姉とは、俺が中学1年のときまで風呂に入っていた。
姉は二つ年上。
俺は子供だったせいか、全然、変な気持ちはしなかった。
大抵は、姉の方から「風呂に入ろう。」と言ってきた。
姉は、自分の目の前でどんどん服を抜いでいくけど、その当時は全然なんとも思わなかった。
胸を見ても、尻を見ても、なんとも思わなかった。
その当時は・・。
それから、中学1年の春休みなって、俺は毛が生え始めた頃から姉とは風呂に入らなくなった。
正確には、生える前かな。
「姉が入ろうよ。」と言うが、なんだかんだ理由をつけて断った。
姉もその様子に気づいたのか、誘わなくなった。
こちらも、大人になってきたし、姉とも風呂に入りづらくなってきたのもあるし、しつこくされるのは嫌だった。
まあ。そんなこんなで一年が過ぎて、全く風呂にも入らなくなって、俺が中3のときかな。
けっこう、髪型も気にしだして、おしゃれも始めたのもその頃。
姉も、その髪型いいねと言ってきたりして、会話も普通だった。
テレビでエッチな場面、映画とかで少しでも裸のシーンが出ると、気まずくなったりとかして、チャンネルは変えないまでもシーンとしたりした。
まあ。そんなわけで、健康的?な平凡な姉と弟だったんだけど。
姉を見ても、意識はせずに普通だった。
姉の方は、自分のことを弟と思っていたし、それ以上のことはなかったんだよなあ。
ただ、姉的には俺を意識するようになったのか分からないけど、もう風呂には入ろうとは言ってこなかったんだけど・・。
まあ、そんなこんな中、恥ずかしいんだけど俺があそこがかゆくなった。
当時はかなり焦った。
それで、かゆいかゆいと親父に話していたんだよ。
すると、親父がふざけて、「こいつ、ちんちん、かゆいんだってよ。」って姉に言ったんだよ。
すると、姉はその場を立ち去っていった。
俺は親父にむかついて、「ふざけんな!」と言ったけど親父は笑っていた。
すごく、むかついた。でも、痒かった。
いんきんまではいってなくて、湿疹だったようなのだが。まじで、かゆかったのね。
んで、姉とは会話なくて気まずくて。
なんか、もしかしたら不潔な奴と思われそうでちょっと、落ち込んでいたんだけど。
その前に親父に腹が立ってきて、親父に「無神経なんだよ。」と言ったら、皮膚科に行けってことで皮膚科に行ったんだよ。
そこの皮膚科のじじいに、パンツを下ろされて、
「ああ、湿疹。湿疹。学生服の下に、短パン履いているから、むれるんだよ。」
と言われた。
ああそうか。いんきんじゃなくてよかったよって、感じで薬をもらってきた。
そんで塗ったら、まじでしみる。
それで、今度は痛そうな顔をしていたんだよ。
そうしたら姉が来て、ふざけて言うんだよ。
「ちょっと!それ、うつさないでよね。」って。
だから、「湿疹だから、うつんねーよ。」と言って、まあ、その場は何とか普通にというか、気まずい空気が一応、なくなったんでよかったよ。
そうしたら、姉が「湿疹って、どんな感じなの?見せて。」って言うんだよ。
で、「俺は、見せられるわけないだろ」って言うと、姉が「見せて。見せて。」って言うのね。
たぶん、ふざけているのと本当に見たいのがあって、それが混ざった感じになっているだと思うけど・・それで、そう言われても困った。
もう子供じゃないし、昔の毛の生えてない頃だったらいいけど今は状況違うし、非常に抵抗あったからだ。
で、姉が「見せて。」って何回も言うので、それをちょうど母親が聞いて、そこに母親がやって来て、姉を叱った。
「そんなところ、見せられるわけないでしょ。」って。
すると、姉は、なあんだ。という残念そうな顔をしている。
で、母親が立ち去った後、「見たいなあ」と言うんですよ。
だから、「じゃあ、いいよ。分かったよ。」て言ったんだ。
それで、姉が見たいというから、分かったよということでズボンを下ろしたんだけど、やはり見せるのは恥ずかしかった。
その状態で、やっぱり、よそうかと言うと、姉は見たいと言うので、そのままパンツを下ろした。
すると、姉は、「あっ、毛が生えてる。」って言ってきた。
「当たり前だろ。」って言うと、「いつの間に毛が生えて。」とさらに言う。
それで、あそこをじっと見ている。
自分の弟に毛が生えるということが姉にとって驚きだったようで。
姉は「毛が生えてる。」と何度も繰りかえして言っていたよ。
で、どこが湿疹と聞くので、玉の皮をめくって、後ろの方を見せた。
すると、玉の袋って、縫い目があるけどその縫い目が気になったらしく「へえ、そうなってるんだ。」って姉は言う。
「はい、もう。おしまい。もう、湿疹治ってるから。」と言うと、姉は俺のを見ていて、「ちょっと触っていい?」と言ってきた。
「えっ?」て言うと、ちょっとだけと言うから袋の方を軽く触らせた。
すると、呼吸するように波打ってひくひくしているのを見て「面白いっ」て言っていた。
俺も触られて、ちょっと変な気持ちになってきたので姉に言った。
「棒の方も触る?」すると、姉は「いいの?」って言ってそのまま触ってきた。
「なんか、くにゅくにゅするね。」って言ってきたけど、しばらく姉は触っていた。
「毛も触っていい?」と聞いてきてて、「いいよ。」と言うと、毛も指と手のひらでいじっている。
そのときのテンションは、ちょっとお互いドキドキしていた。
そうすると、やっぱり大きくなってきてしまって焦ったんだけど。
すると、姉は「え、ちょっと、何大きくしてんの?」と言ったので「ああ、ちょっと、触られると・・」と言うと、姉はそのまま驚いた表情でじっと見ている。
そして、「ねえ。もう一度、触ってといい?」って聞いてきたので、「いい。」と言うと、つかんできた。
ちょっと、脈打つ感じでびくっとなった。
下の階には母がいるので、お互いもうこれ以上はまずいかなと思っていて、そこで終わりになった。
何か妙な雰囲気だった。
それで、そのまま姉が立ち去ってその日も普通に過ごしたんだけど、やっぱどことなく不自然だった。
俺も、姉に見られたし、触られたという思いがあったし。
でも、姉からすれば、弟に毛が生えていて、それを見てちょっと驚いたという感じだったのだろう。
まあ、それからは、別に何もないです。
一緒にテレビを見ているし、普通の姉と弟です。