香。でも、引き下がる気配もない。
「どうしたの? 恥ずかしいって!」
『だって、ちゃんと見たことないんだもん。良いでしょ? あっ、そんなに嫌がるって事は、浮気したの!?』
遙香はそんなことを言いながら、僕の腕を引き剥がした。
「そ、そんなわけないじゃん!」
『だって、東京は可愛い子いっぱいいるんでしょ? メールもくれなくなったし……』
遙香は悲しそうな顔で言う。
「ゴメン……。でも、浮気なんて絶対にしてないよ!」
『だったら、ちゃんと見せて』
遙香は、おどけて言う。どれが本音なのかわからない。冗談で言っているのか、本気で心配しているのか、まったくわからない感じだ。でも、僕は引き下がって勃起したそれを晒した。
『へぇ、こんな風になってるんだね……。なんか、ちょっと怖いかも』
遙香は、恥ずかしそうに照れた感じで言う。
「そんなにマジマジと見ないでよ。今度は、遙香のも見せてよ」
僕は、逆に言ってみた。
『えっ? 恥ずかしいよ……』
遙香は人には散々言っておいて、自分の番になるとそんな風に逃げようとした。
「ダメだって! 僕のは見たじゃん」
『それは……男と女は違うもん。じゃあ、電気消すね』
遙香は笑いながらそんな風に言って、電気を消してしまった。カーテンをしているので、ほとんど真っ暗になる。僕は、急に暗闇になって何も見えなくなってしまう。
すると、遙香が僕のあれを掴んできた。
『本当に浮気してなぁい? 私だけを見て……』
遙香の真面目な声がした後、僕のあれが暖かいモノに包まれた。僕は、まさかの遙香のフェラチオに、慌てて遙香を押しのけようとした。
「ダメだって、汚いよ!」
そして、そんな風に言ったが、
『汚いわけないじゃん! したことないから下手くそだけど、やってみるね』
と言って、遙香は口での奉仕を続けてくれた。遙香は、ぎこちなく舌を絡めてくる。そして、頭を前後に動かすようにするが、その度に歯が軽く当たってしまう。その度にちょっと痛みが走るが、それ以上に、遙香が口でしてくれているというのが嬉しかった。
『ゴメンね。大きいから、どうしても歯が当たっちゃうよ……』
遙香はそんな風に謝りながらも、頑張ってしてくれる。しばらくすると、歯が当たることもなくなり、舌が僕の亀頭のカリ首に巻き付くようにししてくれるようになった。短時間でコツを掴んだようで、僕は思わずうめき声をあげてしまった。
『気持ち良い? マサくん気持ち良いの?』
遙香は、少し興奮したような口調で言ってくる。
「凄く気持ち良いよ! 遙香、もう我慢出来ないよ!」
僕はそう言って、遙香に覆いかぶさる。そして、彼女の下着を脱がせていく。でも、ブラジャーを外すのに手間取ってしまった……。結局、遙香がブラのホックを外してくれたが、僕は凄く恥ずかしい気持ちになった。
そして、目が慣れてきたので、何となく輪郭が見えるようになってきた。遙香の胸は、やっぱりボリュームダウンしていた。でも僕は、その胸にむしゃぶりつくようにして舐め始めた。
『アン♡ マサくん、気持ち良いよぉ』
すぐに可愛らしい声をあげてくれる遙香。僕は、会えなかった日々を埋めるように必死で舐め続けた。
遙香の乳首は、驚くほど固くなっていた。そして、気のせいだと思うが、ちょっと大きくなっているように感じた。
『ん、んぅ、ふぅ、あぁぁ♡ マサくん、好きぃ、会いたかったよぉ』
遙香は可愛らしい声であえぐ。僕は、寂しい思いをさせてしまって申し訳なかったと思い、また謝った。
『ダメ、いっぱい愛してくれないと、許してあげない!』
遙香は、可愛らしいことを言って僕にキスをしてきた。僕は、もう本当に我慢出来なくて、脱いだズボンのポケットの中のコンドームを取り出そうとした。
『そ、そのままで良いよ……。今日は大丈夫な日だから……』
遙香は、凄く緊張したような感じで言う。僕は一瞬迷ったが、でも、生で入れて良いと言われて、それを断るほどの自制心は持ってなかった。
僕は、慌てるようにして遙香のあそこに挿入した。
『んっ、ゆ、ゆっくり……』
遙香は、痛そうなリアクションをした。そう言えば前回エッチしたときは、遙香は痛がって泣いてしまい、途中で終わった感じだった。僕は、その時のことを思い出して、
「大丈夫? 止めようか?」
と声をかけた。
『へーき。マサくん、直接触れてるね♡』
遙香は少し痛そうな感じだったけど、凄く嬉しそうに言ってくれた。
僕は、あんな薄いゴムの膜がないだけで、こんなにも感覚が違うんだなと驚いていた。これこそが本当のセックスという気がして、僕は嬉しく思った。そして、遙香も同じように、直接触れ合っていることが嬉しくてたまらないようだ。
「うん。なんか、全然違うんだね。遙香、寂しい思いさせてゴメン」
僕は、愛おしさでいっぱいだった。
『うぅん、私こそ……。愛してる』
遙香は、少し申し訳なさそうに言った。
「動くよ」
『うん。もう大丈夫だから』
遙香は健気に言ってくれる。僕は、そのまま腰を振り始めた。ぞくぞくっとした感覚が、僕を駆け抜けた。あまりの気持ちよさに、僕はいきなりイキそうな感覚になってしまった。こんなにキツキツだったっけ? と思いながら、僕はうめき声をあげた。
『マサくん、気持ち良いの? 遙香の中、気持ち良い?』
遙香が、切なげな言い方をする。もう、かなり目も慣れてきたので、表情も何となく分かるようになってきた。
「うん。ゴメン、もうイッちゃいそう……」
『えっ? い、良いよ。そのまま中に欲しい……。マサくんの、中に出して欲しい……』
遙香は一瞬驚いた感じだったが、すぐに熱っぽい声で言った。
僕はゆっくりと腰を動かしながら、
「大丈夫なの?」
と念を押してしまった。すると、すぐにキスをしてきた遙香。僕は、野暮なことを聞いてしまったなと反省しながら腰を振り続けた。
そして、遙香の中に出すことを意識した瞬間、さっき見た投稿雑誌の切り抜きを思い出してしまった。遙香はあんなモノを見ているが、あんな願望があるのだろうか? 縛られたり、外でされたり、大人のおもちゃを入れられたり……。それにしても、薄闇の中でぼんやり見えている遙香の身体は、あの切り抜きの女性によく似ているな……と思ってしまった。
その瞬間、僕のイメージの中で、あの女性の隠されていた黒塗りの部分が取れて、遙香の顔が出てきてしまった……。すると、急激に僕のモノはしおれてしまった。イキそうだったのに、一気にフニャフニャになり、抜けてしまった僕のあれ……。
