3月頃、塾の卒業旅行でディズニーランドに行くことになった。
その頃、私は彼氏に振られて間もなかったからあまり行きたくなかったんだけど、友達が一人になってしまうし、気晴らしになればいいと思って行った。
ディズニーランドもそこそこ楽しめたけど、カップルがやっぱり多い・・・orz
みんなの前では笑ってたけど、一人になると色々思い出して泣きそうになった。
夜、みんなで泊まるホテルで、元気がない私に気付いて若い先生が話し掛けてきた。
その先生とはずっと仲が良くて、相談にも乗ってもらってた。
そのときも彼の愚痴とか聞いて欲しかったけど、周りに人がいたから「うーん」とか「あー」とか唸るだけだった。
先生は気持ちを察してか、「2人になれるとこ行く?」と言ってくれた。
お兄ちゃんみたいな感じでその先生に懐いてた私は、人気者の先生を独り占めした気分になって少し嬉しかった。
すごく良い雰囲気を持っていた人だったから、本音や弱音が自然に出てしまった。
先生は色々言ってくれたけど忘れた。
彼がすごく子供っぽい人で疲れたから、(先生みたいな人が彼氏だったらなぁ)とふと思ったのを覚えてる。
そのとき椅子に横に並んで座っていたから少し肩を貸してもらった。
先生も私に寄り添う感じになって、そのとき(あ、やばい)と思った。
少し先生を異性として意識しはじめてる自分がいる。
ドキドキしてきた。
「先生、もう戻らないと怒られるんじゃないの?」
「そうだな、もう部屋に帰ろっか」
先生とエレベーターの前の少し狭いところまで来た。
前からふざけて抱きついたり、ぴったり密着してみても何も思わなかったのに、なんでか心臓の音がおっきかった。
「あーあ、もっと長く付き合ってたかったなぁ、彼と」
気を紛らわすために言った台詞なのに、また彼のことを思い出してなんだか泣きそうになった。
「大丈夫か?」
「う、ん。大丈夫・・・かな」
その瞬間、先生に抱き締められた。
正直、先生に心臓の音が伝わってたと思う。
自分でもわかった。
それとも先生の音?
「少しは落ち着く?」
「・・・うん」
落ち着けるはずがなかった。
声も裏返ったし。
先生の声がすごく近くに聞こえて、どうにかなりそうだった。
(やばいやばいやばい。先生だめだよ)
頭で思ってても体は一切抵抗しなかった。
一度体が離れて顔が少し近づいた気がしたけど、人の話し声が遠くから聞こえてきたから、自然に体が離れた。
「久しぶりにドキドキした」
先生は笑いながらそう言ったけど、「・・・ん」としか言えなかった。
友達と2人部屋の部屋に戻って、お風呂に入った。
先生は慰めるためにしたんだろうな。
抱き締められた感触を思い出した。
こんな子供、相手にするわけないじゃん。
なに考えてるんだろう。
絶対寂しいから流されてるだけだ、私。
のぼせそうだったので早めにお風呂をあがった。
先にお風呂に入っていた友達はテレビを観ながらうとうとしていた。
「ちょっと!今日は寝ないって言ったのあんたでしょ!」
「ちょ、ちょっと目を瞑ってるだけだよ、ね、ほら」
何が、ね、ほらだ・・・。
私が呆れていると部屋の電話が鳴った。
「はーーい」
「あ、西野?」
先生だ。
「はい、そうです」
「明日の連絡の電話なんだけど」
「はい」
馬鹿みたい、そりゃそうだよ。
連絡のための電話だよ。
なんかちょっと期待しちゃったじゃん。
先生の説明を簡単にメモしながら、気持ちが萎んでいった。
「もう連絡終わり?」
「・・・終わりだけど・・・。ごめんな、さっき、嫌じゃなかった?」
「い・・・」
不意打ちだ。
焦って噛んでしまった。
「ん?w」
「嬉しかった、けど。でもー、あんなことしたらだめだよ」
「うん、ごめん、わかってるんだけどな」
友達は寝息を立てて寝てる。
横目で(起きるな!)と念を送った。
「だけど、なに?」
「同じ部屋のやつは?」
(あ、はぐらかされた)
「もう寝てるよー」
「寂しいなぁ」
「寂しいよ!」
「俺も部屋に一人で寂しい」
「ふーん。じゃあおやすみ」
「素っ気ないなぁ。おやすみ。寝坊すんなよ」
電話を切ってから、(先生って何号室だっけ?)と、みんなの部屋割りの紙を探し始めた。
なんでこんなことしてるんだろう?
