進学のため、過疎化の進む故郷の村を出ることになった主人公「一馬」。
しかし、彼が生まれ育った村には、村民の血を絶やさぬため脈々と受け継がれてきたしきたり、「裏祝言」があった。
実の母親を犯し、妊娠させる。その儀式を続けることで、この村は生き永らえてきたのだった。
母の「百合」は女ざかりの三十九歳。一馬を産んで尚、凛としたその美しさは衰えることを知らない。
彼はこの母と、今夜からセックスをするのだ。
「今夜、お母ちゃんは離れにいます。…準備ができたら、抱きにおいで。」
これから母を●す…その歪んだ状況に歓喜する自分を自覚する一馬。
それは彼が、母「百合」を異性として、「愛して」しまっているからか?
離れの襖を開く。そこでは「百合」が、すべてを受け入れるように横たわっていた…。