『エッ!? イッたの?』
遙香は、驚いた顔で言う。僕はしどろもどろで謝り、柔らかくなったことを言い訳した。
『ごめんなさい……。私が中に出してなんて、はしたないこと言ったから……。でも、マサくんに出してもらいたいって思っちゃったの……。愛してます』
遙香は、凄く申し訳なさそうに言ってきた。僕は、泣きそうだった。変なことを想像してしまって、ダメになったのは僕のせいだ。僕は、必死で自分のモノを手でしごき、立たせようとした。でも、焦れば焦るほどダメになっていく。
すると、遙香が僕の乳首に舌を這わせてきた。
『私も手伝うね』
遙香は申し訳なさそうに言う。僕は、生まれて初めて乳首を舐められて、驚いていた。男でも、感じるんだ……。そんなことを思いながら、かすかにしごいているあれが固くなっていくのを感じていた。
すると、遙香の指が僕のモノを包み込み、しごいてきた。柔らかな指がカリ首に絡みつき、こすり、僕のそれは一気に固さを増していく。
『よかった。固くなってきたね』
遙香は、安心したように言う。でも、僕はハッと気がついた。遙香は、もの凄く上手に僕の乳首を舐め、驚くほど滑らかに指でしごいていた。
こんなに上手なのに、さっきのフェラチオはなんで下手だったんだ? 僕は、そんな疑念を持ってしまった。遙香は僕の疑念を知らず、巧みな指の動きで僕のモノを固くしていく。
そして、気がついてしまった。遙香の右の薬指に指輪がないことに……。その途端、僕のモノはまたフニャフニャになってしまった……。
『ゴメンね。私が変なこと言ったからだね……』
遙香はそう言うと、僕に抱きついてきた。そして、キスをしてくれる。でも、一旦疑念を持ってしまった僕は、このキスですら今までと違う気がしてしまった。
でも、遙香は夢中で舌を絡めてくる。そして、愛してるとか、会いたかったというような言葉を何度も言ってくれた。
『そろそろ帰ってきちゃうから、服着るね……』
遙香は、少し残念そうに言う。そして、着替え始める。僕も、慌てて服を着る。そして、服を着終わると、遙香が電気をつけた。すると、計ったようにそのタイミングで遙香のお母さんが帰ってきた。
『ただいま〜。すぐお茶入れるから、こっちに来てね〜』
と、大きな声で言うお母さん。なんとなく、気を使ってくれている感じだ。
『今行くね〜』
遙香は大きな声で返事をしながら、僕の方を見て笑った。すると、遙香の右の薬指には、いつの間にか指輪がはめられていた。僕は、見間違いだったのかな? と思いながらも、何とも言えない気持ちになってしまった……。
その後は、リビングでケーキとお茶を出してもらい、3人で楽しくお話をした。そして、夕食を勧められたが、この日は実家で外食する先約があったのでとりあえず帰った。
『じゃあ、また明日ね……』
寂しそうに言う遙香。僕は申し訳ないなと思いながら、遙香の家を後にした。
そして夜になり、遙香に電話をかけた。さっきのことを謝ろうと思ったからだ。すると、遙香の携帯電話は電源が切れているか圏外だった。そう言えば、遙香の家は夜は携帯の電源を切るのがルールだと言っていたのを思い出した。今時珍しいと思うが、仕方ないなと思いながら僕はメールを入れておいた。そして、疲れていたのか、僕はすぐに寝てしまった
そして明け方、僕は結構早い時間に目が覚めてしまった。覚えていないが、何となくイヤな夢を見た感じだ。そして、昨日のことを思い出してしまった。まさかとは思うが、あの写真の女性は遙香では? そんな疑念が頭からぬぐえなかった。
そして僕は、遙香との約束の時間よりも1時間早く家を訪ねた。今日は遙香は、ゼミの関係で少しだけ大学に行くと言っていた。僕は、チャンスだと思って遙香の家に急いだ。
『あら、遙ちゃんまだよ。私もちょっと出かけないとだから、部屋で待っててね』
笑顔で僕を出迎えてくれたお母さん。そして、慌ただしく出かけていった。期せずして遙香の部屋に一人きりになれた僕は、早速昨日のスクラップブックを引っ張り出してみた。
そのスクラップブックには、雑誌の切り抜きが沢山ファイリングされていた。見ていて気分が悪くなるような画像が並んでいるが、よく見るとページの最初の方は、それほど過激ではないものばかりだった。たぶん、年代順になっているのだと思うが、最初の方は公園でスカートをまくっているだけとか、そんな感じのモノばかりだった。
でも、最初の方の写真に写っている女性は、髪が肩より長くて黒髪で、胸も大きかった。昨日見た写真と見比べると、一見別人のようだ。でも、唇の横の特徴的なほくろが一致しているので、同一人物だとわかる。
そして僕は、そのほくろを見てホッとしていた。遙香にそんなものはない。やっぱり別人だった……。そんな当たり前のことが確認出来て、僕は心底ホッとしていた。
すると、遙香からメールが来た。僕はドキッとしながらも、慌てて確認した。すると、ゼミの用事が長引いていて、遅れてしまうこと、どれくらい遅れるかわからないという事が書かれていた。終わったらメールするとも書いてあった。
僕は、残念に思いながらも、帰るに帰れないなと思った。鍵をかけずに帰るわけにもいかないので、遙香のお母さんが帰るまで待つことにした。
すると僕は、よせば良いのに、そのスクラップブックでオナニーを始めてしまった。バイブを突っ込まれている姿や、体中に卑猥な落書きをされている姿、お尻に入れられている姿や、浣腸をされている姿等々、僕には刺激が強すぎるモノばかりだったが、遙香じゃないことがわかって安心したのもあってか、すごく興奮してしまった。
僕は、すぐにイキそうになってきたが、ふと女性の身体に書き込まれた落書きが気になってしまった。
牝豚だとか、堕胎済みとか、ひどい言葉に並んで、urlが書かれていた。会員募集中という言葉と一緒に書かれたそのurlは、wwwの後が、haruka.orgだった。はるか? 遙香? 僕は、イヤな汗が出てきてしまった。
すぐに僕は、携帯でそのアドレスにアクセスした。すると、切り抜きで見たあの女性のあられもない姿がびっしりと表示される中、会員募集の説明などの中に混じって、サンプル動画を見るページがあった。
僕は、震える手でそれをタップして再生を開始した。すると、顔をほとんど覆い隠したマスクをした女性が現われた。でも、口の周りは見えているので、特徴的なほくろは確認出来た。それを見て僕はあらためてホッとしたが、動画で見る女性は、姿形がますます遙香に似て見えた。
