私は寝苦しい夏の夜など、よくノーブラでTシャツ、それに短パンの姿で寝入ることがあります。
汗っかきな私にはその服装でも寝汗でびしょ濡れになることもあります。
その夜も寝苦しくて、掛け布団も掛けず、ラフな姿で寝入っていました。
しかし、真夜中に急に重く暑苦しい感じが私を襲い、目を覚ましました。
しばらく頭がはっきりしないで自分の置かれた状況を自覚できませんでしたが、やがて弟の篤が私の体にのしかかっている事に気がつきました。
慌てて離れようとしましたが、弟は私より三つ下と言ってもすでに14歳。
顔立ちは子供でも体格は大人になるものです。
女性でも小柄で細身の私では引き離すことは出来ませんでした。
でも、不思議と恐怖を感じませんでした。
小さい頃から可愛がっていた弟だけに、悲鳴を上げて助けを求めれば大事になると思うと、黙って弟の行為を続けさせるしかありませんでした。
やがて篤がTシャツを捲くし上げました。
ノーブラだからTシャツの下から汗で濡れた乳房が外気に晒されます。
篤はそれを見ると貪りつくように顔を埋めました。
その時はさすがに息も詰まるくらい驚きましたが、それでも黙っていました。
その時の私は、男に襲われてるという感覚ではなく、駄々っ子のわがままに仕方無く付き合っている、そんな感じだったと思います。
当時、まだ男性との経験はなかったけど、クリトリスを擦るのが中心でしたが、指を少し性器に入れるくらいの事はやっていました。
そのせいか性的な刺激には慣れているようで、弟が愛撫を続けると思わず腰が動いてしまいました。
それに気がついた弟は執拗に私を責め立てます。
私は思わず声を漏らしそうになるくらいに感じてきました。
やがて弟が腰をズボンを下ろして自分の性器を出しました。
我慢出来なかったのでしょう。
そのまま自分の股間に右手を持っていき、何度となく動かしています。
ベッドはその行為でギシギシと揺れてきました。
(自分の股間に顔を埋めながら弟がオナニーしている)
この想像もしたことがない光景に、何だか現実感が浮かばないで呆然としていました。
やがて弟は腰をさらに高くあげました。
そうなると自然とさらに私の股間に強く顔を押しつける姿勢になります。
この時、弟は射精したのでしょう。
私の股間に弟の体の痙攣が伝わってきました。
そのまま私たちはぐったりしていましたが、やがて篤は私に抱きついてくるとキスを始めました。
そういえばこれがファーストキスだなって私はぼんやりと思いましたが、私の手は自然と篤を抱き寄せていました。
やがて弟は私の足を開き、自分のペニスを手にとって私に押しつけてきました。
マズいかなって思いましたけど、私の体は私の考えと全く逆の方に動いてしまいました。
足を曲げてさらに開き、股間も少し上げて入れやすくしたのです。
すると篤の体は私の中に一気に入ってきました。
その時の私の股間は物凄く濡れていたらしく、すんなりと弟の体を受け入れました。
すぐに根本まで入り、私の体と弟の体は簡単に重なりました。
初めて男性を受け入れた私の体は少し鈍い痛みを伝えてきましたが、思ったほどひどくはありませんでした。
弟が体を動かし始めた時も、股間に違和感はあったけどそんなに痛みはなかった。
弟の動きはほんの2、3分で呆気なく終わりました。
篤は私の中で射精したのです。
その夜はそれで終わりました。
親に見つかってはいけないと、弟を急かして彼の部屋に追い返しましたが、見てみるとベッドのシーツには、私たちの体液と私の血が、私たちの腰があった辺りにびっしりと付いていました。
私はこっそりそのシーツを風呂場で洗ってから洗濯機に突っ込んでおきました。
冷静になってみるとずいぶんと異常な初体験をしたものだと思いましたが、弟に対する怒りははやはり浮かびませんでした。
それから私は弟に求められるまま毎日のように関係を続け、もうすぐそれも一年になろうとしています。
親に見つからないように真夜中にこっそり、30分か1時間くらい。
危うく見つかりそうになった時もありましたが、続いています。
私の体も弟の愛撫を受けるうちに違和感や痛みは消え、深いエクスタシーを覚えるようになりました。
何日も弟と関係を持たない時には、弟に抱かれた時のことを思い浮かべてオナニーしてしまうくらいです。
でも、この異常な関係をいつまでも続けるわけにはいきません。
高校を卒業したら、私は大学に通うために生まれ育った町を出る予定です。
その時には弟も高校に上がり、新しい恋人でも見つけるでしょう。
そんな日が来ることを願いつつも、今の関係を一日でも長く続けたいと思う自分がいます。