行っても絶対帰れって言われるのに。
でも、抱き締められたときの感覚を、もう一度味わいたい。
迷惑がられるかもしれない。
でも先生に会いたい。
(2031か・・・)
時間は12時だった。
まだみんなきっと起きてる。
見つからないようにしなきゃ。
ドアに耳を当てて、廊下に誰もいないことを確認してから部屋を出た。
長い廊下を走って、遅いエレベーターにイライラして、先生の部屋に着いた頃には息切れしてる状態だった。
コンコンドアをノックすると、ドアが勢いよく開いた。
「早っ!先生、誰か待ってたの?」
「いや、あ、ていうか、どうした?」
「ごめん、わかんない」
「・・・」
「誰か来るなら帰るね」
「いいよ。見つかったらまずいからとりあえず中に入って」
先生は前から時々、(愛しい~)って感じの優しい表情をするときがあった。
このときもその表情をしたから少し安心して、同時に抱きつきたくなった。
部屋に入っていく先生の後ろ姿にぎゅっと抱きついた。
というか、少し追突したかもしれない。
「に、し・・・の」
「先生、もっかいぎゅってして」
先生が振り向いた。
「ごめん、帰って」
「・・・どうして?」
「だめだから。ほんと。だめ。ごめん」
早くこの部屋出よう。
先生を困らせちゃだめだ。
「やだ」
頭ではわかってるのに、どうしても出来なかった。
「一回だけでいいからお願い。ぎゅってしてくれたらすぐ帰るから。ね」
先生が私の腕を強く引いて、抱き締められた。
さっきの優しい抱き締め方じゃなかった。
強くて痛い。
「せん、せ・・・」
首筋にキスを落とされる。
何度も何度も。
「・・・っ先生・・・」
強引に押され、ベッドに寝かされた。
唇が触れ合う。
彼氏としてた可愛いキスとは全然違った。
口の中に舌が入ってきて、絡められる。
生温かい感触。
脳が痺れる感じ。
「せんせ、んん・・・やだぁ」
「だから『だめだ』って言ったんだ・・・」
深いキスを繰り返し、意識が朦朧とする中、服に手が滑り込んできた。
胸に手が届く前に先生の手が止まる。
「やっぱだめだめ。やーめた。すぐ帰るんだろ?帰れ帰れ」
服から手を抜かれる前に、その手を掴んで胸に当てた。
「先生、おっきくなってるね」
下半身に目をやりながら言った。
こんな恥ずかしい台詞、よく言えたもんだと思う。
エッチを何回も済ましてる恋人同士なら普通なのかもしれないけど、まだ男性の性器も見たことのない15歳。
少し必死になっていた部分があった。
・・・触って欲しくて。
「もっと触って欲しい。だめ?」
先生は黙って両手で胸を揉み始めた。
乳首を指で弾かれて、自分でも驚く程やらしい声が出た。
「あ、あん・・・っ」
先生は体をずらして乳首を吸い始めた。
舐め回したり、顔を埋めたりしてるうちに、先生の体が熱くなっていることに気付いた。
興奮の対象になっていることが恥ずかしくて、それ以上に嬉しかった。
「んんっ、・・・先生・・・気持ちいいよぉ・・・」
「西野、可愛い・・・」
頬にちゅっとキスされて、ふふ、と笑ってしまった。
ズボンに手が入り込んでくる。
少し体が強張ったけど、先生が頭を撫でてくれたから落ち着いた。
「ぁっ、あ・・・」
「いっぱい濡れてるね」
「・・・ごめんなさい・・・」
どう反応すればいいのかわからなくて謝ってしまったけど、先生は嬉しそうにまた「可愛い」と言ってくれた。
ヌルヌルと指でクリを優しく刺激され、体がビクビク反応し始めた。
「・・・んぅ・・・う・・・」
どんどん濡れていくのが自分でわかった。
「ここ、気持ちいい?」
「うん、気持ちいい・・・っ」
もう少しで、という所で先生は手を止め、私のズボンと下着を全部脱がした。
「や、やだ見ないで・・・」
「なんで?可愛いよ?見せてよ」
隠していた手を退けられ、先生はまじまじとそれを見た。
「溢れてきてるよ。見られて興奮してるの?」
「もう先生やだぁ~」
「ごめん、でも、西野が可愛いから」
先生はそこに顔を近づけ、お尻の穴の辺りからクリの部分まで舐め上げた。
「あぁっん!だめだよ先生、そんなとこ汚いから」
先生は黙って舐めていた。
クリを吸い上げられたり、溢れてきたものを舐め取ったり。
「うぅ・・・ぁ・・・あっ」
「痛かったら言えよ」
そう言うと先生は指を中にゆっくり入れてきた。
圧迫感と快感でいっぱいになる。
指が二本に増えたときに痛みが走ったけど、すぐ気持ちよくなった。
先生は指を抜いて服を脱いだ。
初めて見た男の人の性器に驚いてしまい、これが本当に入るのか心配になった。
「あんま見るなって・・・」
「先生だって私の見たじゃん」
「俺はいいんだよ」
「なにそれ!」
私がつい大きな声をあげると、先生は「しーっ」と言いながらキスしてきた。
体を重ね合わせ、耳元で囁くように、「入れるよ・・・」と言った。
「あっ、いたいぃ!待って待って待って!」
体を起こして一度抜いてもらった。
抜いてもらったというか、全然入ってないんだけど。
ほんとに痛すぎる。
「・・・やめとく?」
痛すぎるけど、でも・・・。
もう一度寝転び、首を横に振った。
「ゆっくり入れるから。無理すんなよ?」
「うん」
次は出来るだけ力を抜いた。
時間をかけて、少しずつ入ってくる。
「ぁっ・・・あ、ぁ・・・せんせぇ・・・」
「全部入ったよ・・・」
先生はゆっくり動き始めた。
ズッ、ズプッという音と共に、おへその下辺りにすごい快感がやってきた。
「あぁっ、あっ!」
「ここ?」
確かめるように、感じる場所を何度も突かれた。
「ぅ、ぅんっ・・・」
「あ、やべ・・・っ」
だんだんと動きが速くなっていく。
「んぁ、あっ・・・は」
「イク・・・イクよ・・・!う、あ・・・!」
中で先生のがピクピク動いてるのを感じて、満たされた気分になった。
しばらくじっとしていた先生が思い出したように動いて私の中から抜いた。
「・・・ごめん、痛かったろ?」
「ううん。大丈夫。気持ちよかった」
先生は優しい表情で優しいキスをしてくれた。
その後、三時ぐらいまでシャワー浴びたりイチャイチャしたりして過ごした。