「ほら、口開けて見せてみろよw」
動画の中で男の声がする。癇に障る声というか、小馬鹿にしたような声で言う男。姿は見えないが、チャラい感じなのが想像出来る。すると、全頭マスクの女性が口を開ける。口以外が見えていないと、口が妙になまめかしく淫靡なモノのように見える。
そして、男に言われるままに口を開ける女性。すると、口の中いっぱいに真っ白な液体が見える。
「よし、そのまま床に垂らせ」
男が指示すると、女性は下を向いて口の中の液体を床に垂らしていく。すぐに、床にドロッとした液だまりが出来ていく。
「それはなんだ? 説明してみろ」
男がイヤな感じで言う。
『はい。これは、そこの童貞くん達の精液です』
女性がそう言うと同時に、カメラが動く。そして、壁際にいるサングラスだけをした全裸の男性5人が映る。5人が5人とも、勃起したあれを隠そうともせずに女性の方を見ていた。
「それをどうするんだ?」
男が少し甲高いような声で言う。本当に耳障りだ。
『はい。全部飲まさせて頂きます♡』
女性は、嬉しそうな感じで言うと、そのまま床に口をつけてズルズルとすすり始めた。僕は、信じられないモノを見てしまった……。そんな気持ちだった。そして同時に、声が遙香と全然違うことに安堵していた。この女性の声は、なんというか甲高い。遙香の可愛らしい声とは似ても似つかないモノだった。
安堵すると同時に、僕は安心してオナニーを再開した。女性にひどいことをするのは生理的に受け付けないが、この動画の女性は無理矢理されているわけではない感じだ。それどころか、喜んでやっているようだ。
女性は、全頭マスク姿に、全身ラバーみたいなコスチュームを身につけている。でも、おっぱいのところは開いていて、胸が丸見えになっているし、四つん這いになって床の精液をすすっている姿をカメラが後ろから映すと、あそこの部分も割れて丸見えになっているのがわかった。
すると、壁際の男性の一人が、
「はい! ありがとうございます!」
と元気よく言い、女性の後ろに回り込んだ。カメラの男性が、何か合図を出したような感じだ。
すると、男性はコンドームも何もつけていないそれを、女性に挿入した。
『んんぅっふぅ♡』
女性は、口の中のモノをこぼさないように、こらえながらあえいだ感じだ。
「口開けろ」
カメラの男性の耳障りな声が響く。すると、女性は口を開けた。でも、口の中には何もなかった。
「なんで飲んでるんだよw 勝手に飲むなよw」
『ご、ごめんなさい。我慢出来ませんでした。ごちそうさまでした♡』
女性は口しか見えていないのに、快感にとろけているのがわかるような感じで言う。
「今どうなってる? ネットの向こうの会員様に説明しろよw」
『は、はい。いま、童貞くんの生チンポ、私の堕胎まんこに入れてもらってますぅ♡』
信じられないくらいにとろけた声で言う女性。
「いいのか? また出来るかもしれねーぞw」
『うぅ……でも、生じゃないと気持ち良くないですぅ、うぅあぁ♡ 奥に当ってるのぉ♡』
「また堕ろせば良いかw ていうか、今日は彼氏と会うんじゃねーのか?」
『は、はい。でも、もっとおまんこして欲しいですぅ♡』
「だってよw やってやりな」
カメラの男性が、女性に挿入している男性に指示をする。
「はいっ! ありがとうございます! じゃあ、いきます、はる、じゃなかった、牝豚!」
「名前呼ぶなよw 修正めんどくせーよw」
「す、すみません!」
「まぁいいや。ほら、イカせてやれw」
こんなやりとりをする二人……。男は、間違えて名前を呼びかかったようだ。しかも、はる……と言った。はる? はるか? まさか……。僕は、胸がドキドキし始めた。でも、声も違うしほくろも違う。
男性は、腰を振り始めた。
『んぉおっ! おまんこ良いぃっ! 気持ち良いっ! うぅふぅ♡ おチンポ当ってるぅっ! 奥が良いのぉっ! もっと! もっとぉ♡』
女性は、いきなりあえぎ始めた。本当に気持ちよさそうに、はしたない言葉を言いながら……。
「この後、彼氏とやるんだろ? 良いのか?」
『だ、だってぇ、届かないんだもん……。私の気持ち良いところに、1ミリも届かないんだもん! ねぇ、もっとしてっ! 君達も来てぇ♡ お口でしてあげる♡』
すると、4人の男達が我先にと女性に群がる。すると女性は、口で1本くわえ、さらに両手で1本ずつ男性達のあれをしごき始めた。一気に5Pになったが、女性は慣れた感じでそれぞれのモノ達を扱い始めた。
それは、凄い光景だった。上下の口をふさがれているだけでも凄いと思うのに、さらに両手も使っている。女性は、時折うめき声を漏らしながら、どんどん高まっているようだ。
あぶれた一人も、自分でしごいている。そして、それを見て思った。5人が5人とも、巨根だということを。
女性は、彼氏のモノでは届かないと言っていた。僕も、けして大きいわけではない。今は良いとしても、遙香もいつか僕のモノでは物足りなくなるのかな? と思うと、不安で仕方なかった。でも、こればかりは生まれ持ったもので、今さらどうしようもない。
すると、意外なことに、自分でしごいていた男性が一番に、
「イ、イキますっ!」
と、切羽詰まった声をあげた。
『お口に! 飲んであげる!』
女性はそう言うと、慌ててその男性のモノを口に含んだ。
「うぅーっ!」
うめきながら射精した男性。女性は、出されたそばから飲み干したようだ。
「美味いか?」
カメラの男性が聞く。
『はい♡ 喉に絡まって、すっごく濃いです♡』
「いいのか? この後彼氏に会うのに、腹に精子たっぷり溜めてよw」
『うぅぁ、ダメぇ、そんなの、イ、イクぅっ! イッちゃうぅ♡ んんっふぅ♡』
女性は、男達のあれを握ったまま身体を震わせた。
「想像してイクなよw ド変態がw」
『だ、だってぇ、彼に会うのにお腹に精子いっぱいだと思うと、興奮しちゃうんです♡』
女性は、とんでもないことを言う。ひどい女性だと思う。でも、快感に震える口元や、うわずった声がたまらなくエロく思える。
「俺もダメです、出るっ!」
『良いよぉっ! 中にっ! おまんこにいっぱい出してぇっ!』
「イクっ!」
『うぅああぁぁっ!! 子宮にかかってるよぉ♡ 浮気チンポの子種、注がれちゃってるよぉ♡ うぅあぁぁっ! イクっ! イクぅーっ!!』
女性は、立て続けにオルガズムを感じているようだ。
「お、俺もっ!」
「僕もっ!」
手でしごかれていた二人が、ほとんど同時に叫ぶ。そして、そのまま女性の口元や全頭マスクに精液をほとばしらせた。
口元やマスクをドロドロにした女性は、精液を指で集めていく。そして、それを口に入れて飲み干すと、
『ごちそうさま♡ ねぇ、もっとおまんこに注いで♡』
と、男性達に言った。すると、イッたばかりの男性達は、そのまま争うように女性に挿入していく。そして激しく腰を振る男性。
『んぉぉおおぉっ! おまんこ良いぃっ! 大っきいチンポ好きぃっ! もっとっ! いっぱいしてぇっ! おまんこ壊してぇっ!』
女性は、背中をのけ反らせながら叫ぶ。気持ち良くてたまらない感じだ。
「あぁ、イッちゃいます」
『イッてぇっ! 彼もまだ出したことのない生膣に、いっぱい注いでぇっ!』
女性は、裏切りの言葉を叫びながらあえぎ続ける。
「イクっ! 出るっ!」
『おおぉおおぉオォ゛、おかしくなるぅっ! もっと! もっと狂わせてっ! 赤ちゃん出来ちゃっても良いからぁっ!』
女性が叫びながら身体を震わせる。でも、男性はすぐに入れ替わり、わんこそばのように間なく責め続ける。
女性は、のたうつようにあえぎ続ける。
「良いのか? どっちが良いんだ? 彼氏か? 童貞達か?」
男が小馬鹿にしたように言う。
『うぅああぁぁっ!! 良いのぉっ!——』
すると、女性が何か叫んでいる途中で、画面に文字が映し出された。
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そんなリンクが表示される。画面の中では、全頭マスクの女性の口元がアップになる。そして、何かを叫んでいるようだが、音声はオフになっている。何を叫んでいるのかは想像がつくが、僕は何とも言えない嫌な気持ちになっていた。見てはいけない闇を見た気持ちになった。
画面の中は、音声はオフだが、女性が叫びながら口元の精液を手で拭った。そして、そこで動画は静止状態になって終わった。僕は、結局イケなかった。女性の彼氏に感情移入してしまったせいだと思う。酷すぎる……。そう思って画面を見ると、女性の口元のほくろが消えていた……。
幼馴染みが、遠距離恋愛になると大嫌いと言っていた先輩の肉便器になった3
僕は、”続きはこちらの会員登録フォームから♡”と表示された画面に映る女性が口元の精液を拭ったことで、口元のほくろが消えたことに気がついてしまった。
今まで、遙香にそっくりだと思いながらも、そのほくろのおかげで別人だと思っていたのに、その最後の砦が消えてしまった……。でも、全頭マスクをかぶっている女性がアップになったのは、ほんの少しの時間だった。もしかしたら、携帯の小さな画面で見たので見間違いかもしれない。
僕は、震える手で会員登録のリンクをタップした。でも、クレジットカードがないと決済出来ないことがわかり、僕はどうしようかと戸惑っていた。まだ未成年で学生なので、クレジットカードなど持っていない。そんなことを考えていたら、
『ごめんね〜。遅くなっちゃった!』
と、遙香の元気な声が玄関で響いた。僕は、慌ててスクラップブックを隠し、ドアを開けて遙香を出迎えた。遙香は、昨日とはまた違う格好だった。昨日もギャルっぽい格好だったが、今日はもっとギャルっぽい格好をしていた。
昨日よりも短いミニスカートをはき、ガーターベルトの吊るヒモが見えている。そして、太ももの途中までのストッキングがそれに繋がっていて、驚くほどにエロい格好だった。そして上も、胸元が大きく開いたキャミソールに、薄手のカーディガンを羽織る程度で、今が冬なのを忘れてしまうような感じだ。
「そ、そんなに待ってないよ」
僕は、遙香の格好にドギマギしながらそう言った。ガーターベルトにはもの凄く憧れがあったし、いつか生で見てみたいなんて思っていた。でも、それはエッチの時のコスプレ的な物なんだろうなと想像していた。
こんな風に、普段着に着るなんていうのは想像もしていなかった。こんな格好をしている遙香は、ギャルっぽいというよりはギャルそのものに見える。
『ごめんね〜。早く会いたかったのに遅くなっちゃって。本当にゴメン』
遙香はそう言うと、すぐに僕に抱きつきキスをしてくれた。遙香の舌が飛び込んできて、僕の舌に絡みついてくる。僕は嬉しいと思ったが、すぐにかすかなタバコの匂いを感じて戸惑ってしまった。遙香の髪の毛や服から、いぶされたような臭いが漂ってくる。
戸惑う僕に、遙香は、
『ママ帰ってくる前に、昨日の続きしよ?』
と、ささやいた。昨日は、僕が色々と遙香のことを疑ってしまったことがきっかけで、急にEDみたいになってしまった。初めて遙香の中にコンドーム無しで挿入したにもかかわらず、中折れしてしまった僕は、申し訳なさでいっぱいだった。
そんなこともあったからか、僕は昨日の名誉挽回というような気持ちで遙香に覆いかぶさっていった。そして遙香をそのままベッドに押し倒すと、服を脱がせていった。上着を脱がせると、昨日みたいなセクシーなブラが姿を現わす。真っ黒でレースの刺繍がされたそれは、まだ未成年の遙香には似つかわしくないような気がしたが、それでもやっぱりとてもセクシーでエロかった。
僕は、遙香のブラジャーをはずそうとした。でも、遙香の背中の方に手を差し込み、ホックを外すのに手間取ってしまった。昨日も手間取り、結局遙香が自分で外すことになったが、今日も遙香が自分で外す事になってしまった。
僕は、恥ずかしさで顔が熱を持つのがわかった。
遙香の胸はボリュームダウンしたとはいえ結構な大きさだと思うし、何よりも、スリムで痩せているのに胸がしっかりとあるという、理想的とも言える身体だと思う。
『恥ずかしいよ……。ねぇ、カーテン閉めるね』
遙香は上半身裸のまま窓際に行き、カーテンを閉めていく。すると、まだ昼間なのにほとんど真っ暗になった。
そして、遙香はベッドに戻ると僕に抱きつき、キスをしてきた。積極的に舌を絡めながらキスをして、そのまま僕の股間をズボンの上からまさぐってきた。
『へへ。大きくなってるね♡』
遙香は嬉しそうに言いながら、僕のズボンのファスナーに指をかけた。
「い、いいよ、自分で脱ぐから!」
恥ずかしさでそう言うと、遙香は、
『じゃあ、私も脱ぐね。急がないとね』
と言って脱ぎ始めた。
暗い部屋で、遙香の身体のシルエットが浮かび上がる。本当にセクシーな身体をしていると思った。
そして遙香は、ガーターベルトとストッキングだけの姿になった。本当は、もっと明るいところでガーターベルト姿を見てみたいと思うのだけど、そんなことも言えず、僕は遙香を抱きしめた。
『マサくん、昨日はごめんなさい。ちゃんと用意したから、着けてあげるね』
遙香は恥ずかしそうにそう言うと、僕を寝かせてコンドームを装着してきた。慌てて自分で着けると言ったが、
『やってみたいの。お願い、いいでしょ?』
と言われ、任せることにした。
『大丈夫? 痛くなぁい? 毛とか巻き込んでない?』
遙香はそんなことを聞きながら、僕にコンドームを装着していく。遙香は、慣れていない様子で苦戦しながら装着してくれた。
『意外に難しいんだね』
遙香は、楽しそうに言う。僕は、正直ドキドキしていた。さっきの動画は、もしかして遙香なのか? そんな疑いの気持ちを消せずにいた。ギャルというか、ビッチみたいな格好をしている遙香。昔とはまったく違ってしまっている。でも、話をしてみると、何も変わっていない感じもする。
遙香は、コンドームを着けるのだってもの凄く苦労していた。でも、毛が巻き込まれていないかなんて聞いてくるなんて、妙に慣れている感じもする。
僕は、本当にわからなくなってしまった。すると、
『マサくん、もう来て。我慢出来ないよぉ……』
と、恥ずかしそうな声で言う遙香。暗闇にも目が慣れて、遙香の表情まで何となく分かるようになった。
そして、遙香のガーターベルト姿に、僕は我を忘れた。たぶん、男なら誰でも憧れるのだと思う。僕は夢中で遙香に覆いかぶさった。そして、自分のモノを握って遙香の中に入れようとした。でも、装着したはずのコンドームが、簡単にずれて動いてしまうことに気がついた。
僕は慌てて確認したが、やっぱりユルユルだった。少し力を入れて動かしたら、簡単に外れてしまいそうな感じだ……。
「ゴメン、上手くハマってないみたい」
僕はそう言って、コンドームの装着をやり直そうとした。
『え? ゴメンね、上手く出来なかったかな?』
遙香も、申し訳なさそうに言う。僕は慌ててコンドームを直そうとしたが、どうやってもユルユルだ。
そして僕はふと思い、遙香がゴミ箱に捨てたコンドームのパッケージを見てみた。暗いけど、目が慣れたので近づけると文章が読めた。そこには、LLというサイズ標記がしてあった……。
「これ、サイズが違ったみたいだね」
僕は理由がわかり、何となくホッとしながら遙香に言う。
『えっ!? サイズなんてあるの!? ごめんなさい……』
遙香は本当に驚いたように言う。
「これじゃ、してる時に抜けちゃいそうだね」
僕は、笑いながら言う。
『本当にごめんなさい。知らなかったの……』
真剣に謝る遙香に、気にしないでと言った。LLなんて、外国人向けなのだと思う。遙香がおっちょこちょいなのは、昔から変わってないんだなと思った。
「でも、これじゃ出来ないね。僕こそゴメンね。ちゃんと用意しとけばよかったよ」
僕は、そもそも自分が悪いと気がついた。でも、あの動画やスクラップブックのことで頭がいっぱいで、正直忘れていた。
『……じゃあ、せめてお口で……』
遙香はそう言うと、僕のモノに顔を近づけていく。僕は、気にしなくていいということや、明日またしようということを言ったが、遙香は僕のモノを口にくわえてしまった。
遙香はすぐに舌を絡め、唇でカリ首を引っかけるようにしてフェラチオをしてくれる。僕は、一瞬で火がついてしまい、遙香にされるがままになる。
暗い部屋の中でも、遙香の胸が揺れるのもわかるし、ガーターベルト姿もよく見える。そして遙香は、昨日よりも上手に僕のモノをしてくれる。そこで僕は、やっぱり遙香は下手くそなフリをしたのではないか? やっぱり動画は遙香なのではないか? そんなことを考え始めていた。すると、さっきまでイキそうでカチカチだったのに、また柔らかくなってきてしまった。
それでも必死でフェラチオをしてくれる遙香。昨日よりも奥までくわえ込み、僕のモノを丸呑みしてしまう。そして、吸い込むような感じでバキュームフェラまでしてくれる。
でも、遙香が必死になればなるほど、テクニックを発揮すればするほど、僕の疑いは色濃くなり、ますます柔らかくなっていく……。
すると、遙香の息遣いが変わった。僕のモノをくわえながら、
『んんっ、んふぅ……んっ』
と、セクシーな吐息のようなモノを漏らし始める遙香。僕は不思議に思って遙香をよく見た。
すると遙香は、僕のモノを口でしながら自分の股間をまさぐっていた。クチュクチュという水音まで聞こえてくる。
僕は、初めて見る女性のオナニーに、一気に興奮が突き抜けた。
『ん、ふうぅ、固くなってきた♡ マサくん、もっと気持ち良くなって♡』
遙香はオナニーを続けたまま、僕に声をかけてくる。そして僕はイキそうな状態で、遙香があの動画のように他の男性にフェラチオしている姿を想像してしまった。その途端、信じられないほどの興奮に包まれてしまった僕。もう、少しも我慢出来ない感じになってしまった。僕は遙香に抱きつき、誰にも取られてたまるか! と言う気持ちで遙香のあそこにむしゃぶりついた。
遙香に口でイカされそうになっていたからだと思うが、荒々しく遙香のあそこに顔をつける僕。
『ダ、ダメぇ、ダメだよ、汚れてるから! シャワー浴びてないもん、ダメぇ、うぅあぁっ』
遙香はそう言って抵抗してきたが、僕は興奮で自分を抑えきれず、強引に遙香のあそこに口をつけた。
すると、遙香のあそこはもの凄く濡れていた。自分でオナニーをしていたせいもあるのかもしれないが、グチョグチョと言って良いくらいに濡れていた。僕とのエッチを期待して、こんなに濡らしてしまう遙香を、僕はたまらなく愛おしいと感じていた。
そして、生まれて初めてのクンニをした。勝手がわからないが、とにかく夢中で舐め続けた。陰唇や膣口、そして、たぶんこれがクリトリスだなと思うところを舐め続けた。
『イヤァ、あっ、あぁんっ♡ マサくん、マサくん! 気持ち良いよぉ♡ あっ、あっ! んふぅ♡』
と、遙香はすぐに感じ始めてくれた。生まれて初めて舐める女性のあそこは、経験のない不思議な柔らかさで、舐めているだけで興奮してしまった。
ただ、少し生臭い匂いはした。シャワーを浴びていないので仕方ないのかもしれないが、少し気になってしまった。でも、不思議と嗅ぎ慣れたような臭いで、まるで精液のような臭いだなと思った。
僕は、とにかく興奮していた。舐めただけでこんなにも感じてくれるというのも、僕を興奮させる。それに、ガーターベルトの感触も、僕の興奮を増加させていくようだった。
「ゴメン。やっぱり我慢出来ないよ。今日はまだ平気な日なの?」
僕は、我慢しきれずに遙香に聞いてしまった。本当に遙香を大切に想っているなら、絶対にしてはいけないことだと思う。でも、あの動画のことや、ガーターベルトのこと、そして初めてしたクンニのことなどで、僕は冷静さを失っていたのだと思う。
『うん♡ 嬉しい……。来て……マサくん、愛してる♡』
遙香は、本当に嬉しそうに言ってくれた。僕は遙香に追い被さり、コンドームを着けることなく挿入した。
昨日と同じように、暖かい肉に包み込まれる感触に、僕はうめき声を出してしまった。
『あ、入ってきた……。マサくん、奥まで入れて下さい』
遙香は少し興奮した声で言う。でも、僕のモノはすでに全部入っている。そして気のせいか、昨日よりも締めつけ感が弱い感じがした。単に慣れてしまっただけだと思うが、不思議に思った。
そして僕は腰を振り始める。
『マサくん、気持ち良い? 愛してる、愛してる』
遙香はそんなことを言う。僕は、気持ち良いとか、愛してるという言葉を何度も言いながら腰を動かし続けた。
『嬉しい……。マサくん、寂しかったんだよ。ずっと想ってたんだよ』
遙香は泣きそうな声で言う。僕は謝りながら、やっぱりあの動画は別人だと思い始めていた。こんな健気な遙香が、あんなこと出来るはずがない。そう思っていた。
そして僕は、入れてまだ数分なのにもう限界だった。
「で、出ちゃいそう……」
情けない声で言う僕に、
『え? イ、イッていいよ。マサくん、中に下さい』
と、少し驚いたように遙香が言った。僕は、遙香にキスをした。そして全力でスパートをかけた。すると、僕の動きにあわせて遙香の腰も少し動いている感じで、気持ち良すぎてもうダメだった。
遙香とキスをしたまま、中に出してしまった僕。遙香はギュッと僕に抱きつきながら、舌を絡めてきた。そしてそのまま、しばらく激しいキスを続けた。
『へへ。マサくんの、あったかいね♡』
遙香がうっとりとした顔で言う。僕は、慌ててティッシュを取り、遙香のあそこを拭こうとしたが、遙香は自分で拭くと言って僕からティッシュを受け取った。
するとそのタイミングで、玄関ドアがガチャガチャ開く音がした。慌てて服を着る僕と遙香。
『ただいま〜。ケーキ買ってきたわよ〜』
お母さんの声が響く。すぐに遙香が、
『お帰りなさ〜い。いま行きま〜す』
と返事をした。
『ギリギリセーフだったね』
遙香は笑いながら言う。そして二人でリビングに行くと、お茶とケーキが用意してあった。
『またそんな格好して。売春婦みたいよ』
お母さんが、遙香の格好を見てあきれたように言う。
『いま流行ってんだって! マサくんの前で変なこと言わないでよ!』
遙香が少しムキになって言う。
『マサくんはどう思う? ちょっとエッチすぎるわよね?』
お母さんは、僕に質問する。
「そ、そうですね……でも、可愛くて良いと思いますよ」
『ほらぁ! マサくんが喜んでくれるなら、問題ないでしょ?』
遙香が、どうだという顔で言う。
『あら? そうなの? マサくんはもっと清楚なのが好きだと思ったわ』
お母さんが不思議そうに言う。でも、実際お母さんの言う通りだ。遙香の格好は、街で他の女の子がしているぶんにはとても刺激的で良いのだけど、自分の彼女がしているとなると話が違ってくる。
そんな会話をしながら、楽しい時間を過ごした。でも、直前まで遙香とエッチをしていて、こんな風にお母さんと話をするのは、少し後ろめたい気持ちにもなった。
そしてこの日は一緒に食事も食べさせてもらい、すこしゆっくりした後で僕は遙香の家を出た。遙香が送ると言ったが、帰りは夜道を一人で歩くことになるので、それは止めてもらった。
そして僕は家に帰って、家族と団らんをして風呂に入り、自分の部屋に入ると、やっぱり色々と考えてしまった。遙香の大きな変化と、あのスクラップブックと動画……。やっぱり、遙香なのだろうか? 僕は、自分のノートパソコンでさっきのサイトを見た。そして、あの動画をもう一度見てみた。最後のところで、やっぱり全頭マスクの女性が口元を拭った時、ほくろがなくなっているように見える……。
そして僕は、もう一度会員登録をしてみようとリンクをクリックした。すると、携帯からとは違う画面が表示された。そして決済方法で、クレジットカード以外のモノも選択出来ることに気がついた。僕は、月額1万円という金額に驚きながらも、コンビニ払いを選択した。そして、すぐにコンビニに走った。
決済を終わらせると、僕はすぐに自宅で会員ページにログインした。すると、いくつか動画があった。僕は最新のモノを再生した。再生すると、すぐに今日の格好をした遙香が出てきた……。特徴的なミニスカートとガーターベルト……。カーディガンまで同じだ。そして顔にはマスクも何もない。かろうじて目の周辺だけモザイクがかかっているが、間違いようもなく遙香だった。僕は信じられない気持ちで、動画を見続けた。
「よし、スカートめくってみろ」
男の声が響く。僕は慌ててイヤホンを刺した。画面の中では、遙香がスカートをめくり始める。すぐにスカートの中のガーターベルトが丸見えになる。そしてその中央には、ショーツがなかった。野外でスカートをまくり、アソコを丸見えにしている遙香。
『こんなところじゃ、見られちゃいます……』
か弱い声で言う遙香。僕は、ハッとした。声が遙香そのままだ。さっきのサンプル動画は、もっと甲高い声だった……。そこで僕は気がついた。男の声もさっきと違うことに。サンプル動画の男性の声は、もっと甲高かった。たぶん、ボイスチェンジャーというか、サンプル動画は声をいじっていたのだと思う。
「ここじゃ、知り合いに見られるかもなw」
そう言って、カメラを左右に振る男。すると、遙香が立っている場所がわかった。そこは、遙香の家のすぐ近くの公園だった。見慣れた公園。僕と遙香が初めてキスをした公園でもある……。
『もう、降ろしていいですか?』
遙香は、震える声で言う。でもそれは、うわずって興奮して震えているように聞こえてしまう。
「ダメに決まってるだろw ほら、そこに登って頂上でめくってみろよw」
男はからかうように言う。
『わかりましたぁ……』
遙香は震える声でそう言うと、滑り台を登っていく。そして、その頂上でスカートをめくりあげる遙香。ガーターベルトがなまめかしい。そして、ヘアも丸見えになる。昼間の公園で、滑り台の上で露出行為をする遙香。どうしてこんな事を……。無理矢理させられている?
「スゲぇな。丸見えじゃんw」
男はそう言いながら、カメラをズームしていく。すると、遙香の剥き出しのあそこがアップになっていく。
「なんだそれw 太ももまで垂れてるぞw」
男がからかうように言う。確かに、遙香のアソコからは蜜が溢れていて、太ももを伝ってストッキングの方まで行っていた。
『ごめんなさい……。見られちゃうって思うと……』
遙香は震える声で言う。
「よし、じゃあそこでオナニーしてみろ」
『こ、ここでですか? それだけは……』
「じゃあ、もうやめるか? もう、してやらねーぞ」
『うぅ……。わかりました……』
遙香はそう言うと、左手でスカートをまくり上げたまま右手をあそこに持って行き、恐る恐るという感じでまさぐり始めた。遙香は一旦手を動かし始めると、驚くほど大胆にあそこをまさぐってオナニーをする。
『うぅ、ウッ、あ、あっ。もう、いいですか?』
遙香はそんな風に言いながらも、どんどん速く手を動かしていく。
「ファーストキスの公園で、露出オナニーでイケよw」
男は心底楽しそうに言う。この公園が僕たちのファーストキスの場所だと、知っているようだ……。
『うぅ……。わかりました……』
遙香はそう言うと、さらに手の動きを速くした。
『んっ、んっ! ん、ふぅ……あっ! アァッ♡ ダメぇ、見られちゃうぅ……んんっあっ♡』
遙香は言葉とは裏腹に、もの凄く感じているような声であえいでいる。
「おっ、ガキが来たぞw」
男はそう言って、カメラを動かす。すると、まだ低学年くらいに見える男の子が歩いて近づいてくる。
『イ、イヤぁっ』
遙香は慌ててスカートを下ろして手を止めた。
「なに勝手にやめてんだよ! スカートの中に手突っ込めよ。イクまでやめんなよ!」
男はキツい口調で言う。
『ごめんなさい!』
遙香は謝ると、慌ててスカートの中に手を差し込み、あそこをまさぐり始めた。僕はここまで見て、遙香は脅されて無理矢理しているのでは? と思った。警察に行かなくてはとか、遙香を助けなくてはという考えが頭をよぎるが、
『ダメぇ、見られちゃうぅ、うぅあぁ、ダメぇ、イッちゃいそうです、うぅあっ♡』
と言う遙香の言葉を聞き、またわからなくなってしまう。
「お姉ちゃん、何してるの?」
その男の子が、滑り台の下から遙香に声をかけた。
『な、なんでもないの』
慌てて答える遙香。
「お姉ちゃんお尻見えてるよ。パンツどうしたの?」
無邪気に聞く男の子。
『そ、そうね、忘れちゃったみたい、うぅあぁ』
遙香はそうやって答えながら、身体をガクンガクンと震わせた。
「お姉ちゃん、大丈夫?」
『だ、大丈夫よ、平気だからぁ』
遙香は、とろけきった声で答える。
「よし、降りて来いよ」
男に言われて、素直に滑り台を階段で降りる遙香。
不思議そうに遙香を見る男の子に、男が、
「このお姉ちゃん、お尻に虫が入っちゃったからパンツ脱いで探してるんだよ」
と言う。
「そうなんだ! 大変だね!」
「そう、大変なのw だから、虫探してあげてよ」
「うん! わかった!」
そんな風に話がまとまると、遙香は何も指示されていないのにスカートをまくり上げた。遙香の顔がアップになるが、罪悪感とか不安や怖れでもなく、感じてしまっている牝の顔になっていた。
「どこかなぁ? お尻の方かな?」
男の子はそう言うと、遙香の後ろに回る。
「あれっ? お姉ちゃん! お尻から何か出てるよ!」
ビックリしながら言う男の子。
「ホントか? そこに虫がいるかもな。引っ張って抜いてあげてくれるか?」
芝居がかった言い方をする男。カメラも遙香の後ろに回り込む。すると、遙香のお尻からヒモのようなモノが垂れ下がっていた。
「うん!」
男の子は無邪気に返事をすると、そのヒモを無造作に引っ張り始めた。
『んんっ、ふぅ♡』
すると、遙香は明らかに感じているような声を出す。僕は、頭が痺れたような感じになってしまった。動画を止めることも、遙香に電話をすることも、何も思いつかない状態だった。
「あれ? なんか引っかかってるよ!」
無邪気な声で言う男の子。まだ、性の芽生えは気配もないのだと思う。
「本当か? じゃあ、思いっきり引っ張ってみてごらん」
男は、意外に優しい口調で言う。子供に対する態度は、その人間の内側を表わすという。意外にいい人間なのかな? と思うが、考えてみればいい人間は、そもそもこんな事をしないと思う。
「わかった!」
男の子はそう言うと、またヒモを引っ張り始めた。
『うぅっ、やぁ……だ、めぇ、んひぃっ!』
遙香がうめくと同時に、遙香のお尻から塊みたいなモノが飛びだした。そしてそれは、驚く男の子の手に握られたヒモにぶら下がり、ブランブランと揺れている。揺れているそれは、ティアドロップ型のプラグのようなモノだった。結構な大きさのモノで、お尻から出てきたなんて信じられないほどだ。
『んおぉおっっ!! んひぃっ!!』
引き抜かれた瞬間、遙香は叫ぶ。そして、ビチャビチャッとお漏らしのような感じで、透明の液体をまき散らした。
「うわっ! お姉ちゃん漏らししちゃったの!?」
男の子が心配そうに声をかける。
すると、男が男の子からヒモを受け取りながら、
「ありがとうな。おかげで虫も飛んでったよ。でも、お姉ちゃんお漏らししちゃって恥ずかしいから、誰にも言っちゃダメだぞ」
と言った。
「わかった! あっ、ママ来た! またね! バイバイ、お姉ちゃん!」男の子は無邪気に言うと、駈け出していった。
「なに潮吹きながらイッてんだよw」
『ゴ、ゴメンなさいぃ。でも、あんな風に見られちゃったから、興奮しちゃいました♡』
遙香は、信じられないことに楽しそうな感じで言う。
「よし、車行くぞ」
そう言って、一旦動画がブラックアウトする。そしてまた画が映ると、車の中だった。広い車内で、たぶんワンボックスとかだと思う。窓はフィルムが貼られているようで、外があまり見えない感じだ。
そして遙香が、フェラチオしている姿が映った。顔がアップになっていて、太いモノを頬張っている状態だ。口を目一杯開けているような感じで、見るからにキツキツという感じがする。
目の周りだけモザイクがかかっているが、かなり雑な感じで、時折ズレている……。すると、ハッキリと遙香の顔が見えてしまう。万が一にも、遙香じゃないかもしれないと思っていたのに、それも打ち砕かれてしまった。
「痛てて。歯が当たってるぞ」
『ごめんなさい。だって、ご主人様の太すぎるから♡』
「彼氏にも同じ事言ったんだろw」
『はい。でも、ご主人様とは違ってウソですけどw』
「バレないようにか? でも、もうわかっただろ?」
『それは……。でも、昨日は途中で柔らかくなっちゃったから……。今日はちゃんとしますから、それで決めます』
「決めるって、全然気持ち良くなかったんだろ? 小さすぎて入れたかどうかわかんなかったんだろ?」
『でも、愛があれば……』
「あれば何? じゃあ、入れるのやめるか?」
『ダメです。もう入れてもいいですか? もう我慢出来ません……』
「じゃあ、いつものおねだりしてみろよw」
『ご主人様の太くて逞しいおチンポ、牝豚の堕胎マンコに突っ込んで下さい♡』
「だから、ちゃんと言えって」
『忘れてたw 彼よりも3倍太いおチンポ入れて下さい♡』
「ハイよw お、言ってるそばから来たぞw」
男は楽しそうに言うと、カメラを外に向けた。すると、遙香の家が映り、そこに入っていく僕が映った……。やっぱり今日の動画だったんだ……。僕は、死にそうな気持ちだった。
『え? まだ時間じゃないのに……』
「いいのか、行ってやれよw」
『まだダメです。ご主人様の、入れてもらってないですから♡』
「ヒデぇな。ずっと会いたかったんだろ?」
『そうですけど……。でも、なんか昨日のことでちょっと目が覚めたというか……』
「昨日のことって、急性インポのことかw」
『ご主人様のは、途中で柔らかくなんてなりませんから♡』
「まぁな。ほら、今日も俺の精子あそこに入れたまま彼氏に抱かれてこいよw」
『わかりました♡ じゃあ、入れちゃいます♡』
遙香はそう言うと、男にまたがってその大きなモノを入れてしまった。僕は、動画を止めて深呼吸をした。どうしていいのかわからない……。あの遙香がどうして? 僕はどうしたらいい?
でも、何よりもわからないのは、僕がおかしなくらい興奮して勃起していることだった……。
幼馴染みが、遠距離恋愛になると大嫌いと言っていた先輩の肉便器になったー完ー
僕は、あの動画の女性が遙香だと確定したことで、死にそうな気持ちになった。でも、自分でもまったく理解出来ないのだけど、その動画を見て異常なほどに興奮してしまっていた。
僕と会う約束をしておきながら、直前まで自宅のすぐ前に停めた車の中で他の男とセックスをしていた遙香……。僕は、自分の知っている遙香と、動画の中の遙香が全くの別人に思えた。
すぐに遙香に電話をかけようかと迷ったが、夜は遙香は携帯の電源を切っている。いっそ、家まで訪ねていこうかと思ったが、もう時間も遅い……。
僕はどうしていいのかわからないまま、動画の続きを再生した。
『んふぅ、大っきい♡ やっぱりご主人様のおチンポ、遙香にピッタリです』
「バカ、名前言うなって。修正めんどくせーよw」
『ごめんなさい。じゃあ、動きますね』
遙香は、たいして気にもしていないようだ。男は、面倒臭くて音声の修正をしなかったのだと思うが、こんなリスキーなことをして、バレないとでも思っているのだろうか? それとも、バレても構わないと思っているのだろうか?
『んっ! んふぅ、あっ! んっあっ! 当ってますぅっ! ご主人様のおチンポ、赤ちゃんの部屋に当ってますぅっ! 気持ち良いぃっ! 全然違うよぉ♡』
動画の中の遙香は、しゃがむような姿勢を取ったまま、一心不乱に腰を振り続ける。
「おいおいw 車揺れてるの丸わかりだぞw」
男はあきれたように言う。僕が遙香の部屋で彼女の帰りを待っている時、すぐ近くでこんな事をしていたなんて、夢にも思っていなかった。でも、僕は今この動画を見て、間違いなく興奮していた。僕の知らない遙香の一面を見て、嫉妬や怒りも感じているし、裏切られたショックも大きい。でも、それ以上に興奮してしまっている僕……。あまりに酷い現実に、頭が麻痺してAVでも見ているような感覚になってしまったのかもしれない。
浮気されたり、ウソをつかれたり、恋人に裏切られるなんていうことはよくあることだと思う。でも、こんな形で裏切られるなんて、まずないと思う。
『バレてもいいです。もう、このおチンポがあればどうなってもいいもん♡』
遙香はとろけきった顔で言うと、凄いペースで腰を振り続ける。
「彼氏にバレてもいいのかよw」
『ダメです。それはダメだよぉ』
少し苦しげな顔で言う遙香。
「ラブラブだねぇw」
『だってぇ、彼氏に内緒でこんなことされてるって思うから、もっと気持ち良くなれるんだもん。バレちゃったら、ドキドキがなくなるもんw』遙香は腰を振りながら、そんな言葉を吐いた。僕は、その言葉で足元がグラグラと揺れるような感覚になった。倒れてしまいそうなほどのショックを受けながら、それ以上に興奮してしまった僕は、ズボンを降ろしてオナニーを始めてしまった……。自分でも、抑えることが出来ないほどの衝動だった。
「もしバレたら、どうするつもり?」
『えぇ〜? そうですね。ご主人様にお嫁さんにしてもらいます♡』
「バカかw お前みたいな堕胎済みの牝豚、誰がもらうかよw」
『ひっど〜い! ご主人様がさせたことでしょ!』
「うっせw まぁ、せいぜいバレないようにな。今度妊娠したら、彼氏と結婚しちまえよ。旦那に内緒で調教される方が、もっと気持ち良いぜw」
『あぁ、それ凄いぃ……。想像しただけで、うぅっ! へへw イッちゃいましたぁ♡』
体をブルッと震わせた後、信じられないくらいにトロンとした顔でカメラを見つめる遙香。もう、快感の虜という感じだ。それでも腰を止めない遙香。セックス廃人のように見えてしまう。
「じゃあ、早速出してやるよ。オラ! 孕め!」
男はそう言うと、自分でも動いて下から遙香を突き上げる。イクためのスパートという感じの、とても激しい動きだ。
『うぅアァッ! ご主人様っ! それ凄いですぅっ! おチンポ気持ち良いぃっ! 固くて太いよぉっ! マサくんのと全然違うぅっ! イクっ! またイクっ!! マサくん部屋で待たせてるのに、またイッちゃうのぉっ!』
遙香は、信じられないくらいに大きな声を出している。あの時、もしも僕が部屋の窓を開けて外を見たら、遙香のこの声が聞こえたのかも知れない……。
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